E-10のISO感度はAUTOにすると80、160、320の中から最適なものが選ばれますが、感度が上がるにつれてノイズが発生し、諧調性や色再現性も低下していくので、80に固定して撮影することにしました。ISO160では歯のグラデーションが薄まり、のっぺりした歯にみえます。
![]() ISO80 |
![]() ISO160 |
画像の大きさはJPEG(圧縮)形式の場合、2240×1680、1600×1200、1280×960、1024×768、640×480の中から自由に選択でき、圧縮率も1/2.7、1/4、1/8の中から自由に選択できます。すなわち、TIFF(非圧縮)の他に、15通りの組合わせの中からSHQ、HQ、SQモードを自由に設定できます。
画像サイズは最初、2240×1680、圧縮率を1/4に設定しました(64Mのスマートメディアで34枚撮影できます)。しかし、1枚の写真をA4サイズいっぱいにプリントする必要はないことと、スライドにするときにフィルムレコーダーで処理が上手くいかず、スライドに横線が入ってしまうため、現在は1600×1200で圧縮率を1/2.7に設定して使用しています(64Mで45枚撮影できます)。
撮影した画像はすぐに液晶モニターに表示可能ですので、REC VIEWはAUTO(記録メディアに書き込んでいる間だけ表示)に設定しました。
最後に器材と設定の一覧をまとめます。
器 材 |
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デジタルカメラ | OLYMPUS CAMEDIA E-10 |
リングフラッシュ | SUNPAK auto DX 12R (発光量1/8) |
マクロレンズ | OLYMPUS MCON-35 |
クローズアップレンズ | Kenko MC CLOSE-UP No.3 (72mm) |
減光フィルター | Kenko ND-2 (72mm) |
設 定 |
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撮影モード | (M)マニュアル露出 シャッタースピード 1/60 絞り f11 |
ピント | マニュアルフォーカス |
ホワイトバランス | 5500K |
ISO | 80 |
画像モード | 1600×1200 JPEG圧縮 1/2.7 |
REC VIEW | AUTO |