△ 「迷い子なカミサマ」エピローグ3


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中央明かり。中央上から下手へ、ナユタとジョーンズが出て来る。

ジョーンズ 「今回はおとなしく最後までメンテナスを受けてくれたな。」写真
ナユタ 「はい。」
ジョーンズ 「いつもならじっとしてられなくて、途中で外に飛び出してちまうのに。」
ナユタ 「もうそんな無茶はしません。」
ジョーンズ 「お?どうした?やけに素直だな。」
ナユタ 「無茶して命を失ってはいけないんです。」
ジョーンズ 「え?急に悟った?」
ナユタ 「なんとなく、そんな気がして…」
ジョーンズ 「え?メンテナンスの影響で急にいい子ちゃんになっちゃった?」
ナユタ 「博士。」
ジョーンズ 「ん?」
ナユタ 「私の脳細胞からクローンってできます?」
ジョーンズ 「クローン?あ〜、できるかもしれないけど、なんで?」
ナユタ 「いえ、なんとなく思いついて…」

ナユタ下手ハケ。

ジョーンズ 「おいちょっとナユタ?…まだどこか壊れてるのかな?…ナユタ!もう一回メンテしようか!」

ジョーンズ下ハケ。中央明かりが消える。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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