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逆転裁判6攻略 >
色々ネタ
第5話では、クラインの法廷にて、「日本に来たドゥルクは、真宵に霊媒されていた」ことが判明する。
つまり王泥喜との再会の時点で本当は亡くなっていたのだ。
5話を再度プレイしてみると、様々な伏線があったことがわかるはずだ。
- 探偵1日目冒頭、王泥喜との会話中で「指名手配犯なもんで、飛行機にも乗れやしねェ」とドゥルクが言っているが、では今回どうやって日本に来たのか、その方法については全く触れられない。この時点で王泥喜がそれに気づき言及したとしても、ドゥルクは誤魔化したであろうが‥‥。
- 探偵2日目冒頭、真宵が誘拐されクラインにいると話す成歩堂に対し、ドゥルクは「マヨイとかいう霊媒師の娘は、あんたが以前に弁護したダンゴ頭の娘か」と尋ね、続けて「マヨイは無事だ。絶対に安全な場所にいる」と言う。
それはつまり、成歩堂の目の前にいるドゥルク=真宵であるから「絶対安全」だと言ったのである。
その後インガから電話があった際にドゥルクが応答しているが、インガは自分の手で殺害したはずのドゥルクが電話に出たことに驚愕している(が、死者が応答したこと、真宵が霊媒師であることから、この時にインガもドゥルクは真宵が霊媒しているという真相を察したはずである)。
余談になるが、インガは真宵が逃げ出したにも関わらず、彼女を人質だと偽り成歩堂を脅迫していたということになる。真宵が成歩堂と連絡を取るなどして人質作戦が失敗する可能性を考えなかったのであろうか。謎である。
(真宵自身はドゥルクとの約束で、ドゥルクを霊媒していたことは秘密にし続けていたが‥‥)
- 真宵は霊廟で救出された時に「ドゥルクさんが助けてくれた」と言っている。
プレイヤーにはこの時わからないが、「ドゥルク殺害後にドゥルクを霊媒したら助けてくれた」という意味合いであったのだろう。
- 探偵2日目、留置所に囚われているドゥルクに弁護士バッジをつきつけると、「これでもう、何も思い残すことはねえぜ」と言い出す。他にも永遠の別れを覚悟しているのだろうという会話は随所に見られる。
- 霊廟の調査をしている時に、大臣の拳銃を調べると、「消えた3発の弾丸はどこに行ったのか」という話になる。
心音が冗談で「ドゥルクさんが食べちゃったとか?」と言うのだが、実はその消えた3発によってドゥルクは命を落としたのである。
笑えない話である。
- 探偵2日目の最後で、ドゥルクが王泥喜に「長くは生きていられない」と告げる。病気かと尋ねられるが「病気みたいなもの」と誤魔化してしまう。
病気ではないが自分の死を予見している‥‥ということは?
ここでドゥルクが霊媒されているのでは、と勘づいたプレイヤーも居ただろう。
同時に「アイツを裏切ることになるから言えない」ともうひとつの秘密の存在を明かすが、これは妻アマラがガランの犯罪に(脅されて)加担していることを告発できないこと、「赤い蝶のペンダント」の持ち主を偽ったこと、レイファの実の親が誰なのか、といった家族に関する秘密という意味。
(余談だが、この会話後に、市街地などで心音と「話す」の「気づいたこと」を聞くと、ドゥルクがいかに健康的であったかがわかる)
- 法廷2日目、真宵が証人として出てきた時に、ドゥルクが捕まったことを聞いて「じゃあ‥‥ドゥルクさんが‥‥捕まったってこと? それって‥‥‥‥‥‥」と言う。
「真宵の霊媒は解けたのにドゥルクが捕まっている」ということは「真宵以外の誰かがドゥルクを霊媒している」ということなので、驚いたのであろう。