△ 「ガールズ・イン・ザ・クライシス」シーン30


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明転すると講堂に愛が一人。

「…ペリル…どうしたらいい?やっぱり…まほろばさんの言う通り…私たちは…」写真

女子達と上底が入って来る。

ミー 「そんな必要ないよ。」
「みんな。」
マイ 「話は全部柊先生から聞いた。」
「柊先生?」
ユウ 「柊先生が異星人でね…」
「異星人?」
ミー 「その話は後、それより、もしかしたら助かる道があるかもしれないの。愛ちゃんのもう一つの力で。」
「もう一つの力?」

ミーが愛に耳打ち。

「え?それって…でもどうやって?」
ミー 「今校長先生達が作戦を考えてくれてる。」
マイ 「信じて待とう。」
「うん。」
ミー 「私達も準備をしよう。」
マイ 「準備って。」
ミー 「カーコちゃん。今度こそ私達を鍛えて。」
カーコ 「それはかまわないけど。後半日しか時間が…」
ミー 「みんなの力を合わせれば!」
ユウ 「でも、結束力はあのラブレターで…」
ユア 「そおだっだぁ…」

みんな意気消沈。

ミー 「みんな…」
コト 「大丈夫だよ。」
マイ 「何が?」
コト 「実行委員の男子達、王子以外も素敵だったじゃない。」
ユウ 「まあ、確かに…」
コト 「副委員長の堺君、ユウに気があるよ。」
ユウ 「え?!マジで?!」
コト 「音響の旋毛君はユアに気があるし。」
ユア 「ええ〜っ?!!」
コト 「舞台担当の斉藤君はカーコに気がある。」
カーコ 「うそ!」
コト 「会計の中河君は愛ちゃんにメロメロ。」
「え?」
コト 「体操部の関口君とと剣道部の松元君はマイに惚れてるよ。」
マイ 「2人も?!どうしよう選べない!」
氷室 「私は?」
コト 「あなたはまだ顔出してないでしょ。」
氷室 「そうだっけ?」
コト 「でも可愛いからクリスマス会ではモテモテよ。」
氷室 「わあ!楽しみ〜!」
ユウ 「なんかテンション上がって来た!」
ミー 「コトちゃん、ありがとう。」
コト 「後で貸しは返してもらうぞ。」
カーコ 「それによく考えて。もし、今日でこの世が消えてしまったら…」
マイ 「そうだ!」
全員 「クリスマス会が出来ない!!。」
ユウ 「今までの苦労を水の泡にはさせない!」
マイ 「カーコ!あの、見えない剣の技教えて!」
カーコ 「あれは妖気の塊だから妖怪しか使えないよ。」写真
ユア 「わたすの使ってるような霊気ならどうだ?」
ミー 「霊気?」
ユア 「人間なら誰でも持ってるし、鍛えれば強ぐなるよぉ。」
マイ 「それで行こう!」
ユア 「でも、半日でどごまで強ぐなれっかは…」
上底 「しょうがねえなあ。協力してやるよ。」
ミー 「上底先生。」
上底 「上底の底上げ能力なら、お前らでもそこそこ強くしてやれる。」
マイ 「ありがとう!」
カーコ 「直ぐに始めましょう!」
全員 「お〜っ!!」

軽快な音楽がなり、少女達、上手、中央、下手にわかれる。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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