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トランクに‥‥

慈獄は巨大なトランクを持って英国へやってきたが、その中身は本作をプレイした方なら御存知の通りである。
「大逆転裁判1」では、龍ノ介は密航のため、亜双義のトランクに詰め込まれて船室へ運ばれたのだが、龍ノ介の密航は慈獄の件の伏線になってもいたのである。
もちろん、本作からプレイし始めた方のために、「慈獄のトランクは人が入れるほど大きい」ことを、第5話探偵パートでヒントとして見せてもいる(このヒントの見せ方は、「逆転裁判2」第2話の証拠品「衣装ばこ」と似ている)。

ボーイ(?)

ホテル・バンドールで龍ノ介たちの写真を撮影してくれる男性は、どう見ても「大逆転裁判1」第3話で陪審員5号を務めていた男性である。
今作での名前欄は「ボーイ」。
陪審員5号は、馬車ギルドを束ねる親方だったはずだが、なぜ今作ではホテル・バンドールでボーイになっているのかは不明。そっくりなだけの別人なのか本人なのか。

サンドイッチ

第4話の法廷で証人のひとりとして登場するサンドイッチは、どう見ても「大逆転裁判1」第3話で証人として登場した御者のベッポである。
龍ノ介も「どこかでお会いしたコト、ありませんか」と尋ねるのだが、否定し、わななくのみ。
龍ノ介曰く「きっと。イロイロあったのでしょう。イロイロやっていたみたいですから。」
前作第5話で明らかになったとおり、ベッポは前作第3話での事件で、メグンダルから金を受け取り、ある行動をとっていた。おそらくこの件がバレるか何かして、御者の職を失い、現在はサンドイッチマンになっている、ということなのではないだろうか。

マボドフ・ストロガノフ

バラブロック号の船員マボドフ・ストロガノフは、前作第2話で登場のアラクレイ号船員、ミトロフ・ストロガノフに似ている上に名字が同じ。
ホームズが「兄弟がいて、そいつも船員、露西亜の蒸気船に乗っている」と推理(?)すると驚くところからして、どうやらミトロフの兄弟らしい。
ただし、探偵【その1】では関係者ファイルが表示されない上、以降もマボドフ・ストロガノフのデータが関係者ファイルに登録されることがないので、年齢は不明。ミトロフの兄なのか弟なのかはわからない。

なお、「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集」では、マボドフについて「ミトロフの双子の弟」と書かれている。
ふたりの名前が「ミートローフ」と「麻婆豆腐」から取られているであろうことは、公式に発表されていないとはいえ、想像に難くない。

日英和親航海条約

前作第1話にて、ジェゼール・ブレットの裁判後に扱いについて言及した時に、この「日英和親航海条約」が登場(現実世界における「日英通商航海条約(Wikipedia」をモデルにしていると思われる)。
今作でも大きく関わっており、《プロフェッサー》の事件が起きたのは「日英和親航海条約」の締結を巡って日英関係が微妙な時期だったために、『日本人が英国で起こした殺人事件』は早期に解決せねばならなかった、ということがわかる。
大逆転裁判世界における架空の条約であるが、作中の描写(領事裁判権の撤廃)からして、現実世界の「日英通商航海条約」同様、それまでの不平等条約を改正できた、重要な条約であったことが伺える。

『A.サツシヤア』

前作第5話のモールス信号に含まれていた、この時点で唯一謎だった人物の名前。
正しくは『アン・サッシャー』。
ダジャレネーミングながら、その正体はホームズ曰く、倫敦(ロンドン)の裏社会でも知られたプロの暗殺者である。そして‥‥

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