| 選 者 | 略 歴 | 出 典 等 |
A |
福島功
出典が書籍の分はコチラ | 1950年生まれ。高校時代より登山を始める。冬の剱岳周辺を最も愛する。40代半ばより冬山からフリークラミングに活動の中心を移す。日本山岳会会員。登山思潮の変遷に興味を持ち、山岳図書を愛読する。著書に『秋山』(山と渓谷社)など。 | 『山の名著30選』(福島功、東京新聞出版局、1998年) |
『新・山の本 おすすめ50選』(福島功、東京新聞出版局、2004年) |
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「登頂のノンフィクション」 |
B | 斎藤一男 | 1925年生まれ。登山家。第U次RCC創立同人。登山史、山岳書誌、地質研究にも造詣が深い。著書に「日本のアルピニズム」(朋文堂)、「谷川岳・越後三山」(山と渓谷社)など。 | 『山をよむ』(斎藤一男、アテネ書房、1993年) |
C | 河村正之 | 1955年生まれ。画家。東京学芸大学美術科助教授・学術博士。幼少の頃より絵とともに山に親しみ、中でも沢登りを好む。浦和浪漫山岳会OB会員、日本山書の会会員。 | 『山書散策』(河村正之、東京新聞出版局、2001年) |
D |
『山と渓谷』
読者 | 山と渓谷70周年特別企画として、2000年1月号・2月号で読者アンケートを実施。有効回答者数2,260人(男性85%・女性15%)。 |
『山と渓谷』2000年5月号、
「ヤマケイ読者が選ぶ登山なんでもランキング」−「山の本」 |
E | 著名人 | 『山と渓谷』右記特集で、山に関連した著名人などが1人1作選出。選者は登山家・岩崎元郎、イラストレーター・沢野ひとし、山と渓谷社編集長など。 |
『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「想い出の一冊、忘れ得ぬ一節」 |
F | 布川欣一 | 1932年生まれ。登山史研究家。中央公論社などの出版社勤務を経て、高校教諭。著書に「山道具が語る日本登山史」(山と渓谷社)など。 |
『山と渓谷』2002年11月号、「特集 山の名著に親しむ」
−「ジャンル別 山の名著入門 紀行・随想」 |
G | 海津正彦 | 1945年生まれ。早大卒、翻訳家。高校より岩登りに親しみ、奥鐘山中央ルンゼ初登、パキスタン・チョンラピーク初登頂など。主な訳書に、「北壁の死闘」(ボブ・ラングレー、創元ノヴェルズ)、「エヴェレストへの長い道」(スネイプ、山と渓谷社)など。 |
『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「ジャンル別 山の名著入門 海外」 |
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「事故とノンフィクション」 |
H | 羽根田治 | 1961年生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーライターに。執筆テーマは主に登山や沖縄など。著書に、「パイヌカジ」、「空飛ぶ山岳救助隊」、「生還 山岳遭難からの救出」(以上、山と渓谷社)など。 | 『山と渓谷』2002年11月号、「特集 山の名著に親しむ」−「ジャンル別 山の名著入門 ノンフィクション」 |
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「遭難のノンフィクション」 |
I | 識者など | ジャンルごとに、いまだ充分に光の当てられていない「山の本」を発掘・再評価。ジャンルごとに1名1冊選出。選者は、豊田和弘(編集者、自然の権利基金理事)、多田多恵子(立教大・東京農工大非常勤講師、理学博士)、高桑信一(著述業)など。 |
『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「『山を感じる』隠れた名著を探せ!」 |
J |
『山と渓谷』
編集部員 | 『山と渓谷』の編集部員が、いわゆる「古典的名著」以外のさまざまなジャンルから、山の好著を案内。選者は、萩原浩司編集長、勝峰富雄副編集長ほか(肩書は当時)。 |
『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「編集部選!My名著」 |
K | 沢木耕太郎 | 1947年生まれ。ノンフィクション作家。79年「テロルの決算」で大宅壮一ノンフィクション賞、82年「一瞬の夏」で新田次郎文学賞、「凍」で講談社ノンフィクション賞を受賞。 |
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「特別寄稿」 |
L | 小泉弘 | 1946年生まれ。ブックデザイナー。東京徒歩山渓会、日本山岳会会員。10代から登山をはじめ、20代・30代とペルーアンデス遠征。共著に「日本登山大系」など。 |
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「人物のノンフィクション」 |
M |
『山と渓谷』
編集部 | 『山と渓谷』の右記特集の最後に、その他の山のノンフィクション本を紹介。「著者に聞く」では、本多勝一と山野井泰史に著書についてインタビュー。聞き手は國久純子。 | 『山と渓谷』2006年10月号、「秋に読みたい山のノンフィクション」−「著者に聞く」「まだまだあります、山のノンフィクション本」 |
N |
『PEAKS』
編集部 | 『PEAKS』の右記特集で、山岳文学の世界を幅広く紹介。その中で、代表的な作家をックアップし、、その著作名とともに紹介(正確には、お勧めではなく、あくまで紹介です)。 |
『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「山を描いた作家とその著作」 |
O | 角幡唯介 | 1976年生まれ。早大卒業。同大探検部時代からチベットの奥地、ヤル・ツァンポー峡谷の未踏査部を追い求める。「空白の五マイル」が第8回開高健ノンフィクション賞を受賞。 |
『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「冒険とは、書くこととは。」 |
P | 著名人など | 『PEAKS』の右記特集で、山と本を愛する12人が、1人3冊ずつ、いつまでも大事にしたくなる山の本たちを紹介。選者は、俳優・海藤健、穂高書房主人・和久井正明など。 |
『『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「この冬オススメ山の本36」 |
Q | 書店員など | 書店で山の本を積み上げている、山好きの本のマイスターたちが、1人3冊ずつセレクト。登場する書店は、書泉グランデ、ICI石井スポーツ、紀伊国屋書店など。 |
『PEAKS』2011年12月号、
「書を読んで山に登ろう!」−「本当にオススメしたい山の本Best3」 |
R | 浅野孝一 | 1926年生まれ。10代後半より山登りを始め、復員後、獨標登高会に入会。日本山岳会、新ハイキングクラブ、旅行作家の会所属。著書に、「40代からの山歩き」(ナツメ社)など。 | 『知的登山のススメ』(浅野孝一、山と渓谷社、1992年) |
S | 池内紀 | 1940年生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書は、「風刺の文学」「森の紳士録」「ひとつとなりの山」「山の朝霧 里の湯煙」など多数。 |
『考える人』2012年冬号、「特集 人は山へ向かう」−
「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」 |
T | 湯川豊 | 1938年生まれ。評論家、エッセイスト。大学卒業後、文藝春秋社に入社し、「文學界」編集長、同社取締役を経て、東海大学教授、京都造形芸術大学教授。 |
『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」 |
U |
『考える人』
編集部 | 『考える人』の右記特集、池内氏と湯川の対談の中で、『考える人』の編集部として「『山の本』おまけリスト」として7作品をリストアップ。 |
『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」 |
V | 神長幹雄 | 1950年生まれ。編集者。山と渓谷社に入社し、雑誌編集部を経て、「山と渓谷」編集長。その後出版部。日本山岳会会員。著書に「運命の山稜」(山と渓谷社)など。 |
『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「遭難文学案内」 |
W | GAMO | 私です。年齢不詳としていますが、まぁ中年です。山岳マンガ・小説・映画専門サイト「ヴァーチャル クライマー」主催。著書に「山岳マンガ・小説・映画の系譜」(山と渓谷社)など。 | 『Number Do』2012年Summer、「ゼロから楽しむ入門編 大人の山登り。」−「登る前に読め!山の本と映画30」(※雑誌掲載は10作品ですが、選定時に悩んだ3作品を今回追加しました) |