「ミニロトの当選確率を出だしたからには…今度はロト6の当選確率」の検証

 

先に日本で発売になったミニロトについては既にアレコレ計算してみましたが
今度は後から発売となった…日本版のロト6だよ…



世界的にはロトと言えば「1」から「99」の数字から「5個」の数字を選ぶもの
日本で最初発売された「ミニロト」は「1」から「31」の数字から「5個」の数字を選ぶものでしたが…
今度の「ロト6」は「1」から「43」の数字から「6個」を選ぶもの
なんで「43」なのかは知らないが…ともかく当選確率が低くなる代りに高額当選金!
更にキャリーオーバー制度を採用したのが特徴
で、キャリーオーバーってどのように発生するか?
法定当選最高金額…宝くじ単価×100万倍…ロト6の場合には2億円
で…
ある回で「最高当選金額が2億円を超えちゃった場合の超過金額」や「当選者がいない●等の賞金」なんかが
キャリーオーバーとして、次回当選金へ繰り越される制度です
ちなみに…
キャリーオーバー制度での当選最高金額は…宝くじ単価×200万倍までOKで…ロト6では「4億円」となります
それ以外の基本的考え方は「ミニロト」と一緒でして、相変わらず「ボーナス数字」ありです
1等は「6個」の数字がそろわなければいけません
2等は当選番号6個のうち「5個」の数字+「ボーナス数字」
3等は、単純に数字が「5個」当たっていれば良く
あとは順に…4等は「4個」
5等は「3個」です


相変わらず長い前振りがですが…本題に入ります


「1等」の当選確率の計算
43個の数字から6個の数字を選べば良いのですから…単純明快
(一度に6個の数字を選んでしまいますので…同じ数字はありません)
6/43×5/42×4/41×3/40×2/39×1/38
1/6,096,454…約610万分の1(0.000000164)
…やはり大変な数字になります


「2等」の当選確率の計算です
ボーナス数字とはいえ、選ばれた1個の数字です
残りの数字38個から選ばれたボーナス数字(1/38)が
先に選ばれた6個の数字のいずれかの代わりをするのですから…
6/43×5/42×4/41×3/40×2/39×1/38×6
1/1,016,075.666…約102万分の1(0.0000009842)
当りは6通りです


「3等」の当選確率の計算です
基本的にはミニロト同様に2等のボーナス数字分がないとして考えると簡単で…
本数字6個の確率とボーナス数字以外の数の確率を考えれば良く
かつ、ハズレ数字が当選番号のどれかの代りをするので
6/43×5/42×4/41×3/40×2/39×(37/38-1/38)×6
1/28,224.324…約2.8万分の1(0.00003543)
1等1本あたりの当選本数は216通り(216/6,096,454)となります


「4等」の当選確率の計算です

本数字4個の確率とハズレ数字2個の確率を考えるわけで
さらに、ハズレ数字の出方を考えて…
(パターンは下記のとおりです…●がハズレ箇所)


と言うことで…15パターン
6/43×5/42×4/41×3/40×(37/39×36/38×15)
1/610 .2556…約610分の1(0.001638657)
1等1本あたりの当選本数は9,990通り(9,990/6,096,454)となります


「5等」の当選確率の計算です

本数字3個の確率とハズレ数字3個の確率を考えるわけで
さらに、大変だすが…ハズレ数字の出方を考えて…
(パターンは下記のとおりです…●がハズレ箇所)


と言うことで…20パターン
6/43×5/42×4/41×(37/40×36/39×35/38×20)
1/39 .23072…約39分の1(0.02549)
1等1本あたりの当選本数は155,400通り(155,400/6,096,454)となります



最後に…各等の理論上の当選金は下記のとおりです
1等は1億円
2等は1,500万円
3等は50万円
4等は9,500円
5等は1,000円
だそうです

                                                       (2007.11.05)