「他人のフンドシ」を借りて選ぶ
山岳ノンフィクション ベストセレクション

 数ある山書の中でも、山岳ノンフィクションは特に、幅が広い上に奥も深い世界です。拙サイトでもその一部を紹介していますが、カバーできる範囲は微々たるものです。また、雑誌等の書籍紹介コーナーやサイトなどを見ても、年齢や山歴、嗜好などにより好みがばらばらで、必ずしも参考になりません。
 本の好き好きは人それぞれであり、ランキングやセレクションはある意味ナンセンス。それでも、膨大な山岳ノンフィクションの世界にこれから足を踏み入れる人の指針になればと思い、先人の知恵をお借りして、敢えて「山岳ノンフィクション ベストセレクション」を選出してみました。
 繰り返しになりますが、ランキングはあくまで点数化した結果に過ぎません。好き嫌いはまた別ですが、このセレクションが、皆さま自身の好きな山書を探す参考になれば幸いです。素敵な山本を出会えることを祈っています。
 
↓以下にジャンプします
選者紹介
選出ルールなどについて・ランキング表の見方
ランキング発表!
・第1位〜第10位
・第11位〜第20位←選者4名が選んだ11作品
・第22位〜第33位←選者3名が選んだ15作品
・同点37位←選者2名、合計19ポイントの10作品
・同点47位←選者2名、合計18ポイントの19作品
・同点66位←選者2名、合計17ポイントの18作品
・同点84位←選者2名、合計16ポイントの7作品
著者別ランキング
 
 
 
 
選者紹介 ― まずは選者のご紹介です(敬称略)。下表左端A〜Vが、ランキング表上部のA〜Vに該当します。
          選者名をクリックすると、選者ごとの個別セレクションが別ウィンドウで開きます(出典が書籍となっているものを除く)
 
選 者
略 歴
出 典 等
福島功

出典が書籍の分はコチラ
1950年生まれ。高校時代より登山を始める。冬の剱岳周辺を最も愛する。40代半ばより冬山からフリークラミングに活動の中心を移す。日本山岳会会員。登山思潮の変遷に興味を持ち、山岳図書を愛読する。著書に『秋山』(山と渓谷社)など。『山の名著30選』(福島功、東京新聞出版局、1998年)
『新・山の本 おすすめ50選』(福島功、東京新聞出版局、2004年)
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「登頂のノンフィクション」
斎藤一男1925年生まれ。登山家。第U次RCC創立同人。登山史、山岳書誌、地質研究にも造詣が深い。著書に「日本のアルピニズム」(朋文堂)、「谷川岳・越後三山」(山と渓谷社)など。『山をよむ』(斎藤一男、アテネ書房、1993年)
河村正之1955年生まれ。画家。東京学芸大学美術科助教授・学術博士。幼少の頃より絵とともに山に親しみ、中でも沢登りを好む。浦和浪漫山岳会OB会員、日本山書の会会員。『山書散策』(河村正之、東京新聞出版局、2001年)
『山と渓谷』
読者
山と渓谷70周年特別企画として、2000年1月号・2月号で読者アンケートを実施。有効回答者数2,260人(男性85%・女性15%)。 『山と渓谷』2000年5月号、
「ヤマケイ読者が選ぶ登山なんでもランキング」−「山の本」
著名人『山と渓谷』右記特集で、山に関連した著名人などが1人1作選出。選者は登山家・岩崎元郎、イラストレーター・沢野ひとし、山と渓谷社編集長など。 『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「想い出の一冊、忘れ得ぬ一節」
布川欣一1932年生まれ。登山史研究家。中央公論社などの出版社勤務を経て、高校教諭。著書に「山道具が語る日本登山史」(山と渓谷社)など。 『山と渓谷』2002年11月号、「特集 山の名著に親しむ」
−「ジャンル別 山の名著入門 紀行・随想」
海津正彦1945年生まれ。早大卒、翻訳家。高校より岩登りに親しみ、奥鐘山中央ルンゼ初登、パキスタン・チョンラピーク初登頂など。主な訳書に、「北壁の死闘」(ボブ・ラングレー、創元ノヴェルズ)、「エヴェレストへの長い道」(スネイプ、山と渓谷社)など。 『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「ジャンル別 山の名著入門 海外」
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「事故とノンフィクション」
羽根田治1961年生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーライターに。執筆テーマは主に登山や沖縄など。著書に、「パイヌカジ」、「空飛ぶ山岳救助隊」、「生還 山岳遭難からの救出」(以上、山と渓谷社)など。『山と渓谷』2002年11月号、「特集 山の名著に親しむ」−「ジャンル別 山の名著入門 ノンフィクション」
『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「遭難のノンフィクション」
識者などジャンルごとに、いまだ充分に光の当てられていない「山の本」を発掘・再評価。ジャンルごとに1名1冊選出。選者は、豊田和弘(編集者、自然の権利基金理事)、多田多恵子(立教大・東京農工大非常勤講師、理学博士)、高桑信一(著述業)など。 『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「『山を感じる』隠れた名著を探せ!」
『山と渓谷』
編集部員
『山と渓谷』の編集部員が、いわゆる「古典的名著」以外のさまざまなジャンルから、山の好著を案内。選者は、萩原浩司編集長、勝峰富雄副編集長ほか(肩書は当時)。 『山と渓谷』2002年11月号、
「特集 山の名著に親しむ」−「編集部選!My名著」
沢木耕太郎1947年生まれ。ノンフィクション作家。79年「テロルの決算」で大宅壮一ノンフィクション賞、82年「一瞬の夏」で新田次郎文学賞、「凍」で講談社ノンフィクション賞を受賞。 『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「特別寄稿」
小泉弘1946年生まれ。ブックデザイナー。東京徒歩山渓会、日本山岳会会員。10代から登山をはじめ、20代・30代とペルーアンデス遠征。共著に「日本登山大系」など。 『山と渓谷』2006年10月号、
「秋に読みたい山のノンフィクション」−「人物のノンフィクション」
『山と渓谷』
編集部
『山と渓谷』の右記特集の最後に、その他の山のノンフィクション本を紹介。「著者に聞く」では、本多勝一と山野井泰史に著書についてインタビュー。聞き手は國久純子。『山と渓谷』2006年10月号、「秋に読みたい山のノンフィクション」−「著者に聞く」「まだまだあります、山のノンフィクション本」
『PEAKS』
編集部
『PEAKS』の右記特集で、山岳文学の世界を幅広く紹介。その中で、代表的な作家をックアップし、、その著作名とともに紹介(正確には、お勧めではなく、あくまで紹介です)。 『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「山を描いた作家とその著作」
角幡唯介1976年生まれ。早大卒業。同大探検部時代からチベットの奥地、ヤル・ツァンポー峡谷の未踏査部を追い求める。「空白の五マイル」が第8回開高健ノンフィクション賞を受賞。 『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「冒険とは、書くこととは。」
著名人など『PEAKS』の右記特集で、山と本を愛する12人が、1人3冊ずつ、いつまでも大事にしたくなる山の本たちを紹介。選者は、俳優・海藤健、穂高書房主人・和久井正明など。 『『PEAKS』2011年2月号、
「山岳文学の世界へ」−「この冬オススメ山の本36」
書店員など書店で山の本を積み上げている、山好きの本のマイスターたちが、1人3冊ずつセレクト。登場する書店は、書泉グランデ、ICI石井スポーツ、紀伊国屋書店など。 『PEAKS』2011年12月号、
「書を読んで山に登ろう!」−「本当にオススメしたい山の本Best3」
浅野孝一1926年生まれ。10代後半より山登りを始め、復員後、獨標登高会に入会。日本山岳会、新ハイキングクラブ、旅行作家の会所属。著書に、「40代からの山歩き」(ナツメ社)など。『知的登山のススメ』(浅野孝一、山と渓谷社、1992年)
池内紀1940年生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書は、「風刺の文学」「森の紳士録」「ひとつとなりの山」「山の朝霧 里の湯煙」など多数。 『考える人』2012年冬号、「特集 人は山へ向かう」−
「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」
湯川豊1938年生まれ。評論家、エッセイスト。大学卒業後、文藝春秋社に入社し、「文學界」編集長、同社取締役を経て、東海大学教授、京都造形芸術大学教授。 『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」
『考える人』
編集部
『考える人』の右記特集、池内氏と湯川の対談の中で、『考える人』の編集部として「『山の本』おまけリスト」として7作品をリストアップ。 『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「対談 山の愉しみ、山の文学を語る」
V
神長幹雄1950年生まれ。編集者。山と渓谷社に入社し、雑誌編集部を経て、「山と渓谷」編集長。その後出版部。日本山岳会会員。著書に「運命の山稜」(山と渓谷社)など。 『考える人』2012年冬号、
「特集 人は山へ向かう」−「遭難文学案内」
W
GAMO私です。年齢不詳としていますが、まぁ中年です。山岳マンガ・小説・映画専門サイト「ヴァーチャル クライマー」主催。著書に「山岳マンガ・小説・映画の系譜」(山と渓谷社)など。『Number Do』2012年Summer、「ゼロから楽しむ入門編 大人の山登り。」−「登る前に読め!山の本と映画30」(※雑誌掲載は10作品ですが、選定時に悩んだ3作品を今回追加しました)

 
選出ルールなどについて
対象は「山岳ノンフィクション」です。小説、詩集・俳句、マンガ、絵本、映像などは除いています。一部に位置付けが微妙な作品もありますが(例えば、「冬のデナリ」はノンフィクションとする人もいますが、私は小説だと思います)、私の勝手な判断で対象とするかどうかを判断しています。
お知恵を拝借した先人の資料は、お勧め本の記載されているもののうち、1990年以降に出版・発売された著書・雑誌記事を対象としました。選出対象については、ジャンルを分けているケースや、フィクション・ノンフィクションを区別せずにセレクトしているケースなどまちまちですが、ここでは上記の対象としている山書だけでランキングしています。(なお、「岳書縦走」(雁部貞夫)は対象期間中で出版された山書ですが、「岳人」の1979〜89年に掲載された記事を基にしたものであり、多少古くなってしまうため除外しています。それ以外に、私が把握していないために洩れている山書・記事もあると思いますがご容赦ください。)
ランキングはポイントにより行っています。選者1人当たりの選出作品総数が10作品以内の場合は10ポイント(表の☆印)、30作品以内の場合は9ポイント(表の◎印)、それ以上の場合は8ポイント(表の◇印)としました。1人の選者が複数の媒体で同じ山書を選出している場合は、重複カウントはしていません。
著名人・書店員などによる選出の場合、個別の名称は、該当のアルファベットとともに備考欄に記載しています。肩書等は、雑誌掲載時のものです。

 
ランキング表の見方
No
タイトル
著者
A
W
備考
順位改題等はカッコで補記著者・編者名 当初
発行年
ポイント合計当該作品を選んだ選者の数☆、◎、◇の意味は上記「選出ルールなどについて」を参照。A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。著名人など(E、I、P、Q)選者が複数の場合、個別名を備考に記載

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総合ラ ン キ ン グ !
第1位〜第10位

No
タイトル
著者
備考
1
沢木耕太郎
2005
66
7
Q:山下書店
2
死のクレバスジョー・シンプソン
1991
65
7
Q:カモシカスポーツ
3
狼は帰らず佐瀬稔
1980
64
7
4
垂直の記憶山野井泰史
2004
56
6
5
単独行(新編・単独行)加藤文太郎
1936
54
6
風雪のビヴァーク(新編・風雪のビヴァーク)松濤明
1950
54
6
7
ナンガパルバート単独行ラインホルト・メスナー
1981
46
5
E:山野井泰史
Q:山下書店
8
青春を山に賭けて植村直己
1971
45
5
リーダーは何をしていたか本多勝一
1997
45
5
10
星と嵐ガストン・レビュファ
1955
43
5
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
第11位〜第20位(選者4名が選んだ11作品、ランキングはポイントの差による)

No
タイトル
著者
備考
11
山からの絵本辻まこと
1966
39
4
Q:恵文社
12
山靴の音
(新編山靴の音)
芳野満彦
1959
38
4
E:沢野ひとし
Q:石井スポーツ
13
山と渓谷
(新編・山と渓谷)
田部重治
1932
37
4
P:森山伸也(ライター)
14
たった一人の山浦松佐美太郎
1941
36
4
P:大塚真(編集者)
遺された山靴佐瀬稔
1999
36
4
サバイバル登山家服部文祥
2006
36
4
生と死の分岐点ピット・シューベルト
1997
36
4
P:村越真(静岡大学教授)
18
山 研究と随想大島亮吉
1930
35
4
E:萩原浩司(「山と渓谷」編集長)
空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかジョン・クラカワー
1997
35
4
20
アルプス登攀記エドワード・ウィンパー
1936
34
4
処女峰アンナプルナモーリス・エルゾーグ
1953
34
4
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
第22位〜第33位(選者3名が選んだ15作品、ランキングはポイントの差による)

No
タイトル
著者
備考
22
ソロ 単独登攀者山野井泰史丸山直樹
1998
30
3
I:木下宏純(同人蟷螂所属)
23
旅をする木星野道夫
1995
29
3
E:渡辺佳苗(早大山岳部)
24
日本百名山深田久弥
1964
28
3
P:高橋紡(アウトドアユニット編集)
25
山の憶い出木暮理太郎
1938
27
3
26
ビヨンド・リスクニコラス・オコネル
1996
27
3
ラインホルト・メスナー自伝ラインホルト・メスナー
1992
27
3
28
山と雪の日記板倉勝宣
1930
26
3
山岳省察今西錦司
1940
26
3
E:水野勉(山書の会代表)
日本アルプス登山と探検ウォルター・ウェストン
1933
26
3
K2 嵐の夏クルト・ディームベルガー
2000
26
3
日本アルプス小島烏水
1910
26
3
33
アルプスの三つの壁アンデルル・ヘックマイヤー
1955
25
3
エヴェレスト その人間的記録ウィルフリッド・ノリス
1956
25
3
ヒマラヤ その探検と登山の歴史ケニス・メイスン
1957
25
3
八千米の上と下ヘルマン・ブール
1955
25
3
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
同点第37位(選者2名が選んだ作品のうち、合計19ポイントの10作品)

No
タイトル
著者
備考
37
山の絵本尾崎喜八
1935
19
2
日本登山大系柏瀬祐之、小泉弘、岩崎元郎編
1980
19
2
P:滝沢守夫(編集者)
山のパンセ(新選・山のパンセ)串田孫一
1957
19
2
辻まことセレクション 1山と森辻まこと
1999
19
2
P:大塚真(編集者)
激しすぎる夢長尾三郎
2001
19
2
落ちこぼれてエベレスト野口健
1999
19
2
P:海東健(俳優)
トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか羽根田治、金田正樹、ほか
2010
19
2
Q:山下書店
忘れられた日本人宮本常一
1960
19
2
I:高桑信一
北八ツ彷徨山口耀久
1960
19
2
山びとの記宇江敏勝
1980
19
2
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
同点第47位(選者2名が選んだ作品のうち、合計18ポイントの19作品)

No
タイトル
著者
備考
47
生と死のミニャ・コンガ阿部幹雄200018
2
アイスクライミングイヴォン・シュイナード198018
2
いまだ下山せず!泉康子199418
2
空白の五マイル角幡唯介201018
2
われ生還す 登山家たちのサバイバルクリント・ウィリス編200318
2
梅里雪山 十七人の夜を探して小林尚礼200618
2
K2非情の頂ジェニファー・ジョーダン200618
2
北壁の青春高田光政196818
2
Q:カモシカスポーツ
山で死なないために武田文男198718
2
わが山旅五十年田部重治197118
2
P:大塚真(編集者)
山の遭難 生きた還った永田秀樹200518
2
山の博物誌西丸震哉196618
2
生還 山岳遭難からの救出羽根田治200018
2
栄光の叛逆者本田靖春198018
2
K2に憑かれた男たち本田靖春197918
2
ミニヤコンカ奇跡の生還松田宏也198318
2
八ヶ岳挽歌山口耀久200118
2
P:小林紀晴(写真家・作家)
そして謎は残ったヨッヘン・ヘムレブ、ラリー・ジョンソン、エリック・サイモンスン199918
2
みんな山が大好きだった(山男たちの死に方)山際淳司198318
2
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
同点第66位(選者2名が選んだ作品のうち、合計17ポイントの18作品)

No
タイトル
著者
備考
66
日翳の山 ひなたの山上田哲農195817
2
霧の山稜加藤泰三194117
2
マッターホルン北壁小西政継196817
2
山と書物 正・続小林義正195717
2
会心の山佐伯邦夫198217
2
大いなる山 大いなる谷志水哲也199217
2
エヴェレスト登頂ジョン・ハント195417
2
私の山谷川岳杉本光作198117
2
七つの最高峰ディック・バス、フランク・ウェルズ、リック・リッジウェイ199517
2
パフォーマンスロッククライミングデイル・ゴダード、ウド・ノイマン199917
2
尾瀬と鬼怒沼武田久吉193017
2
わが山の生涯トム・ロングスタッフ195717
2
白い蜘蛛ハインリヒ・ハラー196017
2
岩壁よおはよう長谷川恒男198117
2
エリック・シプトン 山岳探検家・波乱の生涯ピーター・スティール200017
2
山に忘れたパイプ藤島敏男197017
2
垂直の星 吉尾弘遺稿集吉尾弘著、日本勤労者山岳連盟編200117
2
クライミング・フリーリン・ヒル、グレッグ・チャイルド200217
2
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
同点第84位(選者2名が選んだ作品のうち、合計16ポイントの7作品)

No
タイトル
著者
備考
84
アルプス・コーカサス登攀記アルバート・フレデリック・マンメリー193816
2
黒部渓谷冠松次郎192816
2
アルピニズモ・アクロバチコギド・レイ195616
2
ヒマラヤの高峰深田久弥196416
2
雪・岩・アルプス藤木九三193016
2
山行槇有恒192316
2
アルプス記松方三郎193716
2
※A〜Wの文字にカーソルを当てると、選者名が表示されます。
 
 
第91位以下省略選者1名が選んだ作品)

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著者別ランキング
順位
著 者 名
総得点
ランクインした作品
タ イ ト ル
発行年
点数
備 考
1位
佐瀬 稔
110
狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死
1980
64

遺された山靴 佐瀬稔遺稿集
1999
36

長谷川恒男 虚空の登攀者
1994
10

2位
ラインホルト・メスナー
81
ナンガパルバート単独行
1981
46
訳 : 横川 文雄
ラインホルト・メスナー自伝 自由なる魂を求めて
1992
27
訳 : 松浦 雅之
第七級 極限の登攀
1974
8

3位
辻 まこと
67
山からの絵本
1966
39

辻まことセレクション1 山と森
1999
19

山の声
1971
9

4位
沢木 耕太郎
66
2005
66

5位
ジョー・シンプソン
65
死のクレバス アンデス氷壁の遭難
1991
65
訳 : 中村 輝子
6位
羽根田 治
64
トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか
2010
19
共著
生還 山岳遭難からの救出
2000
18

空飛ぶ山岳救助隊 ヘリ・レスキューに命を懸ける男、篠原秋彦
1998
9

ドキュメント気象遭難
2003
9

山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か
2010
9

7位
ガストン・レビュファ
63
星と嵐
1955
43
訳 : 近藤 等
岩と雪
1961
10
訳 : 近藤 等
モンブラン山群 特選100コース
1974
10
訳 : 近藤 等
田部 重治
63
山と渓谷(新編・山と渓谷)
1932
37

わが山旅五十年
1971
18

日本アルプスと秩父巡禮
1919
8

9位山野井 泰史
56
垂直の記憶 岩と雪の7章
2004
56

10位
加藤 文太郎
54
単独行
1936
54
1936年は私家版。1941年に朋文堂から発行
松濤 明
54
風雪のビヴァーク(新編風雪のビバーク)
1950
54
1950年は私家版。1960年に朋文堂から発行
12位
本多 勝一
53
リーダーは何をしていたか
1997
45

山を考える
1966
8

13位
星野 道夫
48
旅をする木
1995
29

アラスカ 光と風
1986
10

イニュニック
1993
9

14位
植村 直己
45
青春を山に賭けて
1971
45

ジョン・クラカワー
45
空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか
1997
35
訳 : 海津 正彦
エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話
2000
10
訳 : 森 雄二
16位
深田 久弥
44
日本百名山
1964
28

ヒマラヤの高峰
1964
16
雪華社1964〜65年、白水社決定版1973年
17位
今西 錦司
43
山岳省察
1940
26

ヒマラヤを語る カラコルム
1974
9

山と探検
1950
8

大島亮吉
43
山 研究と随想
1930
35

先蹤者-アルプス登山者小伝
1935
8

19位
丸山直樹
39
ソロ 単独登攀者山野井泰史
1998
30

死者は還らず 山岳遭難の現実
1998
9

20位
長尾三郎
38
激しすぎる夢
2001
19

エベレストに死す 天才クライマー加藤保男の栄光と悲惨
1984
10

マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅
1986
9


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