第18章 「旅の仲間」


 大陸で、修行とアイテムゲットを目指して冒険と旅の日々です。

 この長い冒険を共にすごしたのが以下のメンバー。他にも臨時に入ってくる冒険者はいましたが、基本的にはこのメンバーでした。始めて長い時間、いっしょに冒険したメンバーです。

 【Givu】わし。

 【Huttenfreak】蛮族の戦士

 【Taku】大陸大横断以来の仲間。人間のクレリック。

 【Kirine】大横断の時に知り合った人間(女)のバード。Freeportに戻って再びパーティーを組んだ。

いつも攻撃魔法が不足していたのですが、それでも長い間には作戦なんかもいつのまにか出来ていて、上手くやっていました。そしてこのメンバーでは以下の場所で冒険しました。

【Befallen】

 ネクロマンサーやシャドウナイトと、アンデットのダンジョンという噂を聞いていて、パラディンとしては「行かねば」という事で最初は1人で行ってみました(笑) 初級ダンジョンとは言え、悪い噂を聞いていたので入り口近くにいた人間のパラディンを捕まえて案内してもらったのを覚えています。

 ここは下の階に進むために鍵をゲットしながら行かなければならない場所だったので、案内してもらった後それらを取りに行ったのですが2個目の鍵がどうにも1人で取れず、「こうなったら制覇してやる!」と冒険心に燃えつついつものメンバーを呼び集めて挑戦しました。

 1日で奥まで進み、ほぼ制覇したのですが、後からたまに1人でアンデット退治に行ったりもしてました。

【Clan Runny Eye】

 Clan Crushboneと違ってこちらはゴブリンの一族、RunnyEyeの勢力の中心地です。レベル的にまだ辛かったので、ほとんど通りすぎるだけでした。ここを通ってBeholder Mazeに行きます。

 後に、もうEXP入らないようなレベルになってからアイテム取りのため、荒らしに行きました(笑)

【Beholder Maze】(注)

 Evil EyeとMinotaur…通称ミノさんが出る険しい谷間です。ここからKarana平原に抜けることも出来て、近道として利用する事もあります。ここはちょうど経験値が良く入るレベルだったので、かなりメインに攻めてました。

 ここでは初体験があって(笑) チャームされました。いきなり操作不能になって「え?」とか思ったら仲間を攻撃し始めて…逃げる仲間に弓まで撃ちました(笑)

 チャームの怖さ初体験はここって人が多いんではないでしょうか? ちなみに自分がチャームされるより仲間がされるのが一番怖いです。なんかみるみるHP減るから「なに?!」とか思ってメッセージウィンドウ見たら

 Huttenfreak slashed YOU! (笑)

 それだけはヤメて(^.^;

【Highpass Hold】

 Gnollと人間、Orcの3つの勢力が戦っている激戦地帯。地形的には山と谷の険しい場所です。GnollにしろOrcにしろ数がひたすら多くて、EXPは良いし、アイテムも出るんだけど人気の場所なんで大変でした。当たり前のようにKSする人もいつもいましたし。

 理想としては、ここの中心近くにある人間の砦兼街である「Highpass Hold」を拠点にして攻めるのがいいんでしょうけど、上の理由で、この街を利用する事はほとんどありませんでした。そのほか、なんかHighpass Holdの人間って殺伐としているというか、他種族に対して排他的な雰囲気があり、Givuには馴染めないというのもありましたが。(注2)

 ここをまず見に来て、混んでたらBeholder Mazeに、そこでやって空いてるだろう時間になったらまた戻ってくるというのを冒険の基本にしている時期も長くありましたね。

【Ro】

 Highpass・BMルートを始める以前にメインにしていたのが、この砂漠です。レベル10代には理想的な敵であるワニやOrc、それに多くの人が初の「能力値UPアイテム」になったであろう、指輪を出すDarvishという盗賊(山賊)のCampが点在しています。

 ここではパーティープレイにとって学ぶべき事を沢山学んだ気がします。「Popコントロール」(注3)とか、リンクを切る呪文を利用したPullとかですね。1つのCampを何時間も攻め続けるという、今思えば退屈な冒険も、当時は全く飽きる事がありませんでした。これも仲間のおかげ、そしてまだ攻め方が固まってなくて、色々と作戦を立てて攻めてみたりして試行錯誤していくのが楽しかったんでしょうね。

 

こんな感じで冒険して、やがてGivuはレベル18になりました。

レベル18というのは1つの目標にしていました。レベル18になったら、1度Faydwerに戻って、長年やろうと思っていた事があったからです。

 Givu 「すまん、わしはFaydwerに戻る。やらねばならん事があるし、仲間との約束もあるんでな」

突然切り出すGivu。もちろん、「一緒に行こう」という意味です(笑)

 Kirine 「あっ、そうなんだ。またね」

おい(^.^;

 Taku 「じゃあ、また戻ったら連絡ください」

おいおい(^.^;

 Hutten 「わし、Freeport入れないからなぁ」 (注4)

おおーーーーい(笑)

 Kirine 「あ、でもKelethinに行かないと覚えられない歌があったっけ。行こうかな」

お?

 Taku 「ふむ…じゃあ、皆で行きますか」

おおっ。

 Givu (良かった…) (笑)


・Givu……レベル18。この頃の事は今でも忘れない大切な冒険の記憶。

・注:この名前。実は海外のとあるゲームメーカーが著作権を主張しています。よってEQ内では別の名前で表示されます。そちらの名前のほうが良かったんですが、私はこっちのほうが好きです(笑)

・注2:Highpassの他の勢力と戦った今では評判も悪くありませんが、最初に訪れた時は「疑いの眼差し」を向けられました。ヤな感じ!(笑)

・注3:NPCの多くは決まった再出現(Pop)までの時間があります。全てを1度に相手に出来る場合は少ないので、大抵は時間を置いて、再出現時に上手く1体だけ出るようにします。中盤以降、必須のテクニックです。

・注4:Huttenは彼ら蛮族を守るためにFreeportから来た人間と戦った経験のある戦士です。そのため、彼らの部族の中では英雄でも、Freeportの人間から見れば、お尋ね者なのです。


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