第一回探偵、警察署の御剣に人物ファイルの「王都楼真悟」をつきつけると、春風のどこがさわやかなものかと怒る。
どうやら花粉症らしい。
第一回法廷、オバチャンの尋問「目撃した人物について」で「トノサマンだョ~」をゆさぶると、オバチャンが成歩堂の小さい頃の夢は何だったか聞いてくる。
成歩堂いわく、ミラクル仮面になりたかったらしい‥‥。
と、この時点ではただのギャグでしかないのだが、後に第二回法廷にて、絶望的な状況に陥った成歩堂は、
(ぼくはかならず奇跡を起こす!)
という決意の後、本当に奇跡、つまりミラクルを起こし、全てを逆転している。
ちなみに、「ミラクル仮面」ネタは、「逆転裁判123HD」Game Centerの達成項目や、マルチ版でのトロフィー/実績にも採用された。
*メールフォーム投稿のご指摘より、一部修正しました。ありがとうございます。
第二回探偵、電波探知機で藤見野の部屋を探索するが、正解以外にも探知機が反応するものを記した。
成歩堂と春美のボケが面白い。
実際の会話は、ぜひ本編で確認していただきたい。
調べられる場所(右画面) | 概要 |
---|---|
ラジカセ | つけっぱなしのラジオは『こども電話質問ばこ』のコーナーの最中。難しい質問が飛び出し、春美は成歩堂に答えを尋ねるが‥‥ |
エアコン | エアコンのフィルターが汚れている。綺麗好きの春美は‥‥ |
電気スタンド(3ヶ所) | 電気スタンドがつけっぱなしなので春美が怒る。なお、3ヶ所ともコメントは同じ |
電話 | 電話を壊して盗聴器を確認する成歩堂に春美が感心する |
ソファ横のクマ型ロボット | 春美がロボットの馬力数を尋ねる |
ソファ上携帯電話 | 春美は携帯電話すら見たことがないという事実に成歩堂が驚く |
調べられる場所(左画面) | 概要 |
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コーヒーメーカー | 成歩堂が、「コーヒーが出てくるポットのようなもの」と春美に教える。それに対する春美の問いかけが可愛らしい |
ポット | お湯がなくなりかけているので、春美が入れ替えようとする |
ノートパソコン | 成歩堂が、ノートパソコンを知らない春美にノートパソコンのことを教えようと頑張る |
机右上 小型ビデオカメラ | 最近は小型が流行っているようだが、春美は大きくなるつもりと決意を語る |
机右 下テレビのリモコン | りもこんやえあこん、ぱそこんなどの「こん」とは何か春美が悩む |
クマオヤジ目覚まし | 目覚まし時計と盗聴器という組み合わせに、成歩堂が複雑な思いを打ち明ける |
炊飯ジャー | 保温されているご飯を見て、春美がイトノコから聞いた、あることを語るが‥‥ |
トランク内ドライヤー | テレビのそばで使うとザザっとなるという、成歩堂から聞いたばかりの知識を春美が嬉しそうに披露する |
トランク右下電卓 | 「50」と表示されたままの電卓を見て、春美はおこづかいの計算中かと考える |
大きなクマの目 | (正解) |
第二回探偵、王都楼の屋敷に御剣・春美と共に乗り込むが、御剣と共に探偵パートで行動できるのはここのみ。
暖炉を調べると、御剣は少年時代暖炉のある家で暮らしていたことが解る。
また、画面右上のトノサマンコレクションを調べると、御剣が王都楼についてやたらと詳しいことが解る。
ゲームボーイアドバンス版「逆転裁判2」が発売された時点では、「逆転裁判 真相解明マニュアル」に収録のおまけ漫画でのみ、「御剣はトノサマンマニア」であることが語られていた為、当時はこの発言が「御剣はトノサマンマニア」を裏付けるメッセージであるのかと噂になった。
なお、「御剣はトノサマンマニア」がゲーム内で公式となったのは、「逆転検事」である。
余談になるが、2019年2月21日発売ニンテンドードリーム4月号の巧舟氏&岩元辰郎氏インタビューにおいて、御剣がトノサマン好きという設定に関してコメントがある。
1作目3話の最後に、御剣が荷星三郎に「いつも拝見しております」と言うが、巧舟氏はこれについて「社交辞令で言った」イメージで書いただけであったという。「逆転裁判 真相解明マニュアル」のおまけ漫画はデザイナーが1作目3話の最後のやりとりをすくいとって独自の解釈で描き、最終的には巧舟氏もそのネタを受け入れていったという。
この第4話では狩魔冥がピストルで撃たれて右肩を負傷するが、彼女の怪我の位置は彼の父・狩魔豪が同じくピストルで負傷した位置と同じである。
*メールフォームにてヒロさんから情報提供いただきました。ありがとうございます。
この第4話では、荷星がゴシップ好きであることが判明する。
第一回探偵の話す「霧緒のうわさ」で、持っていた雑誌を見せてくれるが、この時の成歩堂のコメントが「オバチャンが読みそうなウサンくさい芸能雑誌だ」である。
また、第二回探偵で証拠品「雑誌の記事」をつきつけると、荷星は「ゴシップランド」を愛読していることがわかる。
(ついでに、「ゴシップランド」に「深夜のトノサマン、ギョーザを食い逃げ?」という記事が掲載された時に、荷星は十冊も「ゴシップランド」を購入したことが判明する)
実は、1作目3話の第二回探偵(真宵同行時)で、楽屋に置いてある荷星の鞄を調べると、中には「オバチャンたちが読みそうな、ウワサ話のくだらない雑誌」(真宵談)が入っているのである。
この頃から彼はゴシップ好きだったのだ。
第二回法廷・後編2、最終盤にて、王都楼真悟に対し、
無罪を要求
有罪を要求
のどちらかを選ぶことになる。
結論を言うと、どちらを選んでも進む。
ここでは千尋の「好きに料理してあげなさい」という言葉通りに、どちらを選んだとしても、プレイヤーにとって(成歩堂にとって)スカッとする展開が待ち受けている。
ぜひ、どちらの展開も見て欲しい。
逆転裁判2には、「一枚絵が見られる特殊なバッドエンディング」が存在する。ゲームボーイアドバンス初期三部作で、ここまで特殊な演出のあるバッドエンディングは、逆転裁判2しかない。 以下に、第4話で見られるバッドエンディングを記しておく。
1.と2.はどちらも同じバッドエンディングが見られる。
また、この第4話では一枚絵こそないものの、心証ゲージ残量に関係なく、一度のミスで通常のゲームオーバーになる場所がある。
第一回法廷・前編の終盤、ナツミの写真の指摘は失敗すると即ゲームオーバーである。
正解は「ハカマのすそ」で、それ以外の場所を指摘するとミス扱いだが、「ハカマのすそ以外の場所のトノサマンを指摘する」か、「トノサマン以外の場所を指摘する」かで、少しセリフが変化する。
トノサマンを指摘した時の御剣のセリフは必見。