第6章 「Givuさん鍛冶屋修行」
生産系のスキルを上げようと思いまして。フィッシングはそこそこありますし、あんまり上げてもなぁ、という気分なんですが…となるとやっぱりドワーフですし…
Givu 「鍛冶!」
はいはい。では早速教科書でも買いますか。
というわけで、Kaladimの武器屋で「鍛冶の基本」と「武器と防具」という本を買いました。そこにやり方が書かれているわけです。このへん、マニュアルにしか載っていないよりはユーザーライクかなと思います。
まずはパラディン・ギルドのマスターの所に行ってブラックスミスのスキルを10まで習って(注1)、本をペラペラとめくって読みます。
鍛冶の基本はいくつかありますが、一番やりがいのあるやつは「錆びた武器を磨く」でしょう。敵から得られる武器は初期ではほとんど錆びてますし、通常品の武器は高すぎて手が出ません。錆びた武器を磨くと「曇った武器」にバージョンアップ(いや、ほとんど変わりませんけど)するので手持ちの錆びた斧を磨きたいのです。
で、武器を磨くには「といし」が必要だそうです。探してみた所…Kaladimには無いらしい(注2)。
Givu 「仕方ない。それは置いといて、鉄を作ってみよう」
予想通り、鉱石が売ってない(注2)。
Givu 「ま、まぁ、では、他に何が必要なのかな?」
本によると、鎧を作るには(注3)鉄の他に鎧の型が必要なそうです。つまりドワーフ用の鎧なら「スモールサイズ・鎧・胴」の型が必要なわけです。
Givu 「ふむ。これはさすがに売っておるな。………(^.^; 」
安い部分(注4)で価格1プラチナ貨。Givuの全財産金貨8枚。
Givu 「う、うおおおおっ」
泣きながら走り去るGivu。もちろんホントに「泣く」という動作をしてます(笑)
結局、金が要るというわけですな。現時点でGivuが金を稼ぐ方法は2つ。
1.釣り。
2.敵を倒して戦利品を奪う。
釣りは確かに儲かりますけど…そんなに稼げるわけではないので気が遠くなる…。と、なるとやはり戦うしかありません。ButcherBlockの山に出かけます。
ここでの戦いは次回に譲るとして、とにかくプラチナ貨3枚たまりました。全部あわせてプラチナ貨4枚です。
早速、それを握り締めて船に乗り、一路Freeportへ。なぜFreeportなのかと言えば、そこは鍛冶に必要な道具が全て揃うらしいからです。
実際、ありました。でもプラチナ貨4枚程度では1回鎧作りに挑戦できる(注5)だけです。
Givu 「しかし一応、プラチナ貨4枚あるんじゃ。挑戦してみんか?」
駄目に決まってるだろ。全財産使い果たしてどうやって明日から食べていく気なんだか。しかし「といし」は売ってました。しかも銅貨4枚という安さ! 早速40個買いだめして銀行に預けます。しばらくは錆びた武器を磨いて練習するしかありませんね。
またButcherBlockに帰ってゴブリン狩りの続きです。これも次回で。
そして金もさらに貯まったので、皮鎧を買おうと店に行きました。いいかげん防具を揃えていかないとパーティーの壁としての役割(注6)を果たせません。そしてその店でまた悩むのでした。
Givu 「このソーイングキットなるものを買って自分で作るかのぅ」
題名変更 「Givuさん裁縫屋修行」(笑)
確かに、鍛冶に比べれば安いもんです。材料費と出来た皮鎧(注7)を比べてもお徳ですし。早速、スキルを1だけ習って挑戦……あっ!
Givu 「皮が売っとらんぞ」
・・・・・・(笑)
とりあえず型紙だけでも買っておいてと。
Givu 「そうじゃ。エルフどもの街に行けば売ってそうじゃな」
この予想が大当たり。わざわざFaydarkの森まで来たかいがありました。買えるだけ買って今度こそ挑戦。大体50%くらいの確率で成功(注8)。胴体と足と腕の皮鎧ができました。グローブは安かったので普通に買って、装備っ!
……似合わないじゃん。(^.^;
・Givu……レベル7。今回ソロメインだったので独り言多し。
・注1:EQではレベルアップ毎に5ポイントのスキルポイントなるものが入って、これを使うことでマスターからスキルを学べます。しかし後々のために使いきることは避けるべきです。また生産系スキルをいっきに90とかはどんなにスキルポイントがあってもできません。
・注2:ホントです。現在のところ、ありません。
・注3:絶対成功しません。スキル70前後は最低でも必要かと。
・注4:EQの防具の分類は細かいです。兜、首、耳から腕、手、指輪、肩なんかもありますし、胴体、足、靴…とこんな具合に。
・注5:だから絶対成功しないってば!
・注6:よくTANKなんて言います。
・注7:裁縫で作れる革鎧は店では売っていないもので普通に作ると「パッチワーク」ほかに「スタディット」等もあります。装備が革鎧まで、というクラスのためには良いかもしれませんけど、その頃には魔法の防具が(笑)
・注8:今思うと相当運が良かったとしか思えません。奇跡くさいです。スキル1でこんなに成功するのはおかしい。製作中に3にまで上がりました。