第11章 「地下都市 Ak’anon」


 さて、前回のButcherBlockでの戦いのように、そろそろ簡単には負けない感じになってきたので、Faydwer大陸を旅してみようと思い立ちました。故郷、ドワーフの地下都市Kaladimで準備を整えて、いざ出発!

 まずはButcherBlockを出で、エルフの森Faydarkへ。

 Faydarkの森は正確にはGreater FaydarkとLesser Faydarkに分かれています。Greaterのほうはエルフのウッドガードに守られた比較的安全な森です。ここにウッドエルフの樹上都市Kelethinとハイエルフの古代都市Felwiteがあります。これらの街には何度も行ったので、無視してLesserのほうに向かいます。

 Lesser Faydarkの森。ここには安全な街などはなく、Orcなども異様に強かったりします。さらには下手すると魔法で瞬殺されるブラウニーの村や、南にはヴァンパイアの住む城などがあって、うかつに迷うと危険です。さらに深い森である事には変わりないので特に夜は道も見失いやすいです。

 途中、Orcに出会って、

 Givu 「なんじゃ、ザコか」

 と思ったら結構五分五分でやばかったりしました。さすがに注意して、道を見失わないようにしながら、隣のSteamfont Mountainsへの道を探します。Norrath時間で2日、やっとSteamfontへの道を発見して進みます。

 そして、Steamfont Mountains。

 ここはその名の通り、至る所から蒸気が噴出している山で、BatcherBlockに比べると谷などは少なく、デコボコはしてますが、見通しは悪くありません。まずは落ち着く場所が必要なので、ここにあるノームの地下都市Ak’anonを目指します。

 とはいえ、場所は知らないので道なりに進んでいると、前方の分れ道にノームのガードが立っていました。

 Givu 「お、ちょうどええ。あいつに聞いてみるか」

 で、近寄って。

 Givu 「おい、そこの。すまんがAk’anonはどう行けば……?」

 ノームのガード 「現在、正常に作動中。ギギギ……ピガ」

 ロボットかよ、おい(笑)

 Givu 「なんじゃ、こいつ。人の話を聞いとらんぞ」

 いや、だからロボットなんだってば。

 とにかく、ロボットは無視して道を進んでみると、やがて向こうに緑の光が見えてきました。恐らくAk’anonだろうと行ってみれば、その通りでした。

 そして地下都市Ak’anonに入りました。ドワーフの地下都市はまるで違います。そこは地底湖になっていて、その真中に城らしきものが立っています。どうやら橋を渡って行けるようです。その景観は神秘的で、素晴らしいものでした。ただ、なにやら「チク、タク、チク、タク……」と機械音がうるさいです。

 さらに、ノームに話しかけてみたら。

 Givu 「おう、そこの」

 ロボット 「マスターは今忙しいので話しかけないで下さい」

 と近くのロボットに怒られました。壊してやろうかと思いましたがノームに嫌われるとイヤなので我慢(笑)

 さらに、街の中に大グモがっ! と、思ったら、これもロボットクモだったり。

 Givu 「むうぅぅぅ……ノームどもの趣味はよう分からんの」

 と言う事で、その日はAk’anonで一泊のつもりでしたが、うるさいし、Givuが嫌がっているので街の外にわざわざ行って野宿しました(笑)


・Givu……レベル10。やはり旅は良い。


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