回答者数は22名で、最も多かったのは何となく把握しているでした。
(2001年11月)
回答者の内訳を表に示します。
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 計 | |
男性 | 2 | 2 | ||||
女性 | 1 | 6 | 7 | 4 | 2 | 20 |
合計 | 1 | 8 | 7 | 4 | 2 | 22 |
アンケート項目の回答数を示します。
治療内容を 把握していますか? |
十分把握している | 6人 |
何となく把握している | 11人 | |
把握していない | 5人 | |
先生は治療内容を 説明してくれますか? |
毎回してくれる | 11人 |
時々してくれる | 6人 | |
質問した時だけ | 4人 | |
説明してくれない | 1人 | |
診査をしたときは結果を 教えてくれますか? |
毎回してくれる | 9人 |
時々してくれる | 9人 | |
質問した時だけ | 4人 |
治療内容を把握しているかどうかと、先生が説明してくれているかどうかの関係を示します。
やはり、先生が説明してくれている人ほど、治療内容を把握しています。
治療内容を把握しているかどうかと、診査結果を教えてくれているかどうかの関係を示します。
先生が教えてくれる人ほど、治療内容を把握しています。
把握していないと回答した人においては、毎回あるいは時々教えてくれる先生は60%でしたが、
治療内容を説明してくれるかどうかでみると、20%のみになっていまいます。
やはり、毎回治療内容を説明してもらうことが、治療内容の把握につながっています。
先生が治療内容を説明しているかどうかと、診査結果を教えているかどうかの関係を示します。
きちんと患者さんに治療内容を説明する先生は診査結果も伝えていますが、
そうでない先生は時々あるいは質問時のみという結果です。
説明することを心がけているかどうかの差が出ていると思います。
なんでも掲示板で取り上げなかったメッセージをここに掲載します。
私の通ってる歯科医院は何と!口腔カメラで毎回治療の歯を見せてくれます。おかげでどういう風になってるのか、これからどうするのか良くわかって有り難いです。 しかし・・・腫れた歯茎とか虫歯で穴の空いた歯を見ると少し気持ち悪いです。大画面だし。。。 技術が進歩してもきっちり歯磨きするという基本は変わらないってことですよねぇ。(しみじみ) |
デジタル技術の進歩で、患者さんにその場で口の中の状態を確認してもらえるいい時代になりました。確かに、慣れていないと腫れた歯ぐきや虫歯の穴は気持ち悪いかも^^; 歯科医師の「目」で見るのと一般の人の「目」でみるのは、やはり感じ方が違います。
これからも歯磨きがんばってください。
例えば親知らず 「親知らずは残しておいて利になることは無い」と言い切ってしまう、とある歯科医さん。 確かに素直に生えてくれることが少ない親知らず、害になる場合は多い。でもケースバイケースであって、例えば歯の欠損を補うひとつの選択肢として、自家移植に供して役立つ場合も有りえるのでは(その技術的レベル、定着性、成功率などは、全く存ぜぬが)?これも素人考えかしら? おのおの歯科医師の専門分野、患者のその時の現状(経済的、時間的、価値観的)如何に限定せず、将来の現状の変化の可能性を鑑みて、一応は多岐にわたる情報をわたくし個人としては願いたいものです。どこの歯医者さんとご縁があってもね・・なんつって無理よねー。 結局、かかった歯医者さんの技術的レベルの範囲内に限っての選択肢しか貰えないのが現状よね。 「無知は罪なり」この有りがたいホームページでお勉強させてもらわなくっちゃ。ふみ先生に感謝チュッ。 |
親知らずは手前の歯と同様にきちんと生えている場合であれば、ブリッジの土台とすることは保険でも認められています。また、自家歯牙移植に適している親知らずとしては、根が比較的まっすぐで、普通に抜けるものに限られます。根が極端に曲がって骨を抱えこんでいたり、抜くとき手前の歯にぶつかってしまう場合、歯の頭や根を削る必要が出てきます。そのような歯は移植には不向きです。成功率は90%前後になります。
正しいインフォームド・コンセント(説明と同意)としては、自分の技術レベルのみならず、可能な選択肢を全て示し、自分ができない治療を患者さんが選択したときには、その治療ができる先生に紹介するというのが理想であるといえますが、まだそこまで浸透していないのが現実です。
始めに患者の訴えている症状をゆっくり聞く。 それからどんな治療をし、治療後の感じ(痛かったとか気持ち悪い個所があるなど)を聞いてくれ、次はどこをどうすると言った説明をきちんとしてくれる医師はまだまだ少ないですね。 それと明らかに急いでいて、話も早々に終わられるのも悲しくなります。 歯科治療はかなり緊張しますので、診察台では自分の症状をうまく伝えきれないこともあります。そんな時先生の方からちょっと言葉を足してもらえるとだいぶ違って来ると思います。 口の中は自分では見えないので、ほかの診療科と違って患者自身わからないことが多いのです。 何にしても説明は基本です。 先生方にお願いすると同時に、私たち患者も変っていかないといけないですね。 質問:説明しない先生はなぜ説明しないのでしょうか? |
説明しない理由として考えられるものは、患者数が多すぎて説明している時間がないか(逆に、説明しないことで離れていく患者さんもいるでしょうから、逆効果なのですが)、説明してもどうせわからないと思い込んでいるか、説明するということ自体が考えにないかのいずれかかと思われます。時代のニーズとして説明する歯科医が求められていますので、これからはそういう先生が増えてくるのではないかと思われます。
今通っている歯医者さんはインターネットで探したところです。先生はやさしい人ですが、いざ治療イスに座ると緊張しちゃって聞きたいことも上手く聞けないんです。しかも実際の治療の場では先生は忙しそうでなかなか聞きづらいんですよね。 だから聞きたい事や言っておきたい事がある時は、その先生が開設してるHPの掲示板に書き込みしてます。すぐにレスを下さるので次回までの不安もなく安心です。 |
歯科の相談掲示板は、セカンドオピニオン(担当とは別の先生から意見を聞くこと)としてだけではなく、そのような使い方もあるのですね。忙しそうで聞きづらいというのは、よく耳にしますが、一度勇気を出して聞いてみるのもいいかもしれません。簡単ではあっても、その場で回答してくれるか、あるいは別の日にあらためて疑問に答える日を作ってくれるなど、その先生が患者さんのことをどれだけ考えてくれているかの目安になるかと思われます。
私はこれまでに、保険・自費の治療の違いについて歯科で説明されたことがなく、確認もしてもらえないまますべて保険治療を受けてきました。(これまでは、すべて奥歯の虫歯の治療です) 保険・自費の治療については、歯医者さんではしないのが一般的なのでしょうか?自費治療で金の詰め物をしたい時は、患者の方から言わないといけないのでしょうか? |
保険と自費の治療内容を両方提示し、どちらを選択するか選んでもらうのが正しいのですが、どちらかと言えば保険では難しい場合に自費を提示することが多いのではないかと思います。あるいは保険でも可能なのに自費の治療内容しか提示しない先生もいらっしゃるようですが…。 前者の先生であれば、患者さんの金銭的な負担を少なくするために保険で可能なものは保険で治療してあげたいという思いがあるといえます。
金の詰め物や、ポーセレンでの治療を希望するときには、もし先生が説明をしてくれない時には歯を削る前に自分の方から希望を伝えてみてください。これは入れる材料によって削り方に違いがあることによります。
前歯が虫歯の治療法 |
詰め物であれば、コンポジットレジン(白いプラスチック)が一般的な方法であるといえます。現在主流となっているものは削った部分にペースト状の詰め物を入れ、光で固めるタイプのものです。
被せ物の場合、保険では金属の表側をプラスチックで白い歯にみせかける硬質レジン前装冠(ぜんそうかん)があります。自費ではポーセレン(セト)によって白い歯にみせかけます。他にもいろいろな方法がありますが、くわしくは保険と自費を参考にしてみてください。
20年ほど前に行った歯医者さんで痛くも痒くもない歯の神経を抜かれて、びっくり。ついでにその上の歯の神経も抜こか?と言われたけけど拒否!あれから、20年!その神経を抜くと言われた歯はいまだに、なんともありません。これって、いったいなんだったんでしょう?私の歯を返して!と思いました。それから、歯医者ぎらいに・・・。何の説明もないままに、神経を抜く歯医者っていまどきも、あるのかしらん? 痛いのなら、納得できますが! あの歯医者さんは今頃どうなってるのかな・・・と、いつも思います。現在通っている歯医者さんはおすすめの歯医者さんで調べて行った、2つめの歯医者さんで歯茎のケアから始めています。 まだ、虫歯の治療まではいってませんが、説明はちゃんとしてくれます。でも、患者さんの数が増えてきてるとのことで、少し忙しそうです。 |
現在、理由もなく神経を取るような先生は少ないかと思われます。昔は歯科医になれば黙っていても患者さんが来る時代でしたが、今は開業しても潰れる医院が多くなってきています。生き残れる歯科医院は、やはり診療が丁寧であるとか、きちんと説明してくれるとか、スタッフの対応がしっかりしているとか、勉強熱心であるとか、歯科医としてのポリシーを持っている先生が多いと思います。
良い先生と出会えてよかったですね。