△ 「ヴァンパイア・ブリード」シーン36


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夏子、あずき、出て来る。

あずき 「いやぁ、チームに入れてもらえてぇ、夢かなっていがったなぁ!」写真
夏子 「四天王の枠が48人まで広がったからね。」
あずき 「妖鬼フォーティーエイドだなぁ。」
夏子 「秋葉で踊る気かしら。」
あずき 「これから後輩がいっぺぇ入ってくんのかぁ。」
夏子 「先の話しより目の前のミッション。言っとくけど、あんたのへまの尻拭いはしないからね。」
あずき 「んもお!あいがわらずつめてぇなぁ、なっちゃんはぁ。」
夏子 「そりゃ、「雪女」ですから。」
あずき 「とがなんとが言って、ピンチになったら助けてくれんのがなっちゃんだよなぁ。」
夏子 「あんたは相変わらず甘いわね。」
あずき 「そりゃ、「あずき」ですから。」

二人、クスッと笑う。そこに、ヘッドフォンノリノリでダーク登場。夏子、あずき隠れる。

あずき 「あ、たすかあいづもおなずチームさ入ったんだよな?」
夏子 「仲間だけどウザい。」

ダーク、ノリながら歌を口ずさみ始める。

ダーク 「♪またきみ〜にぃ〜、恋してるぅ…」
夏子 「ん?」

ダーク、ヘッドフォンをはずす。

ダーク 「いやぁ、やっぱ最高だわ!夏子はダメでも冬美がいるってか?」

夏子、走り出る。

あずき 「なっちゃん?!」
ダーク 「わあ!なっちゃん!久しぶりっす!これからは同じチームでよろしくっす!」
夏子 「それ、坂本か?」
ダーク 「え?あ、これ?はい、坂本っす。」
夏子 「サマーコンサートのチケットは?」
ダーク 「もちろんゲットしてるっす。」
夏子 「何枚?」
ダーク 「2枚っす。」
夏子 「ミッション終わったら一緒に行くぞ。」

夏子、去る。

ダーク 「…え?!マジっすか?!マジっすか?」

ダーク、追いかけて去る。

あずき 「…ゆぎ女のあづい夏がはずまりそぅだぁ。」

あずき、追いかけて去る。

(作:松本仁也/写真:はらでぃ)

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