奥の細道二人旅・憧れの松島
登 米(とよま)  宮城県登米郡登米町
 今回の旅も最終日。登米に向かいます。「おくのほそ道」には「細き長沼に添うて、戸伊摩といふ所に一宿して平泉に至る。」の一言しかありませんが、ガイドブックによれば町並みが美しいということ。これは是非行かなければということで立ち寄ってみました。
 駐車場に車を留めて一歩歩いてみると確かにいい。何とも落ち着いた町で、町全体が自然と文化を大切にしていることが伝わってきます。ここは是非皆さんにご紹介したい。
みやぎの明治村「登米町」
 この町は『登米』と書いて『とよま』と読みます。約800年前、葛西氏が寺池に築城して約400年の歴史を経、その後伊達一門2万1千石の城下町として明治維新まで300年に亘り隆盛を極め、その後は北上川を利用した舟運で栄えた町でもあります。現在も当時の面影を町内にとどめ、歴史の重さを感じさせる町です。先人が残してくれた多くの文化遺産と恵まれた自然を大切に、また教育を町是とし地場産業振興と、みやぎの明治村としての観光にも力を入れており町民一体となって町づくりを進めております。みなさんのおいでをお待ちしております。
観光サービス
◎レンタルサイクルサービス
 ・ご利用台数 10台
 ・ご利用料金 1台1回につき200円
 ・ご利用場所 宮城交通鞄o来案内所
             TEL0220(52)2043
◎ママさんガイドサービス
 町内のママさんが観光ガイドサービスをしております。
ご利用の際は予約が必要です。
 (土・日・祭日の受付は鰍ニよま振興公社)
 ・ご利用料金 ガイド1名につき2,00円
 ・ご案内時間 概ね2時間
 ・ご 予 約 先 登米町観光物産協会(登米町商工会内)
   TEL0220(52)4649 FAX0220(53)1131
◎ハローダイヤルTEL022(265)8600

                     歴史資料館パンフレットから
教育資料館 旧登米高等尋常小学校校舎
 駐車場はこの建物の横でした。明治21年に建てられた、当時の洋風学校建築を代表する建物で、国の重要文化財に指定されています。建築当時の状態に忠実に復原されており、明治以後の教育史、各時代の教科書、再現教室などを展示しています。
 折角のこのロケーション。着物にはぴったり。ここはひとつセピアな写真で決めてみましょう。
水沢県庁記念館 旧水沢県庁庁舎 警察資料館 旧登米警察署庁舎
 明治2年に水沢県庁として建てられ、その後小学校や裁判所等に使用されました。  明治22年に建てられ、昭和43年まで登米警察署として使われました。
懐古館(寺池館跡) 登米町伝統芸能伝承館・森舞台
 昭和36年に旧寺池城跡に建てられました。伊達家ゆかりの品々が展示されています。  伝統芸能伝承館「森舞台」は地域文化の活動拠点として建設され、本格的な能舞台等があります。

歴史資料館パンフレットから

春蘭亭・武家屋敷
 春蘭亭は武家屋敷をお休み処として一般開放しています。
お抹茶などもあるのですが、この日はあまりに暑く、冷たいジュースをいただきました。、
北上川河畔・芭蕉一宿の碑
登米神社・芭蕉句碑

憧れの松島目次へ     石巻へ  
奥の細道目次へ