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「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」攻略 >
色々ネタ
何色連盟
証拠品「赤毛連盟の新聞記事」は、探偵パートでつきつけると、ほとんどの人が反応してくれる。
特に、バンジークスにつきつけた時の会話は必見。
- 寿沙都につきつけた時は、黒髪である日本人には縁がないと龍ノ介が言うのだが、寿沙都はあることを理由に「念のため駆けつけてみたい」と言う。その理由は前向きすぎて無理がある。
- バンジークスは、いきなり「私は行かない。」と予想外の反応をしてくれる。しかもその後、自分は何色連盟なのか悩みだす。非常時の会話とは思えない。
- ジーナ(反応があるのは「フレスノ街の部屋」捜査時のみ)は、自分が解決した事件だと自慢し、アイリスに「レストレード警部の冒険」を書いてもらおうかと言い出す。実は、シャーロック・ホームズのパスティーシュ(二次創作的なもの)で、レストレードを主人公としたパスティーシュ小説シリーズが実在していたりもするが。
レストレード#パスティーシュ作品 - Wikipedia
- アイリスは、おかげで良い題材が見つかった、と話す。どうやら大逆転裁判世界では、ここから小説「赤毛連盟」が生み出されるようだ。
- ヴォルテックスは、探偵【その2】でのみ反応がある。しかも「私ならば《白髪連盟》か」と発言するので、龍ノ介が「お年寄りが集まる《倶楽部》のようですね」と、とんでもないことを口にしてしまう。
- 亜双義は、「犯罪計画そのものより、倫敦中の赤毛の者が集まったことに驚いた」と発言。その中に倫敦の誇る名探偵がいたことを龍ノ介は言い出せなかった‥‥。
- ホームズには第4話序盤で必ずつきつけることになるが、以降は初回とは異なる会話になる。ホームズは「せっかくだからキミも《真犯人諸君に告ぐ!》とやってみたらどうだ」と提案するが、龍ノ介は問題点をふたつ指摘する。
恐怖の所長室
「刑務所 所長室」についていくつか。
- 探偵【その1】で初めて「刑務所 所長室」に訪れた時は、バリケード所長に思いっきり拒否られる。
「調べる」「話す」コマンドを実行したとたんに「帰りたまえ!」と一喝されるというシーンは、逆転裁判シリーズでもなかなかない。
また、この状況で証拠品をつきつけた時には全ての証拠品で「特に何もない」反応になるが、「教授の紹介状」をつきつけてからの「特に何もない」反応とは会話が異なる。
- 「教授の紹介状」は攻略上、必ずつきつける必要があるが、二度目以降のつきつけでは異なる会話が聞ける。御琴羽教授と似ていると言われた寿沙都の反応は‥‥。
- 「教授の紹介状」をつきつけて「調べる」が可能になってからは、所長室にある恐ろしげなものを色々と調べられるようになる。
だが、そのほとんどが「龍ノ介たちが恐ろしいものだろうと想像していたら、実はそうでもなかった」ものばかりである。
壁の武器、オウムの籠、飾られた絵などを調べて、ちょっとほのぼのしてみると良い。
- 探偵【その2】では「話す」で「《亜双義文書》」が聞ける。最初は渋っていたバリケードだが、龍ノ介が「《亜双義文書》は《プロフェッサー》、つまり亜双義玄真の遺書ですよね」だと言った途端に態度が変わって、「亜双義玄真の遺書」をあっさりと見せてくれる。
ゲームをクリアしていればこの理由がわかるはずだ。
本当の《亜双義文書》は、「亜双義玄真が収監前に書き残した自身の遺書」ではなく、「亜双義玄真が牢に持ち込んだはずなのに見つからなかった文書=クリムトの遺書」であり、バリケードにとって、「亜双義玄真の遺書」ならば見せても問題ないものだったからである。
このあたりを確認しながら2周目をプレイするのもまた一興だろう。
「調べる」が可能なのはバリケードがいる時のみなので注意。
探偵【その1】は、「話す」で会話を全て終えるとバリケードがいなくなる。
探偵【その2】は、バリケードがいる期間が比較的長い(「刑務所 所長室」に行けるようになってから、龍ノ介が終盤で気絶するまで)。
ひとつどころではない
法廷【その2】の尋問「《写真》の男について」では、ある証言をゆさぶることで、デ・キルコ&ド・ジッコに、何かひとつ、被害者の情報を与えてみる、という場面がある。
与える情報は三択で、攻略上の正解はひとつだけ(「被害者の“職業”」を選ぶ)なのだが、「ゆさぶる」を再度行えば、他の選択肢も選ぶことができる。
つまり、やり方によっては、被害者の情報を漏らしまくることができる。極秘裁判の割には、誰かに咎められることもない。
なお、この尋問では「実は刑事を名乗る者が来た」ということが途中で判明して、証拠品「刑事の身分証」が提出される。
この後に再度ゆさぶって「被害者の“職業”」を選ぶと、同じ話が聞ける(刑事など来なかった)ので、話がムジュンしてしまう。
引っ込むグーロイネ
探偵【その2】の、「法医学研究室」でのグーロイネは、「遺体解剖記録」をつきつけることにより、「話す」で会話できるようになる。
グーロイネの「話す」の内容は4項目あるのだが、「検事執務室」と「刑務所 所長室」での「話す」を終えていないと、最初の2項目しか話を聞けない。
条件を満たしていない場合、2項目聞いた後に、グーロイネは一度奥の椅子へと引っ込んでしまうのである。
そして、条件を満たしてから再度「法医学研究室」に行くと、この時のみのグーロイネとの会話が見られ、残り2項目の「話す」が聞ける。
「引っ込むグーロイネ」を見たい場合は、攻略の手順で「刑務所 所長室」だけ飛ばして「法医学研究室」まで進め、グーロイネと会話し、グーロイネが椅子に引っ込んでしまったら、「刑務所 所長室」で「話す」を済ませ再度「法医学研究室」に行けば良い。
怖いグーロイネの更に怖い一面が見られる。
もちろん、最短で攻略を進めるのであれば、攻略の手順通りに進めていけば良い。「法医学研究室」での会話が一度に行えるので手間が省ける。
松葉杖の謎
第4話の探偵【その2】、「ミテルモンの病室」で松葉杖を調べると、龍ノ介と寿沙都の会話になる。
ナルホド
これは‥‥『松葉杖』ですね。
大英帝国にもあるのですね。
スサト
もしかしたら。大英帝国から
日本に伝わったのかもしれませんね。
ナルホド
“松葉”というぐらいですから。
日本のものかと思ってました。
いずれにせよ。コイツには
あまり、よい思い出がありませんね。
(後略)
この後、龍ノ介は幼少時における松葉杖の思い出話をする(実際の内容はプレイしてみていただきたい。龍ノ介のやんちゃっぷりがわかる)。
問題は前作「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」の第5話探偵、ホームズが入院した「聖アントルード病院」で松葉杖を調べた時の会話である。
この時は龍ノ介とアイリスの会話が繰り広げられるのだが、
ナルホド
これ‥‥なんだろう。
アイリスちゃん、わかる?
アイリス
え‥‥見たことないの?
なるほどくん。
これはねー。足を痛めたヒトが、
両手に持って歩くための道具なんだよ。
ナルホド
あ‥‥なるほど。
ぼくはまた、両手に持って戦う
“武器”のたぐいかと思ったよ。
(後略)
このように、龍ノ介は「初めて松葉杖を見た上、そういうものがあるということすら知らなかった」という反応をしているのだ。
「大逆転裁判2」における寿沙都との会話の内容と比較してみると、不自然な気がしてならない。