TOP > 逆転検事2攻略 > 色々ネタ 「逆転検事2」第4~5話は連続した流れになっており、いくつかの事件が同時進行していることもあり、なかなか複雑である。
疑問をいくつか。

チケット半券の謎

記憶喪失の美雲は、籠目つばさ殺害容疑の濡れ衣を着せられ、様々な証拠品を持たされていた。
後に逮捕された一柳万才によると、証拠品のうち、手紙は自分が用意したものではないという。
第5話で明らかになるとおり、手紙は黒幕が用意したものである。
一柳万才は、ビッグタワー屋上で気絶した美雲を発見した際、つまり、4月4日深夜または4月5日早朝に、美雲に罪をなすりつけることを思いついた。
一方、記憶喪失の美雲が持っていた証拠品のうち、ビッグタワー展望台のチケット半券に記された時間は、「4月4日 19:28」である。しかも美雲の年齢に合わせた高校生用のチケットである。
一柳万才が、事前にチケットを用意できたとは考えにくいのだが‥‥?

カードキーの使用記録

籠目つばさはオークションの客だったため、屋上ハッチから審議室に入りオークションに参加したはずである。しかし、4月5日0:52にカードキーの使用記録が残っている。
万才が籠目殺害後、籠目の行動のつじつまを合わせるため、わざとカードキーを使ったと考えるべきか。この夜に籠目がカードキーを使っていたことにしないと、審議室に入るために他のルートがあったことがばれ、ひいては闇オークションの存在までも明るみになってしまうからである。そうだとすれば、カードキーの使用記録が残った時間は、犯行全てが終了した時間以降だったということになる。

「青いトラック」について

第5話前編2において、ビッグタワー前広場を捜査するシーンがあるが、ここでは「青いトラック」についての証言がいくつか得られる。

第5話前編2の時点ではどちらも「青いトラック」と言っているのでややこしいが、第5話後編ではきちんと、2台のトラックが別物である説明がされている。
そうだとしても、何故バルーン運搬用のトラックがビッグタワー前に放置されていたのかははっきりしない。バルーンを飛ばすためにタチミ・サーカスからトラックを移動させるなら、わざわざビッグタワー前に止める必要はない。他の広い場所でバルーンを設置することも可能だからだ。
(ビッグタワー前広場でバルーンを組み立て、飛ばすことが可能なら、話は別である。これが正しいなら、何故この場所にバルーン運搬用のトラックが止まっていたのか、という理由を一応説明することはできる)

何故銃を撃ったのか

王大統領(影武者)は、タチミ・サーカスのバルーンが接近してきた時に、突然銃をバルーン目がけて発射している。乗っていた黒幕は何もしていないにも関わらずである。これは何故だったのか。
ゲーム中で明確な説明はないが、王大統領(影武者)は本来臆病な性格であったこと、屋上に水鏡とやって来た目的は実は水鏡を殺害することだったことを合わせて考えると、「水鏡を殺そうとしたところを目撃されてしまった」「もしかすると、水鏡の殺害計画が漏れていたのかもしれない」と思い込み、邪魔者を消そうとしたのだろうか。

長めになるが、4~5話の流れについてこちらのページにまとめておく。

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