2016.12.25 新しいトースター

トースター

大学生の頃から使っているトースターがまだまだ元気に動いている。
けれども、美味しいお餅を美味しく焼きたいし、パンだってもっと美味しく食べたい。
この葛藤が長く続き、ついに新しいトースターの購入を決意。

買うならこれ!と決めていたアラジンのトースターがクリスマスに届き、早速パンを焼いてみる。
外はサクサク、中はモチモチ。こんなに美味しく焼けるなんて…トースター技術は20年で随分進化していたんですね。
お正月に富山から届くお餅が楽しみだな。それにこの奥行きならピザも焼ける!

2016.12.12 ダイアリー


イルミ

ダイアリー

来年用の手帳を買いに。
カバーは昨年購入したほぼ日のレザーを継続することに、中身はPlannerに変更。(昨年は買いそびれてオリジナルだった。)

名古屋LOFT前の雪の結晶のイルミネーションはシンプルで控えめ。
ふと足元に目を向けると、それらがアスファルトに映し出されていてうわぁ。とひとり静かに喜ぶ。

2016.11.25 お茶の時間


ティータイム

仕事、仕事、知り合いの個展、買い出し×3箇所を終えたらもう夕方の6時半。
ちょっとオーバーワークだったなぁ。ということで、夕食の支度の前に自分のためにお茶の時間を設けた。
家でお茶の時間を持てたの、久しぶりだなぁ。

C&Sを用意する気力はなかったけれど、ベークドチーズケーキ、そして主役はイラムのセカンドフラッシュ!
爽やかな飲み口ながらも豊かな香りがテーブルを華やかに漂い、身も心もホッと温まった。

2016.11.22 比喩


オイルランプ

突如、カフェの電気が全て消えた。それも2度も。
慌てて電力会社に連絡をして来てもらったが、漏電でもなく何かが壊れているでもなかった。
お客さんがいるので慌ててランプを用意したけれど、火を灯すまでの数分の間に復旧したので事なきを得た。
最近ランプのメンテナンスをしていなかった事を反省。そして電気があることへの感謝と、その使い方を改めて考えさせられた。

でも実のところ、このヒューズが飛ぶ事変は何かの比喩だということを直感していた。きっと感情の詰まりだろう、思い当たる事がある。落ち着いてからパートナーにこの一連の比喩について伝えてみたら、彼も何となく気づいていた様子で安心した。
何かに無意識で居続ける時、大切な事から目を逸らしてしまう時、手足を持たない神様は他の何かを使って、理解を促してくれる。まるでWorkshipのカードのように。

2016.11.17 おでかけ


ここいろセット

タイツ

岐阜で紅茶専門店を経営している友達が、名古屋に出てきてくれたので久々の再会!
本当に久しぶりだったので、気持ちばかりがつんのめって、何から話していいのやら。でも一緒に居られるのが嬉しくて楽しくて、あっという間に半日が過ぎた。
お互いにお店を経営しているからこそ相談しあったり、共有できることも多いのだけれど、そういう見える共通点や価値観よりも、わたしたちのこころを繋ぐものはもっと静かで深いものがある。こうした特別な関係性を端的に言葉で言い表すのは難しい。自分の中にあるどの語彙を呟いてみても、あっという間に真実味がなくなってしまうのが惜しい。
お互いが「いる」と知るだけで心強くなれる存在。この生で身体を持って出会えたことへの感謝。

1枚目はお土産にいただいた手作りのオートミールクッキーとショートブレッド!
あぁ、変わらず丁寧なお仕事、滋味溢れる優しい味…!ウバをお相手でいただく。
とっても美味しかった!ごちそうさまでした!

下の画像は一緒に行った高島屋のオーガニックコスメ展(だっけ?)の催事場にあった天然素材のグッズを扱うお店で求めたウールのスパッツ。ホカホカでロングスカートの下には欠かせないお助けグッズになった。この上から10年来のカシミアのレッグウォーマーを合わせれば冬はきっと無敵だ!
ただ難関は、冷えとり靴下たちの穴。バンバン穴が空くので、それを繕う。をまるでラヴェルのボレロの如く延々と繰り返しているのだけれど、これってひょっとして終わりはないってこと…?

2016.11.11 おさがり


ストールとスカート

いつものことながら母がいきなり現れた。前もって電話をする、という機能が備わっていないことなどわかりきっていること。
でもそれは母の個性の一つでもある。その場の思いつきで行動するので、瞬間瞬間を生きる感じが自由で新鮮に見える。きっと行き先を予め決める、という選択は窮屈なんだろう。

肩にかけているストールを見て、「気持ち良さそうだね。」と言ったら、「通販で買ったカシミアでまぁいい感じだからあげるわ。私はまた違う色を買うから遠慮はいらないわよ!」と言って手渡してくれた。わーい!ありがとう、おかあさん!ふわふわ〜。
それと手作りのスカートももらった。以前、生地屋さんでセットアップ用に購入したカーキ色の麻のヘリンボーン。素敵な生地だね。と二人で選んだのでよく覚えている。作ってみたら、全く好みの出来映えにならなかったとのこと。私はといえば、もうすでに何度も着用。気に入っている。

2016.11.9 ふたつのティーポット


ティーポット

ティーポット

パートナーが以前勤めていた喫茶店のビューローに長年飾られていたティーポット。
それが手元に来てくれた。
前出の「おかあさん」はその素敵な喫茶店のオーナーをされていた。この二つのティーポットは昔にイギリスで求めた思い出の品らしいが、最近身辺整理を始め色々と手放しているそうで、この二つもそういうわけでうちに嫁入りした。

どちらもとてもぬくもりのあるかわいいポット。
早速お店のキャビネットに入れてみたら、とっても綺麗にしっくり収まってくれたので、密かにおどろく。けれども、よく考えてみたらパートナーは十数年もこのポットたちに見守られながら仕事をしていたわけだし、他にもあの素敵な喫茶店で使われていた家具や食器を引き取らせてもらったので、それらとすぐに調和がとれるのも当然のことだ。
自分の古いものが好きな所以のひとつを発見した気がする。それは外見や使い勝手だけではなく、様々な場所で様々な人々の人生を見つめ続けてきた道具たちのエネルギーに惹かれるのだろう。今回はあの蔦が絡む素敵な喫茶店と、そこで働く人々、そこを好きで訪れた人々の人生の一片を見つめてきたティーポットたちだった。

下の画像のポットにしばらく執心。
茅葺き屋根に梯子をかけ、作業をするイギリスのおじさんの足腰の角度ったら!

2016.11.4 ミシンカバー


ミシンカバー

鍵

ミシンの購入からすでに数年経過。付属のミシンカバーがどうにも気に入らなくて、作ろう作らねば。と言いつつ年月だけが過ぎていたと言います。今年ぎりぎり、ようやく取り掛かることに。

元のミシンカバーを型紙にして、布を切って縫うだけのことなのだけれど、もう色々と試行錯誤。
上部ミシンの取っ手の部分を布から出せるようにしたいのだけれどそれが難しくて、あーだこーだ独り言連発で何とか縫いあげた。ひとつ大失敗があるのだが、これはケアレスミスの最たるもので、自分への戒めとしてそのままにした。
一応完成したものの、切り込みがある取っ手部分を晒すことが若干気になったところでひらめき。別布をペロンとできる仕様にしてみようと思いつく。
その別布にもちょっとした施しをしてあげないと何だか殺風景だと感じ、本棚を物色。
鍵のモチーフの刺繍図案を発見したので、早速図案を写そうとトレーシングペーパーでなぞるも、布の色が濃すぎてうっすらとしか色が載らない。そのうっすらを頼りに、針を進めてみるのだけれど、予想通り迷子状態に何度も陥る。
残りの刺繍糸は全てタッセルにして、ペロンの先端に引っ掛けて完成。

そんなこんなでドタバタな製作が終わるも何だか満足いかず。この体験で得られた失敗と成功の収穫は大きく、次へのチャレンジのきっかけになった。

新しいアイデアが出てくるのをすばやく掴み形にする、これは自分の得意なことだと再認識した。次に何が起こるかわからない状態から生まれるインスピレーションは、過去に基づくものよりずっと色濃く、確かで信頼できる感覚がある。 それと同時に、苦手なことだけれど、写す、切る、縫うなどの基本作業を丁寧に忠実に、つまり意識的に取り扱うことの肝心さ。この右脳と左脳の両方をいい具合にバランスできれば、きっと「満足」という結果に導かれるんだろうなぁ。

2016.10.17 レモングラスの収穫


レモングラス

ベランダ栽培のレモングラスをようやく収穫。
今年は夏に刈ることができず(怠けていただけです)、一度の収穫のみ。
マメに切っていれば、シーズンで3回くらいは収穫できそうなものだけれど。
年々株元が太くなっていくのを見守っているわけだけど、これは一体どこまで大きくなるのだろうとちょっとドキドキする。強いハーブだ。
とりあえずきれいに洗って干されたレモングラス。
しっかり乾燥した後、細かくカットする作業が待っている。
この量だったらこの冬にきっと飲みきってしまうだろう。
生姜やリンゴと合わせて飲むのが私のお気に入り。

2016.10.6 お香


お香

マッチ

お香

祇園で買ったお香。
掃除を終えた部屋の中で早速焚くことに。
小さな渦巻きの楽しさと爽やかな香り。
スパイスを調合してお香を作るって素晴らしく静かで美しいことなんだろうなぁ。と今回お香のお店を訪れて実感した。
いつもはアロマオイルを焚くけれど、日本のお香もお気に入りになりそう。
今回は六曜社さんでいただいたマッチを使用。これもまた旅の思い出。
実はロウマッチが以前からずっと気になっている。絶対に好きという直感があるのだけれど、近所では売っていない。かといってインターネットで買って配送中に燃えちゃうんじゃないの?(だって、ロウマッチって爪の先でもつけられちゃうっていうから…)という心配もあってなかなかご縁がない。けれどもこれだけアンテナを張っていればいずれきっと出会える時が訪れるだろう。

一番下の画像もお香。お麩の中にお香が閉じ込められている。
クローブや八角と思われる個性的でスパイシーな香りがほんのり漂う。
とても可愛かったので、おもわず全色買ってしまった。箪笥や衣装ケースに入れて防虫剤としても使用できるとのこと。京都の手仕事って、なんて粋なんでしょう!

2016.10.4 京都


南禅寺

コースター

今年の夏休みは京都。
雨男のパートナーの気がかりはお天気。昨年は大雨、今年もしっかり台風が直撃したといいます。
でも今年は大降りにはならず、気温も高すぎず過ごしやすい旅になった。

京都といえば定番の(私にとってですが)恵文社!欲しい本が何冊もあったけれど、今回は歩く旅になりそうなので我慢して、一筆箋などの鞄に収納できる小物を購入。こんな素敵な空間でここまでの品揃えの本屋さんが近所にもあったらなあ。

次は銀閣寺へ。
銀閣寺は、あらゆるものに意識が注がれていることから禅のムードはしっかり漂っているけれど、植物の配置や建物はとても幾何学的でちょっと不思議な気分。一歩を歩く度にジャリと鳴る足音に、久しぶりにはっとさせられた。これはもしやビパッサナー?!ということでゆっくりと歩く瞑想となった。
静かにさせてくれた銀閣寺にお礼をし、哲学の道をゆっくりと散歩しながら下り、南禅寺に到着する頃には日が暮れかけてしまった。

南禅寺も、とても興味深い景観だったので「また必ず伺います。」と挨拶をして近くの湯豆腐屋さんへ。
お庭を見ながらいただく湯豆腐懐石の夕べはとても心地よかった。
紙のコースターがとても面白かったので、その晩ホテルでじーっと眺めるも信長以外の2人が全く見当がつきません。

2016.9.21 すてきな贈り物


oki junko

お客様から素敵な贈り物をいただく。
Junko Okiさんという刺繍作家さんのポストカード!装丁がこの上なくエレガントでわくわく!!
知らない作家さんだけれど、しばらく眺めていると中南米のかおりがふとよぎり、思い出したのはフリーダ・カーロの生々しく繊細も、真っ直ぐな強いまなざしのあの雰囲気。
集中力がまばゆく力強く、官能的な作品の数々。エキゾチックでしなやかな印象だけれど…どんな作家さんかしらと思いを馳せる贅沢なひと時。
また宝物がやってきてくれた。眺めては宝箱にしまう。を気がすむまで繰り返す日々になるだろうけど、額装にしたり、大切な誰かへの手紙にしたり、新たな楽しみの道が現れることのよろこび。大切にしますね。ありがとうございます!

2016.9.20 つながり


五平餅

demel

demel

お世話になっている珈琲屋さんがお店をリニューアルして3周年!
その記念にと、そちらの「おかあさん」(「おかあさん」は誰と話していてもご自身のことを「おかあさんはね、…」と言う。)が五平餅を作ってくださった。
「おかあさん」のお料理はとっても美味しい。そしてアイデアも斬新というよりむしろ、当たり前の材料にちょっとした工夫を加えることによって第三のものが生まれる感じで、センスとはこのことだなぁ。と思い知らされる。
「おかあさん」はアルケミストだなと密かに感心し、あの手とあの料理の勘にいつも憧れている。

珈琲屋さんはもう30年以上も営まれていて、私のパートナーはご一家と20年ほどのお付き合いになる。みなさんにいつも見守られ、支えられ、本当にありがたいお付き合いをさせていただいている。
こういったご縁は何にも変えられない財産。
日頃の感謝をハートにおめでとうが伝えられることの幸せ。

3周年のお祝いをDEMELで購入。ついでに自分用にも小さなクッキーを買ってもらい、うきうき。
スミレの砂糖漬けが無かったのは残念だけど、箱はやっぱり素敵。
あんまり好みの美しさなので張り切って写真を2枚もお披露目しますよ。

2016.9.16 手帳のしおり


手帳

愛用している手帳にはしおりが二つ付いていて、そのうちの一つのしおりの先が、カバンの中で引き裂かれている事件から半月ほど。
一体カバンの中でどんな内戦が起きたのだろう。かなりバイオレンスな状態の残骸を手にし、カバンの中身の多さ、そして自分の横着さにげんなり。
というわけで、ご臨終のしおりは根元で切って、以前作ったシンプルなタッセルを縫い付けた。
黒革にシルバーとグレイはちょっとシックすぎるかな。とおもったけれど、ボンボンという存在がそもそも女性的だから、なんだか不思議でおもしろい仕上がりに。

鞄の中で色々なものに挟まれたり圧迫されたりして、ひどく寝癖のついた白髪のようにならぬように、もしくはただの大きな毛玉にならぬように(そうなる姿が容易に想像できてしまうのが悔しい)鞄の中の整理整頓を忘れないようにね、わたし。

2016.9.9 メンテナンスいろいろ


コハクとルチル

ブラシ

ジェム関連の細かなお直しシリーズがこれでひと段落。
葡萄のルチルクオーツと、虫入りの琥珀。どちらも頂き物だ。
右の琥珀は、妹が高校を休学して1年、南米に留学した時のお土産でもらったものだから、随分私の手元にあったことになる。上部の紐通しが取れてしまっていたので、付け直し。これを機に、新しい革紐を探そうと思う。
左のルチルは屋久島の石屋さんでルチルのルースを購入した際、送られてきた箱を開けたら「おまけ」として添えられていたペンダントトップ。手にした時の懐かしさと切なさが入り混じったような静かな感動は今でも鮮明に覚えていて、私のお気に入りの「葡萄さん」として活躍している。一粒緩みかけていたので、今回メンテナンスをした。

髪の毛用のブラシも劣化して、髪を通すとバキバキ奇妙な音と共に壊れ始めたので、降参して新調することに。
はじめに真ん中のブラシと、ブラシを掃除するピン(なぜかすごく惹かれた!)を購入。
でも、このブラシだけでは何かしっくりこなくて、結局今まで使っていたものと同じものを再度購入することに。
お買い物って難しいなぁ。