奧の細道二人旅・最上川船下り
最上川船下り1 | |||
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朝・・・快晴です。 ホテルの窓から月山がかすんで見えます。 |
本合海 6月3日、好天に恵まれて新庄を立った芭蕉は、本合海から最上川下りの船客となります。 この乗船の地には「史蹟芭蕉乗船之地」の標柱が立ち、芭蕉と曽良の像、そして句碑があります。 芭蕉と曽良は最上川の上流のしかも山の上を向いています。これから下ろうとしているのに・・。実は源義経が最上川を遡り、ここで上陸して陸路平泉に向かったのです。もしかすると義経の後ろ姿を見ているのか・・・。 |
「史蹟芭蕉乗船之地」 | 芭蕉と曽良 | 五月雨をあつめて早し最上川 |
左上の木下に芭蕉と曽良の像 その下に本合海の渡しの碑 右下が渡しの船着き場です |
本合海の渡しの碑 |
船着き場あたりから見た矢向山 | |
矢向山 本合海船着き場のすぐ下流、最上川が大きく左に流れを変えるところに矢向山があります。この上には「矢向楯」といわれる砦がありました。規模は小さいが難攻不落の城といわれます。 その中腹に矢向神社が奉られています。「義経記」には「(義経一行は)矢向大明神を伏拝み奉り、会津の津に着き給う。」とありますが、会津は「あひ川の津」であり本合海のことです。 |
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正面白い絶壁の上が矢向楯 | 矢向神社の鳥居 |
中央の木の陰に社が見えます。 |
句碑 郭公のの声降りやまぬ地蔵渦 兜太 ひぐらしの網かぶりたり矢向楯 |
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