第16章 「ノールのダンジョンと蛮族の戦士」
Antonica大陸大横断の次の日。
前回の旅の仲間はすぐにFreeportに帰るようです。しかしGivuはせっかく長旅をしてきたので留まる事にしました。そしてQeynosの街を改めて観光してみます。
Qeynosは歴史のある人間の街で、妖精大陸Faydwerから離れている所為か、ドワーフのGivuに対してあまり親切ではありません。
Givu 「むぅ……」
観光していると、やがて昨日の仲間、クレリックのTakuからTELLが入りました。どうやら1人でどうしよう…という感じ。とりあえず合流する事にしました。
Givu 「Qeynosを観光してるから、来てくれ」
Taku 「(笑)……了解です」
で、Takuが来るのを待っている間に、街をうろついている冒険者を見つけては捕まえて情報収集。すると近くにBlackBurrowと呼ばれるGnollのダンジョンがあるとの事。合流した後、早速行ってみることにしました。
そして、ダンジョン到着。
初級ダンジョンという話通り、の場所で雑魚は2人を恐れて襲ってきません。
Givu 「ふふん……余裕じゃなぁ…………あっ」
突然の浮遊感。水の音。そして水中。ピラニアに噛まれるGivu(笑)
Taku 「あれ? Givuどこです?」
とりあえずがんばって泳いで水からあがるGivu。そこはダンジョン最深部の地底湖に落ちてしまう裂け目だったのです。まともに落ちたらしい。上を見上げると、その裂け目が見えました。
Givu 「うむ。裂け目から落ちたらしい」
Taku 「ここかな?」
裂け目を見上げていると、Takuの姿が見えました。結構な高さです。彼が小さく見えます。
Givu 「おお、そこじゃ、そこ」
手を振ってみよう(笑)
Taku 「あ、見えました。私も落ちます」
そして無事に合流した2人。後は脱出するだけです。注意深く進んでみますが、強敵は見当たりません。そして地上まで1度戻り、再び探険を開始したのですが、何しろ2人とも始めての場所。全くわからずウロついていると、少し離れた場所に蛮族が座っているのが見えました。我々よりレベルが1つ上。とりあえず彼に聞いてみようという事で話しかけて見ます。
Givu 「よぉ、わしらここは始めてなんじゃが、お前さんは良く知っとるのか?」
蛮族の戦士 「うむ。このすぐ上に出るGnollがここのNo2で、マジックアイテムを持っている」
あいかわらず突然そのしゃべりか、このドワーフ(笑) しかしパーティーを組むことになりました。
蛮族の戦士 「Huttenfreakだ。よろしく。とりあえず、この上のGnollをやろう」
そして3人になった冒険者は上でキャンプ開始。たまに苦戦もありましたが、慣れてくれば連携も上手くいくようになりました。そしてマジックアイテムの首輪をゲット! Huttenはすでに持っているようなので、GivuとTakuの分を2つ取ります。
Hutten 「他にここで一番強いGnollがマジックアイテム出すんだが、3体きたらヤバイかも」
Taku 「もし無理なら逃げましょう」
Givu 「うむ。行ってみるか」
と、いうわけで移動。その後HuttenがPullしつつ部屋を掃除し、突撃。いきなり魔法のイヤリングをゲット!
Hutten 「おお。すごいな、いきなり出た」
話し合いの結果、Takuにあげる事になりました。
Taku 「ありがとう!」
その後、3人で色々話し合った結果。昨日のPawに出るマジックアイテムを取りに行こうという話に。
Givu 「わしら3人なら行けると思う」
そして再び広いKarana平原を旅し、Pawに到着。キャンプを張って休息し、次の日挑戦する事にしました。
・Givu…レベル15にUp! ランク2の魔法を覚えました。
・Huttenfreak登場。たまたま話しかけたのが、今まで続く縁の始まりとは。