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ドイツ

狩人


狩をするおじさん。
木彫りの人形で高さが24cmあります。
胴体と脚部が入れ子になっていて外すことができます。
脚部の上には銅版が貼ってありお香を置く事ができます。
お香をたくと口から煙が出てきます。

ビアーホール


ビアーホールです。
いらっしゃいませ。
高さが6cmの木彫りの人形です。右側がウェイトレスでビールのジョッキーを持っています。
左側は手にフライパンを持った料理人です。

ドイツのビールと言えば9月末から10月初めにミュンヘンの郊外で開催される世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が大変有名です。
ミュンヘン所在の15以上のビール醸造所が巨大なテントをはり毎年世界中から600万人が訪れます。
一つのテントには6000人も収容できるそうです。
中ではブラスバンドが演奏していて興が乗ってくるとお客はビールを片手にテーブルの上に乗り肩を組んで全員で踊りを楽しみます。
どのくらい掃除をするかわかりませんが次の日にはそのテーブルは又食事用に変わります。

主婦6人衆

主婦6人衆
木彫りの人形で高さは6.5cmです。
6体で1セットのようです。
この写真からは良くわからないかと思いますが、それぞれの女性は鉛筆、プレゼント、花、ケーキ、赤い筋の入った紫色のボール、そして赤ちゃんをかかえています。
一見主婦の家事をあらわしているようですが何か物語りがあるのかも知れません。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
並び順も決まりがあるかも知れません。

コルク栓


コルク栓です。
残っているワインを保存する時に使います。
高さは6cmほどです。
ワインの関係らしくこのおじさんは酔っ払っていて赤い顔をしているところが面白いです。

クリスマスツリー


クリマスツリーです。
何かの合金に鮮やかに色づけされています。
高さは5cmほどです。
他のデザインの物を何個か持っています。
特徴はフレームが金属で形成されていてそれに色が塗られています。
裏もちゃんと裏らしい模様が描かれています。

胡桃割り人形


胡桃割り人形です。
チャイコフスキー作曲の「胡桃割り人形」というバレー音楽が有名ですが実際に胡桃割り人形って何だろうと考えた方は少ないと思います。
この兵隊さんの人形は高さが36cmで背中にレバーが付いていて本体のくぼみに胡桃を置きレバーを持ち上げると胡桃を割ることができます。
でも、胡桃を割る道具としてこのような人形が一般的に存在しているとは考えにくいのですが。
きっとバレーの「胡桃割り人形」のストーリーを研究すれば何かわかるのかも知れませんね。

ベルリンの壁


ベルリンの壁の破片です。
これを街角で売っているおじさんが実際に壁をハンマーでたたいている写真を傍らに置いて購入した人におまけとして渡していました。
もう一つのおまけとして壁の落書きを写したもうよれよれになった絵葉書もくれました。
破片の偽物も結構あるらしいです。

1989年11月にちょっとした連絡ミスにより劇的にベルリンの壁が崩壊されたことは良く知られていますが、ベルリンの壁が東西ドイツを隔てていたと多くの人が漠然と理解していたと思います。
しかし、ベルリンそのものは当時の東ドイツのど真ん中に位置していて西ベルリンは西ドイツの領地の東ドイツの中の飛び地だったのです。
ですからベルリンの壁とは単にベルリンの中を東西をわけていたのでなく西ベルリンの周囲を囲んでいたのです。
東西ドイツ統合後、長い年月をかけてベルリンの再開発を精力的に行っていますので、ごく近い将来ヨーロッパにおけるパリ、ロンドンに並ぶ大都市になることは確実でしょう。

ベルリンの壁を壊している
ベルリンの壁落書き
ビールマグ


蓋つきビールマグです。
ドイツの随所でこのように蓋の付いたビールマグを良く見ましたが蓋はビールを飲むのに必要なのですかね。

ドイツ人は大変厳格であると言われていますがちょっとした事でそれを体験したことがあります。
ドイツのキールから車でデンマークのコペンハーゲンに渡るためフェリーに乗りました。
2時間ぐらい乗ったのでしょうか、コペンハーゲンの港に近づき接岸し始めあと数分でドアが開いて上陸が開始されると思いエンジンを始動しました。
すると側にいたドイツ人からまだ早いとたしなめられたのです。
確かにエンジンのアイドリングは厳禁なのは知っていましたが長いこと船に乗ってやっと着いたのでつい早めにエンジンを始動してしまったのです。
ドイツ人にとってはそれはわざわざ他人に注意するほど絶対駄目な事なのです。
ドイツ人は常にこのような肩肘を張った社会にいるのでストレスが高まりアルコールが入ると緊張が取れて態度ががらりと変わる人がいるのではないでしょうか。
普段を知っているドイツ人が酒が入って豹変するのを何人か知っています。


現地法人があるショウに出展しているので朝10時頃そのブースを訪問しました。
すると知っている現地人の責任者が、「良く来てくれた。で何を飲みますか」と言ってビール、赤、白のワインなどを見せてくれました。
元来好きな方なので赤ワインを頼みました。
ヨーロッパに赴任してすぐだったので何と素晴らしいところに来たものだと感激したものでした。
それから5年のヨーロッパ赴任中ずうーっとこの感激は裏切られませんでした。


ミュンヘンから2時間ぐらい車で山の中に入ったところにあるホテルで世界各国から人を集めて会議をしました。
夕食後酒を楽しんでベッドに着きました。
ドンドンとかすかに聞こえてきます。
だんだんその音が大きくなって来て、これは夢ではなく誰かが部屋のドアをノックしているな思う頃、やっと頭が目覚めて来てドアを開けに行きました。
するとドアの向こうにはアメリカから参加している日本人がいて「下の階が火事になっている。ここから外へ逃げるから他の人間もここへ逃げて来るよ」と言うではないですか。
まだ酒と寝不足で頭がぼぅっとしていて事態を飲み込めずにいると4,5人知っている人たちが入ってきてこの2階の部屋から地上に降りる準備を始めるのです。
火事の実態を実感していないので逃げる準備はこの人たちに任せる事にして自分はバッグに荷物を詰めたり自分自身の逃げる用意を始めました。
未だに理解できないのですが何故皆が私の部屋に逃げてきたのでしょう。
理由の一つとして考えられるのは私の部屋は角にあり2つの方向に窓があることですが何故この人たちがそれを知っていてその角の部屋が逃げやすいと思ったかが分かりません。
それはそれとして可笑しかったのは、そのアメリカから参加している日本人が、二つあったベッドの使っていないベッドのシーツを剥がして窓から降りるロープとして使いたいと私に許可を求めたのです。
この情況でそんなこと聞くまでもないと思うのですが。
そうこうしている内にシーツで作ったロープを下に垂らして降り始めました。
その頃には地上からはしごを掛けてくれる人がいて全員無事地上に降りることが出来ました。
それは確か夜中の3時頃だったと思いますが、ホテルの母屋の方に避難した頃には消防自動車が何台も駆けつけ放水を始めていました。
ただどこが焼けているのかは外からは分からないのですが何人かが窓から降りているのは見えました。
母屋に部屋を割り当てられたので仮眠を取り、翌朝火事があったところに行ってびっくりしました。
正に私の部屋の下のホールが丸焼けなのです。
もう少し火がまわったら私の部屋も焼け落ちたでしょう。
ミュンヘンに帰る途中ラジオでその火事で15人ほど飛び降りたりして怪我をしたと報道していました。
この事件の後、私は火事の最中、逃げる前にひげを剃って、歯を磨いてネクタイを締める等用意周到で非難したと言う話が会社に広まりました。確かに荷物をまとめたのは私以外にはいないと思いますがネクタイは締めなかったと思いますよ。
歯ぐらいは磨いたかも知れませんが。

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