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調べる・つきつけるあれこれ

第2話から探偵パートが登場、「調べる」で様々な場所を調べたり、証拠品をつきつけたりできるようになる。
ここでは特に面白いところや興味深い点について紹介する。
なお、この探偵パートでは、特に人がいない場所で心音と「話す」で「気付いたこと」「相談する」を聞くことができるが、一定のタイミングで内容が変化するので、まめにチェックしてみると良い。

キキ&ミミ

2話の法廷パートでは、「菜々野美々」と思っていた人物が実は双子の「輝々」「美々」であったことが判明する。
バレた時に、探偵パートで、「楽屋で会ったのはミミ」「地下通路に居たのはキキ」と本人たちから聞くことができる。
ただし、2話冒頭、「そろそろ開演の時間です」とみぬきを呼びに来るのはおそらく「ミミ」であり、その後「あの子は無事に乗り切れるかしら」とどことなく不吉なことを言うのは「キキ」であろう。
(初回プレイ時、この時点で、なんとなく不審に思ったプレイヤーも居たであろう)

巧妙に‥‥

2話の事件の真相は、

‥‥となっている。
なので、カンオケを開いた時点で倒れたMr.メンヨーを描いた一枚絵には「刺された痕跡」や「血痕」が一切描かれていない。
絵の角度も工夫されている。
ビデオ映像でも、みぬきが刺した剣を抜いた後や、Mr.メンヨーも一切映っていない。
ビデオに関してはヤマシノPによる編集が入っているが、巧妙なミスリードである。

なお、みぬきは「刺された痕跡」や「血痕」がない状態で倒れたMr.メンヨーを見ているだろうが、その後すぐにドラゴンが落下するなどの非常事態であったから、そのあたりの記憶は曖昧だっただろう。

クライン蝶の謎

ナユタは法廷にて、特定モーション時にチョウチョ(クライン蝶)を飛ばしているが、クライン王国では実体のある蝶、日本では半透明の蝶を飛ばしている。
クライン王国はともかく、日本では一体何を飛ばしているのだろうか‥‥。
(第2話では、アニメーションムービー中で実体のある蝶が半透明の蝶となり消えている。直後に茜が話しかけてきたことから日本であると思われるが、このムービーでの蝶が何だったのかも謎。演出と言ってしまえばそれまでだが)

なお、クライン蝶については第1話冒頭でボクトが早口で説明してくれるのだが、見逃してしまった場合はYボタンのバックログで確認してみよう。
第1話最初の尋問で「そんな緑色のクライン蝶が描かれた箱なんか見たコトもないです。」をゆさぶった時にも、亜内が解説してくれる。

ちなみに、第1話の尋問「ライヤー・ロイヤー」中では、ある証言をゆさぶった時に、秘宝の箱に描かれたクライン蝶は7世紀ごろに彫られたものとポットディーノが語っており、クラインではかなり昔から存在している蝶らしい。

親切なココロスコープ

本作では第2話でココロスコープが初登場となるが、最初の指摘でミスをすると、心音がやり方を再度教えてくれ、例として「たとえば、「腹が立つ!」って言っているのに、《喜び》の感情が出てるとか。」とヒントをくれる上、「ここまでヒント言ったんだから、次は指摘してくださいね!」と念押しされる。
正解は「証言は悲しんでいるのに、《喜び》の感情が出ている」なので、心音のセリフはほぼ正解と言っても過言ではない。

ビデオの編集

みぬきのマジックの様子を映した映像は、ヤマシノによって編集されていたことが明らかになる。
ビデオをよーく見ていると、確かに編集点があり、みぬきが剣を構えているあたりで一瞬不自然な繋ぎが存在する。
とはいえわかりにくく、画面が一瞬ブレた程度にしか見えない。
初回で気がついた人はかなりの観察力を持っていると言えるだろう。

法廷パートで「動画比較」をするシーンがあるが、カットされる前までは同じタイミングで同じ出来事が起きている。
例えば、ぼうしクンが消える時に煙が出るが、カメラ「1」とカメラ「2」を細かく切り替えて確認すると、全く同じタイミングで煙が発生していることがわかる。
しかし、カットされたシーン以降では、カメラ「1」とカメラ「2」で同じものが同時に映らなくなるため、「カットされてふたつの映像で時間がズレた」ことがわからないのである。

10年前のポスター

証拠品「10年前のポスター」には、当時の或真敷一座のメンバーが写っており、或真敷優海も含まれている。
しかし、「逆転裁判4」第4話エンディングで、優海が

10年前‥‥ステージの上で、
リハーサルの最中‥‥
奇跡的にイノチをとりとめた私は
‥‥もう、私ではなかった。

と発言している。
すなわち、「逆転裁判6」の時代から12年前に或真敷一座で事故が起きて、或真敷優海は行方不明になり、以降一座には存在していないはずなのである。
以上から、「10年前のポスター」に或真敷優海が写っているのはおかしい、ということになる。

これを踏まえたのか、英語版ではこの証拠品の名前が「Thirteen-Year-Old Poster」(13年前のポスター)になり、ストーリー中でも全て13年前と修正された。
また、日本語版でのスマホアプリ版以降でも「13年前のポスター」と証拠品の名前が変更になった。テキストも一部修正されている。

*ブログにて情報提供いただきました。

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