先日の真珠と共に思い出された、天然石お土産シリーズ第2弾、アメシストの勾玉。
何に仕立てようかと悩むうちにジュエリーボックスの中で数年…長い眠りについていた。
これも母のお土産だったはず。確か出雲大社へ旅行に行った際に買ってきてくれたもの。
勾玉…不思議な魅力を感じるかたち、そして言葉の響き。
ゴールドの近くがいいというインスピレーションから家用のお財布のストラップになってもらうことに。強度がある蝋引き紐で合わせることにした。
シルバー925にゴールドを施したパーツを合わせ、納得の色使い。バイオレットとゴールドのエジプトな組み合わせが大好き。編み方はあれこれと試しつつ最終的にひねりになった。ちょっと太すぎたかな。
浄化の最中、みるみる色とエネルギーが変わるのを見守り、勾玉という存在が持つ潜在的な強さを実感した。このかたち、相当パワフルだ。
浄化が終わった後のつるりとした存在に、勾玉先生…となぜかつぶやく自分がいた。
9月に友達の結婚式に招待されていることを思い出し、以前から作ってみたかった小さなパールのロングネックレスに取り掛かることにした。
4つのルビーが配されているネックレスに合わせた、シンプルで控えめなデザインが頭の中にイメージとしてあったので、それを形にした。
想像通り、シンプルなできばえ。
パールといえば10年ほど前に母から志摩のお土産でもらった本真珠のブレスレット。
そのデザインが私の気に入らなくて、それでも「いつか」と思って大切にしまっていたことを思い出した。
久々に取り出して眺めたり付けたりしてもしっくりこないので、思い切って解体して作り直すことにした。
ネックレスのルビーに合わせて、2種類のガーネットを配した。
これはひょっとしたらシルバーの方がいいのかもしれない。マンテルも違うなぁ。シンプルでもっと小さなものか、もしくはしっかりデザインされた大きめのものを配した方がこのパールは生かされる、きっと。とりあえずは今度街に出た時にシルバー925のチェーンを手に入れてみよう。
何年か前にお土産でいただいたしおり。
この子の出番はいつだろう。と思いながら大切に引き出しの中にしまっていた。
今回Amazonから届いた分厚い新刊には珍しく栞が付いておらず、「出番はまさに今だ!」。
夏の強い日差しを受けた昼下がりの午後、幸せを見つけました。
まるでステンドグラスを眺めているような美しさ。
シルバーとロイヤルブルーの素敵すぎる組み合わせ、涼しいターコイズとクリア、可愛らしいイエローとコーラル!
反射した光が隣のページの余白に注がれてたのを目撃した瞬間のよろこび。
悠々と本の中を泳ぐ魚たちに癒されている。
パートナーがカフェを開業するときの私の役割は店舗のデザインや、インテリアだった。
あの怒涛の1ヶ月は混沌としか言いようのない日々だったけれど、想像の中の完成図を忠実に実現するために、一つ一つのことにトータルに関わる毎日だった。
その集中を必要とする作業の一つに、「4つのカーテン作り」があった。メインフロアに位置する南の二つの出窓、西側に一つの大きな出窓、それとカウンター横に細長の小さな窓が一つ。この配置を見たときに、明るい店内になることの喜びと、西日に悩むだろうという懸念の両方があった。
規格外サイズの為、オーダーか手作りかの二つの選択肢。何せ頭の中の完成図は私にしか見えないので、それを誰かに正確に伝えられる確信がなく、結局寸法を測り、自分の目で布を見て触り、ミシンをかける。という時間のかかる作業の道を選ぶことになった。
そして選ぶのに最も手間がかかった上品なドットの遮光カーテンはお店の環境にはフィットしなかった。閉めると店内が暗くなりすぎ、昼間の照明との兼ね合いもアンバランスに感じた。現在は作り直したシンプルな透け感があるバイカラーカーテン(これもとってもお気に入り!)が掛けられている。あれは頭の中の世界だけでは予測のできない、太陽と出会ってはじめて見えた大切な失敗だったなぁ。
そんなこんなで長い間眠っているドットカーテンが気がかりで、今回家に持ち帰った。
セッションルームの窓にかけてみたら…サイズも合うし部屋の雰囲気にも馴染んだ。
じんわりあたたかい気分。それぞれの居場所ってあるんだな。
四万十から里帰り中の友達からお土産にいただいた柑橘。
毎度のことで呆れるしかないのですが、名前をすっかり忘却。カボスのようなすだちのような見た目。でもそんな名前じゃなかった。あー、なんだったっけ。興味があるのに覚えられないわたし。
もう何年も作ってみたいなぁ。と思っていた「すだちうどん」を作ってみることに。(すだちじゃありません。正式名称は依然忘却の彼方。)ちょうど今月号の「暮しの手帖」にレシピが載っていたので、それを参考に。
冷やした出汁に、たっぷりの件の柑橘を絞ってよく混ぜておいて、冷たいうどんと湯引きした豚肉を合わせる。
個人的には豚肉をのせるのは好みではなかったけれど、酸味のある出汁は、さっぱりしていてそれは大層美味しかった。ごちそうさまでした!
今度はシンプルにすだち系だけで作ってみようっと。
今日はわたくしの誕生日!
今年から誕生日が「山の日」になりました。
定休日だったので、お出かけすることに。
昨日から始まったあいちトリエンナーレに、知り合いの今村文ちゃんが出展!
本当にすごいなあ。
ご招待を受けたので、ご本人が見える本日、早速伺うことにした。
丁寧でやさしくてしなやかな強さがあって、彼女らしさがありありと伝わってくる作品たちに、感動…
向き合う姿勢、そしてその真摯な時間と意識がこういう作品をうみだすんだなぁ。今回の展示からも大きなギフトを受け取った。
他の会場には時間がなくて行けなかったので、後日改めていこうと思う。
ミシン仕事が5、6個溜まっている。
そのうちの一つ、布巾作りに追われた。カフェで今使っているものに穴が開いてしまうという緊急事態宣言を受け、(もうじきに穴だな。と気づいてはいたんですけどね。)布を切り、アイロンで縫い代を付け、だーっと直線で縫い、洗って、アイロン。この単純なプロセスを超特急で行う。
案の定、端の処理が雑になってしまった。。ちゃんとロックミシンをかけるべきだったなぁ。
こういうのって、気持ちや時間に余裕をもってとりかかることが大切なんだろうな。
最後の最後にスリップしておじゃん。っていうパターン、もう笑えないかも。
頂き物のかりもり。
この野菜の位置付けがわからない。きゅうりの仲間なのかしら?
とにかくどうしようかと思うほど大きかったので、日持ちする浅漬けになってもらうことに。
画像は塩をたっぷり塗りつけられて、酷暑の中、天日干しされる直前。
一ヶ月前に出会った書籍、「インナーラビリンス」をあっという間に読破し、それと同時に始めた21日間の瞑想プロセスが今日で一区切り。
この本は、私の中にある「渇き」を呼び覚ましてくれた。
瞑想を通して起きるいろいろなことを言葉にしようとすると、真実は瞬く間に消えてしまう気がする。あえて何かを語る必要もないのだろう。
ただ、はっきり理解したこともある。
セッションギバーとしての「個人的成功」は、クライアントとの間にサイレンスを見出したとき。また、家族として、友人として、様々な関係性の中での最善の共有はやはり「満たされた沈黙」が起きる瞬間だ。何もかも、圧倒的に「自然な間あい」が美しい。
瞑想は、「今あるだけで充分だ。」ということを教えてくれる。
その実感を持つには、ひたすらに技法を続け、感情や思考、身体の反応などの「落ちていくもの」を目撃し続けるしかない。
とても気持ちの良い21日間だったので、次の瞑想はナーダブラーマにしようかな〜。とわくわく思案中。
そしてこのタイミングで、お店のエアプランツに花が!わぁ。嬉しい。購入して3、4年だと思うのだけれど、初めて花がついた。補色の山吹色の花なんて、全く想像できなかった!
瞑想後の夕食は「冷やしラーメン」。トッピングをたっぷり用意した。卵を落とすというアクシデントがあったため、急遽、バジル入り錦糸卵を作った。このバジルが予想以上に香り高いアクセントになって、晒しタマネギ、茹でキャベツ、ササミ、きゅうりとのハーモニーが素晴らしかった。ゆで卵も用意しておいたので卵だらけ。でも、落ちてこわれた卵からの恩恵は大きかった。
カフェの常連さんが出来たての冷えていないスイーツを見て、「今すぐ、それを食べたい」と言う。
「冷えてないから無理ですよ。」と言うも、どうしても諦められない様子。
残りの材料をあり合わせて「冷えてないけれど」とパートナーがサービスした。
そして、差し出されたお皿がこちら。(画像)
お客さん、「あ!」
私も「あ!!!」
「君、モモンガ? それともジブリに出てきたキャラクターだったけ?」
「鳥って、夜眠るものよね?」
これがここ数年の我が家の会話。
夜中、おかしなくらいにチュンチュンの歌声が響くこの界隈。
大体夕刻6時から7時の間に我がアパートの前の電線に集まり出し、一旦チュン会議がなされ(写真の通り)、
そして2時間ほどかけて50mもない駅前の木々に移動、その直後に最大のチュン会議。さらにしばらくして夜中の1時ごろに再び鳴き始める。
我が家の結論としては、
「ネオンや街灯で体内時計が狂ってしまったのかもしれない。田舎では夜中に鳥の声は聴けないもんね。」
岐阜から母が突然訪ねてきたので(いつものこと)、一緒に大型リサイクルショップに出かけた。
フラフラと何を求めるもなく歩いていたら、強烈に目が合う玉手箱的な雰囲気の入れ物を発見!
手が箱に吸い付くように伸びた。そこには確実な出会いがあった。
母は、私の手が箱に届くと同時に「重ねられた漆ね。元はきっと紙よ。」と言った。
おそらく、ここまでの時間は数十秒も無かったと思う。けれども、大切な出会いがあるときは、その時間の経過はとても悠長に感じられる。
こうして新品のまま売りに出されていた美しい箱とのご縁をいただいた。
美しいままの外箱に、「木曽漆器」と書かれていた。
さて、何を仕舞おうか?としばらく楽しく悩みつつ、お気に入りの封蝋印を収納することにした。
ミカエルの開花。
おそらく原種に近い花で、とても強いミカエル君。
けれど、立派な葉にはたちまちアブラ虫がつき、毎年悩まされる。
ソリッドな花姿で、切り花にしても長持ちするのが特長。
この凛とした姿、いつも「ああ、そうでした。日常の些事こそ(このバラへの関わり方としては剪定、そして剪定)があらゆる気づきの最大のきっかけになるんでした。」と学ばせてもらえる。
ずっとキッチンのカゴに入れっぱなしだった棒寒天が気がかりだった。
同じく、野菜室で使われずにいた甘夏3個も。最近の野菜宅配、柑橘系が続いているからなぁ。
この食材二つを共演させて涼しいおやつにすることにした。
できあがりは…うーん。ちょっと固すぎたかな。
果汁と水の配合が難しかった。今回は寒天2本、三温糖60gに対して、果汁500ccちょっと、700ccの水で作ったけれど、水850ccくらいがよいのかも。自分のベストな「プルプル」を目指したい欲が出てしまった。
それでも涼やかな気分になれる、久々に楽しいおやつ作りだった。
次は紅茶のゼリーかなぁ。あ、でも友人からお土産で貰った西表島の黒糖で作るのいいかも。
先日購入した真っ白なブロードの布で、カーテンを作った。
ちゃんと寸法を測ったつもりだったのだけれど、出来上がっていざ掛けてみると丈が余るというアクシデント。
裾をもう一段折りこんで縫うという荒技(結果、なぜかベストな丈に!)で完成。
寝室や寝具に真っ白を配置するのが気持ちがよくて好き。
清潔感があるし、朝を気持ちよく迎えられるから。
何年か前に作ったサンキャッチャーも爽やかな印象に。
昨年の晩夏のこと。ご近所さんから「切り戻した紫陽花の鉢、持っていかない?」と言われて我が家にお迎えしたアジサイ。
「一体どんな種類の、そして何色の紫陽花なのかなぁ。」と言いながら世話をしてきたこの一年弱。
ブルーかな。紫かな。はたまたグリーンかな。という予想…の斜め上の結果、小ぶりなピンクの花でした!
知らずに育てることの面白さったら!
そして全くどうでもいい予感だけど、一回り大きな鉢に植え替えたら、来年は違う色が咲いちゃうのかも。きっとそうだ。
揃ってアスチルベも開花。
去年よりお花の数が増えたような。
アスチルベや紫陽花は鉢で育てるのも増えすぎず管理しやすいのだけれど、広い土地に地植えして、遠慮なく思いっきり繁殖させたら幸せだろうなぁ。と想像する。
そうなったらハーブや小手毬やクレマチスの共演もあるに違いない。心にその光景を思い浮かべるだけで、きらびやかで豊かな気持ちになるなあ。
1ヶ月前に大須の小さなお店で見つけて以来、気になっていた刺繍のブラウス。
今日大須に行ってみて、まだあれば縁があるということだろう。
ということで、縁がありました。
店員さんのお話によると、インド北部にラクノウという小さな村があって、そこの女性たちがひとつひとつ丁寧に手仕事で刺繍をしているとのこと。
どうりで心惹かれたわけだ。
帰りに百貨店もふらりと立ち寄ったのだけれど、その作りをみたり、生地を感じたりしてみて改めて「ものづくり」において自分がどこに価値を置いているのかがはっきりした。
購入場所や値札ばかりをよりどころにせず、自分の目とこころをちゃんとひらいて感じることの大事さ。
素敵なものに出会えて感謝だなぁ。大切に着続けます!
衣替えを終えて、今までずっと気になっていたものをついに購入。
かねてからクローゼットのハンガーが揃っていると気持ちよさそうだなぁ。とちょっと思っていたのだけれど、二の足を踏んでいた。
ハンガーとは「クリーニング屋さんから渡されるもの」という認識のまま、「わざわざ買うものなのか?」という自問に常に「今ではない」と後回しにしていた。
ところが今回ネットサーフィンで見つけた、滑らない、かさばらない「MAWAハンガー」に目が釘付け。
この気持ちのまま購入してよかった。本当に便利で無駄のないハンガーだった。今回の発注では少し足りなかったのだけれど、逆に衣類を減らす努力をしようと思う。
夕方、近所のお店で素敵なキルティングのクッションカバーを発見!お買い物の日だなぁ。
ならばその中身のヌードクッションも。ということで久々に新調。
はちきれんばかりのクッションたちに生まれ変わり、背当てとしては満点!
お客さんが安心して座れますように。
多忙のゴールデンウィークが過ぎ、ほっと一息。
お土産にといただいたTWGの紅茶とバリ島のお塩。
紅茶はイングリッシュブレイクファーストだったので、普段はあまり入れないミルクをたっぷりと。
この紅茶のティーバッグは秀逸だ。
ゆったりとゆとりがあるので茶葉もしっかり踊るし、オーガニックコットン(と聞いたがどうなんでしょう。)の編み目がちょうど良い緩さで、とても気持ちがいい。袋から出して、ポットに入れたほうがしっかりジャンピングするので美味しいという論理は頭の片隅では理解しているのだけれど、直感的にそうしようとは思ったことは一度もない。それほど心地よいコットンだ。
茶葉のグレードによってコットンの編み目も違うのかもしれない。と思うと、よく考えられているし、何より丁寧だなぁ。と嬉しくなり、いつでもハートが優先なのだった。
でもそういえば、コーヒーをネルドリップで淹れると雑味がなくまろやかな仕上がりになるのと同様で、この紅茶にも同じ作用が働いているのかも。なんて頭でっかちな思考もやってきたり。
お相手は、これも頂き物のルタオのクッキー。ゴーダ、チェダー、カマンベール、ゴルゴンゾーラという文言に心踊る。しかも、あけたらそれぞれに違うドライフルーツやナッツも入っていて、ワインのお供にもなる雰囲気に大満足!
どれも美味しくいただきました!ありがとうございます!
薄い藤色の薔薇、ガブリエル。
天使の名前を多く付けている河本バラ園の品種。本当に天使のよう。
深い叡智と静謐さを纏う。
Ambridge Rose。
咲き始めはシンプルで端正なカップ咲き。咲きすすむうちに優雅なロゼット咲きに。
その様々な表情と上品なミルラ香はとても大人びた印象をうけるけれど、どこか若々しくキュートに感じられるのは、きっとこのアプリコット色がもつかわいらしさなのだろう。
鋭いトゲで手を負傷をしながら、蕾を齧ったり葉をむしゃむしゃ食べる虫と適度にたたかいながら、そしていつまでたっても慣れない剪定に挑みながらの日々。どうして手をつけてしまったんだろう。と思うことも多いけれど、毎年この一番花に出会うと、幾多の苦労も一瞬で吹き飛んでしまう。
毎年ゴールデンウィークの始まりとともに開花が始まるイングリッシュローズたち。
今年は、まずはStrawberry Hill。こちらはカフェの店先。
もう、見事としか言いようのない美しい一番花。
いろいろ大変な思いをしながら育ててきた甲斐があったなあ。
蕾もたくさん!
この品種は私が育てている薔薇の中で唯一のツル性。将来的には美しい誘引をしたいところ。
今のところは、前回一気に伸びた2mを超えるすばらしいシュートが柱となっている。
四季咲きだけれど、秋にはあまり咲いてくれないのがこの子。でも、今年はなんだかとても調子が良さそうだ。
水仙やムスカリなどなどが順々に咲く中、ついにスノーフレークも開花。
本当に愛らしい。
下向きに咲く小さな球根は、私の好みど真ん中。
近くに生地屋さんがあることは知っていたのだけど、はじめて行くことにしてみた。
その名も「布伝説」。屋号に「伝説」の二文字がつくなんてすごいと思いませんか?
そして、すごかったです。昭和のデッドストックだらけ…掘り出し物の香りがプンプンする。
次は時間に余裕をもって来ようと決意。
目的のカーテン用の白い生地と、柄がとても素敵な生地(目が合ってしまった)を迷いつつ購入。
疲れを癒しに近場の温泉へ日帰りで。
露天風呂から望む川と森がとても静かで穏やかで、心身がリフレッシュした。
川べりを少し歩いてみたら、いました!
全然人間の気配に気づいていない様子のカモたち。
川に入ったり陸で寝たり、まったりしていたのに突然、ボス的一羽が他の群れを召集。
なにやら会議が始まったようだ。
ヒヤシンスの球根が咲いてくれた!
いつものことだけれど夥しい球根の量に圧倒されて、どれを土に植えて、どれを水栽培にしたのかもわすれてしまったのだった。
結果は白とピンク!
透明感があって清廉な雰囲気の仲良し二人組。12、3歳くらいの女の子みたい。
ふたりのお陰でしばらく美しい香りに包まれた北の部屋。
蕾、花、根や葉。どのパーツも時間の経過の中で驚くほどの変容を成し遂げる。
魅力溢れる植物のひとつ。
おでかけから帰ったパートナーからプレゼントをもらう!!
安西水丸先生の分厚い本!
気になる絵を描く作家さんだったので嬉しい。
まったりほんわかしているのだけれど、底の部分に「いつまでもどこまでもひとり感」が漂う絵に感じていた。
いつかのブルータス(penだったかな?)の表紙が水丸さんが描いた「ジョギングをしている春樹さん」だった。一人称単数から決してはみ出さず、けれども何もかもが瞬時に伝わってくるような独特なあのイラストを時々思い出す。
あくる日、本屋さんで村上春樹さんの「村上さんのところ」。を購入。
挿絵が大好きなフジモトマサル氏!こんな素敵な本が出ていたなんて知らなかった〜!!
わくわく本を持ち帰って最初のページを読み上げたところで、ようやく今回わたしのもとに流れるものが見えてきた。
村上春樹さんは水丸さんとのお仕事が長く、けれども水丸さんは突然亡くなってしまった。そこでこの本の挿絵をフジモトマサルさんにお願いしたそうだ。(そしてフジモトさんも昨年、亡くなってしまったのだ。)
この二人のイラストレーターが繋がる感じ、思考ではない部分で深く納得できるなぁ。
いずれにしても見ていてわくわくするし、そして今頃になって村上春樹さんの文章のシンプルな美しさに感動している。質問者への親切で真摯な態度にも。昔々に読んだ本も最近のものも含めて、この方の小説を改めて読んでみたいなぁ。と思う。2枚目のピーナッツは本についている栞。触るたびにニンマリしてしまう。
クリスマスローズ二鉢が初めて揃って咲いた!
これまで毎年一鉢ずつ交互に咲いていたのだけど、ことしは二つの鉢から見事に花がついた。
ただ、疑問がひとつ。
購入した株はたしか白とマゼンタの2色だったはず。
けれど画像2のように、ひとつの鉢から白とマゼンタ、おまけに緑の花が咲いた。
あじさいの花でよく聞く、土の成分によって色がなんちゃら。という法則なのかしら。
どのお花もそれぞれに魅力があるので全く問題はないのだけれど。