マーダラが花占いのように花びらをむしるモーションでは、全部むしり終わると、花びらがなくなった茎をカゴに戻し、新しい花を取り出してまた花びらをむしり出す。売り物のワリに、雑に扱っているモーションが結構ある。
また、尋問中特に関係ないところで、マーダラを「といつめる」と、花占いは実は「売れる」「売れない」‥‥を占っていたことがわかる。成歩堂が「売れない花でうらないか」とつっこむ。
更に、マーダラが第9章で再登場した時は、カゴもないのに無限に花を出して花占いを続ける。記憶がなくなっても手が覚えているのか、というより、花はどこから出てくるのか。
バーサがヤギのメへへへの胴を締め続けるモーションでは、セリフを送らず放置するとメへへへが鳴き続ける。とても痛そうである。
レイトンたちが駆けつけ、魔法大全の使い方をルークが教えてくれた直後の、（これが、最後のチャンス‥‥ぼくは‥‥どうするべきか！）で「絵画に“ムジュン”はない」を選ぶと、ルークに「さっき、ハリきって“使い方”を説明したボクの立場も考えてください！」とやんわり怒られてしまう。
絵画のムジュンを指摘する場面、正解はマホーネの、ランプを持っている右手なのだが、ミルク桶を持っている左手を指摘すると、専用のセリフを見ることができる。
初の「証言で証言のムジュンを指摘」を成功させると、「オジサンは、事件が起こったとき～」のセリフの後から、ダブル異議ありポーズの成歩堂とレイトンを、正面から背面までカメラが回りこむ。最後にはふたりの後頭部まで観察できる。しかもしばらくこのままセリフを読むことになるのでシュール。
尋問「手にしてた《魔法杖》のナゾ」のオジサンの証言「カンタンなコト！ あのミルク桶を地面に～」をゆさぶると、あるところでオジサン以外の4人全員が反応する。といつめると4人とも専用のコメントが聞けるが、ストーリーを進める上では関係がない。
ちなみに、ナイツのコメントが一番意味がなく面白い。
「ヒトリ多い、《証人》‥‥それはいったい、なにを意味するのか？」で、「証人に魔法がかけられた」を選ぶと、成歩堂が「《ミマチガエール》とかそのへんの魔法です！」と適当なことを言う。
しかもその後、ルークがそんな魔法は魔法大全にないと即答する。
「事件当時。オジサンを背後から呼んだのがこのご婦人だったという《証拠》とは！」で間違った証拠品を提出すると、物凄い速さでレイトンがそれを止める。しかもルークには「先生の足を引っぱらないでください！」とまで言われ心が痛む‥‥そしてペナルティもくらう。
「メガネを落とした“魔女”が、現場に姿を現した、その《理由》とは！」や、最後の「今夜、捜査されなかった“場所”。‥‥それを示す《証拠品》は‥‥！」で間違えた時のレイトンとルークのお揃いポーズは、ある意味清々しい。