法廷に入る前、係官に対する応答、
(困ったな‥‥。こうなったら、奥の手だ!)
で「クライン人だと言う」を選ぶと、成歩堂は「昔はクライン人で、子供のころにはこの国のニッポニア・ナルホドゥという町に住んでいた」とデタラメを言う。
もちろん、そんな町はないので係官に怒られる。
再プレイ時には「昔クラインで暮らしていたのは王泥喜だ」と思わずツッコミを入れたくなるやりとりでもある。
この時もしも王泥喜が成歩堂と一緒にいたら、上手く誤魔化せたかもしれない。
余談になるが、トキの学名は「Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)」。
学名にはラテン語を用いるが、「ニッポニア」は「日本の」の意味である。
成歩堂がトキの学名を意識して「ニッポニア・ナルホドゥ」と発言したかどうかは‥‥わからない。
これは「逆転裁判5」でもあったが、「逆転裁判6」でも、最初の尋問では
の3つのパターンで、それぞれ失敗後の成歩堂のコメントが変わる。親切である。
第1話の御魂の託宣は、途中までチュートリアルということで解説が付きながら進めることになる。
このチュートリアル中でのネタ。
戻れない
一番最初に(まずは、このパネルで、おかしいと思った託宣を選ぼう)ということで右キーなどを押して託宣を移動させることになる。
ここでは右キーを2回押せば良いのだが、1回右キーを押した後は、左キーを押しても最初の託宣には戻れなくなっている。
右キーを押すしかない。
(赤く光っているパネルに魂を移動させてみよう)
(赤く光っているパネルに魂を移動させてみよう)
というチュートリアルがあるが、実は、この質問に対する正解はひとつではない。
その前の(一時停止パネルで映像を止めてみよう)において、どのタイミングで一時停止したかで「赤く光るパネル」の位置が変わるのである。
具体的には以下のとおり。
親切な御魂の託宣
尋問に続き、御魂の託宣でも親切設計になっている。
の3つのパターンで、それぞれ失敗後の成歩堂のコメントが変わる。
この託宣は更新され二度のつきつけが必要だが、どちらも親切設計である。
ポットディーノがいたはずの場所
ポットディーノがブレーカー近くにいたはず、ということを指摘する、
「証人がいたはずの場所とは?」
では上面図で指摘することになるが、被告人のすぐ横を選択しても、ミス扱い時の会話で亜内に
「そこでは被告人を見ることはできなかったのでは?」
と突っ込まれる。真横なのに‥‥。
勝負サングラス
質問「血の手形が被害者のものだと示す証拠は?」
で写真の指摘をミスすると、亜内は重要なものは写っていないと言うが、成歩堂はサングラスのせいで見えないのではないかと言い返す。
すると亜内は
「私の勝負サングラスをバカにするというのですかッ!」
と怒ってしまう。
あのグラサンは勝負用だったようだ。
マタガマ
第1話終盤の
「このカギの正しい使い方は‥‥」、
「左右を逆転させる」を選ぶと、
「マガタマのカギの使い方は左右を逆転させてマタガマのカギにすること」
と大ボケをかます。
しかもその後訂正して
「上下を逆転させるのです」
と言い始めるため、「左右を逆転させる」でもペナルティを受けることなく正解ルートに行ってしまう。