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「“味方が1人もいない悲しさと、孤独な感じ”」「ぼくはそもそも、そういう人を助けるために弁護士になった」

ショーコが弁護を依頼してきた時の成歩堂の心の呟き。
「逆転裁判」第2話で、真宵の弁護を引き受けた時にも同じセリフが登場している。
成歩堂自身も昔、ある事件で同じ思いを味わったことがある。

(1曲もひけないピアニストよりは、いいんじゃないかな)

探偵1日目のシャチ用プールでの調査を終えた後の会話中で、成歩堂は歌が1種類しか歌えないというエールに対してこのように心の中で呟く。
弁護士資格を剥奪された成歩堂はかつて、表向きはピアニストとして、ある店で働いていたが、本人曰く「1曲弾けばたいていの客はダマりこむね」という腕前であった。

危険な名前

標的に向かって一直線に飛んで行く性格であるために「ライフル」と名付けられたペンギン、その子供で標的を狙う狙撃手のような性格の「スナイパー」というペンギンが登場するが、動物に物騒な名前が付いているのは「逆転裁判」第4話などで登場した警察犬の「ミサイル」と共通。
「ミサイル」もまた、まんじゅうなどに一直線に飛んでいく性格であるためにこのような名前となった。
ちなみに「逆転裁判」第4話でミサイルを貸してくれたイトノコ刑事は、ミサイルの名前の由来は知らないものの、「コイツにはピッタリな名前だって、よく聞くッスよ。」と言っていた。

なお、ガクに「生態調査器」をつきつけると、心音に「ガクさんの付ける名前って武器名ばっかりじゃないですか?」と言われ、ガクは趣味がエアガン集めだと答える。ペンギン2匹の名前も、100種類の銃から考えぬいたそうである。他の名前候補については、実際に「生態調査器」をつきつけて確認してほしい。

綾里春美

本編第5話にも登場した春美はこのエピソードにも登場。学校の修学旅行で水族館を訪れていた。年齢からして、高校に通っているようである(高校の修学旅行が2年生、17歳の時に行われるのは、現在の日本でよくあること)。
第5話は12月、「特別編・逆転の帰還」は7月の出来事なので、第5話で成歩堂と春美が会った際の、成歩堂の「オドロキくんやココネちゃんには、数カ月前に紹介したばかりだ」というセリフは「特別編・逆転の帰還」のことと思われる。
成歩堂曰く、(みぬきより少しお姉さんだから、よく面倒を見てくれていたっけ)とのことだが、春美はみぬきより1つ年上となる。
このエピソードで春美は心音と初めて出会うが、逆転裁判2、3作目の頃の春美だったら、見知らぬ女性と水族館に居る成歩堂をもっと怪しんだかもしれない。
といっても、現在の春美も心音が何者なのかには興味があるらしく、どうやって知り合ったのかまで踏み込んで尋ねている。
相変わらず里からほとんど出たことがないことがこのエピソードでも伺えるが、携帯電話を扱える程度には成長したようである。

サイコ・ロックと勾玉

ウラトリと初めて会った時に勾玉が反応し、成歩堂にはサイコ・ロックが見えたのだが、この後勾玉の輝きが消えてサイコ・ロックが見えなくなってしまう。
これまで特に説明はなかったが、どうやら勾玉に込められた霊力を消費してサイコ・ロックが見えていたようである。
このエピソードで春美と再会した成歩堂は、彼女に再び勾玉に霊力を込めてもらった。

春美のサイコ・ロック

「逆転裁判2」第2話でも春美にサイコ・ロックが出現したが、最初に暴くのが「春美が居た場所」であるのは、「逆転裁判2」第2話もこのエピソードも同じ。
ちなみに、サイコ・ロックの数(錠が1つ)と、1つの割には答える項目が結構多かったのも同じ。

頭を抱える成歩堂

法廷パートで、頭を抱え下を向く成歩堂のモーションは「逆転裁判2」第4話にて初登場し、逆転裁判5本編でも、成歩堂が裁判の展開に絶望したシーンで効果的に使われてきた。
が、このエピソードでは、ウラトリのブレイクモーションのとんでもなさに呆然としたシーンという、ある意味ギャグシーンで初めて使用されてしまった。

ビビルバー

探偵2日目に成歩堂なんでも事務所に居るみぬきに「海賊ショーのチラシ」か「海賊ショーの映像」をつきつけた時に、みぬきが働いている場所として話が出てくる。初出は「逆転裁判4」第2話。
ちなみに、この時の会話では、みぬきがそのうち水中マジックショーで脱出劇や命がけのショーをやってみたいと言い出すが、成歩堂は危ないから絶対にやめるようにと怒る。

引田クリニック

本編第4話にも登場した引田クリニックがこのエピソードにも登場。初出は「逆転裁判4」第2話。
成歩堂、王泥喜はケガをして入院したが、ショーコは心臓病で通っていたということなので、引田クリニックは外科だけではないようだ。
探偵2日目の最後、王泥喜からの電話の中で「引田院長って人が教えてくれたんですが‥‥」というセリフの後に、夏風涼海の情報を聞いたと語るが、逆転裁判4でも自称引田院長が少しだけ登場した。この自称引田院長は、逆転裁判2でも堀田クリニックの自称堀田院長として登場し、入院患者の情報を成歩堂に教えてくれたことがあったのだが‥‥?
(なお、王泥喜が話を聞いた「引田院長って人」が本物の引田院長なのか、自称引田院長なのかは、このエピソードでは不明のままである)

カガク捜査

探偵2日目、事務所に戻った時に、みぬきから「指紋検出粉」「ルミノール試薬」を渡されるが、その時のみぬきの「知り合いの刑事さんにもらったもの」というのは、「逆転裁判4」第2話での宝月茜とのやりとりのこと。
本編第4話で指紋検出のための「指紋検出粉」を心音が事務所から持ってきた、という話があったが、この時に事務所にカガク捜査グッズがあることを知って、「指紋検出粉」を持ち歩いていたのかもしれない。

ルミノール反応

「逆転裁判 蘇る逆転」第5話などではプレイヤーが実際にカガク捜査でルミノール試薬を吹き付けるシーンがあったが、今作ではこのエピソードでのみ登場。
これまでルミノール反応を見るシーンでは、タッチスクリーンにタッチすることで試薬を数回吹きつけた後、血痕が出たらもう一度タッチ、という手順が必要であったが、今作では一度タッチすればOK。
なお、ルミノール反応を見る時に成歩堂が取り出した眼鏡も、茜からもらったもの。ちなみに茜自身がかけていたものではない。彼女はこの眼鏡を複数持っているのである(「逆転裁判 蘇る逆転」第5話にて、彼女は成歩堂に眼鏡を渡している)。

ちなみに、ルミノール反応で調べなければならないのはドクロ岩の上とエールであるが、一度吹き付けた後にもう一度吹き付けると、最初とは異なる会話が見られる。
この2ヶ所を調べると、強制的にルミノール反応での捜査が終わってしまうので、2回目の会話を両方とも見たい場合は、事前にセーブしておこう。

更に余談だが、今作では血痕が付いた岩などが一度プールの底に沈んでいるが、ルミノール反応は極めて鋭敏であるため、プールの水に1日浸かった程度では血痕がきれいさっぱりなくなってしまうということはないだろう。
(そもそも、血痕をきれいに拭き取るなどしても、その痕跡を発見可能なのがルミノール反応なのである)

スヤミン3Z

「逆転検事2」第5話で登場した睡眠薬の名前。
逆転検事2で証拠品として登場した「睡眠薬」がスヤミン3Zなのだが、この時は茶色のガラス瓶に入っており、この睡眠薬をかがされて気絶したある人物2人が誘拐されている。
今作ではカプセル状の薬品として登場。
もし、エールの胃の中で全てのカプセルが消化されていたら、精密検査をしない限りエールの異常の原因や「スヤミン3Z」の存在はわからなかっただろう。

「ぼくはいつか、他人の審理中に法廷の扉をバンッと押し開けたいよ」

ショーステージでホイストを調べた時の成歩堂のセリフ。実際、本編では時系列的に後になる第1話でこの通りの登場をしている。
だが、成歩堂はかつて「逆転裁判3」第2話にて、星威岳哀牙が亜内検事の法廷にて判決が出そうになる直前に法廷に飛び込んで、哀牙を告発したことがあるのだが‥‥。

「最近の検事さんは“ひらひら”より、“しろくろ”なんですねえ」

ユガミ検事を見た春美の感想。彼女にとっての「ひらひらの検事」は御剣怜侍のことであろう。

成歩堂のお守り

事務所のみぬきに「お守り」をつきつけると、会話の中で心音が「ナルホドさんのお守りはポケットに入れたペンダントですよね?」と言う。 本編第1話オープニングにも登場したみぬきの写真入りロケットは、逆転裁判4で登場したもの。
なお、成歩堂はこのことは恥ずかしいのでみぬきには黙っていて欲しいと心音に頼む。

サイコ・ロックを解かないまま裁判へ

逆転裁判4と今作の本編5話に登場した黒いサイコ・ロックは除き、通常の赤いサイコ・ロックを解除しないまま法廷パートに突入したのは、「逆転裁判3」第5話の矢張政志と、このエピソードの巣古森学だけ。
最初に出現していたサイコ・ロック解除後に新たにサイコ・ロックが出てきて(しかも錠の数が5個と最大数に増える)探偵パートが終了するのも共通。
各人が隠していたことは法廷にてきちんと明らかになる。

追い込まれて巨大魚

法廷2日目の途中でイクヤはムキムキ(?)になり、何故か左手に巨大カジキを持つ。
レイトン教授VS逆転裁判でも、序章の裁判で追い詰められたオリーブが巨大マグロを取り出していた。
なお、序盤では「菜食主義者」と言っていたイクヤだが、この時はラップの中に「肉食上等! 菜食少々!」という歌詞を盛り込んでいたり、カジキをかじって食べているモーションもあるので、どうやら菜食主義者というのは嘘らしい。その割には勾玉は反応しなかったが‥‥。

「その女の子、ムカシお会いしたことがあるような?」

裁判長がモニターに映る春美を見た時の一言。
裁判長は確かにかつて、逆転裁判2・3にて法廷で春美を見たことがあるが、それは春美が千尋を霊媒し成歩堂の隣に立っていた時のことと思われ、実際の春美には会っていないと思われるが‥‥?
その割には「美しく成長されましたな」などとも言っている。謎である。

動物への尋問

「昔、動物に尋問して、被告の無罪を勝ち取ったことがあるんだろ?」と冒頭でショーコに言われた成歩堂だが、このエピソードでは、「逆転裁判」第4話、レイトン教授VS逆転裁判に続いて、成歩堂による動物への尋問が行われる。詳細はこちら

ニセモノの弁護士

法廷2日目「シャチの《人命救助》と《歌》の芸、どちらがニセモノだったのですか?」で「どちらもニセモノ」を選ぶと、ユガミ検事に「ついでにおめえさんもニセモノの弁護士じゃァねェのかい」と言われてしまう。確かに「逆転裁判3」第3話ではニセ成歩堂弁護士が登場したが。
この時に裁判長が「弁護人が本物かどうか疑わしくなってきましたな」と言うが、「逆転裁判3」第3話でニセ成歩堂に怒鳴られたりしたため、それなりに疑いの目を持つようになったのだろうか。

「逆転裁判2」第3話との共通点

他、こちらもご参照いただきたい。

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