道路の計画??何それ?そんなのあるの、聞いてないよ〜〜


不動産屋さんとお話していると、「建設道路は問題ないですよ!」と必ずコメントがあります。

これって、どういうこと?   それは・・・

「いずれ幹線道路ができるかもしれない・・・ということです」。

え!?いつなのですか一体それは!??と尋ねると、「誰にもわかりません。」というお答え。(笑)

戦後直後(戦前なんていうのもあるらしい)や高度成長期に計画された高速道路計画のはなし、

既存の道路の大幅拡張工事なんていうのもあって、計画自体がうやむやになっているものが非常に多いのだそうです。

じゃあ計画中止かというとそうではなくて、お上のなさることですから何時「よっしゃあ!早急に計画通りに道路をつくるぜ!!」

というのか判らないのだそうです。

まあ実際に道路計画予定地になった場合には、国に土地をかいあげてもらえるわけですから、

それを見越して土地を購入される方もいらっしゃるそうですから、

一概に道路計画予定地に家を建てるのが悪いとわけではないのでしょう。

(幹線道路ができれば、付近の土地は値上がりしますし、買主が「国」だったら安心ですしね。)

でも、私はイヤ。せっかく購入した家に道路が出きるから退去してください!なんて絶対にイヤ。

せっかく買ったお家に、死ぬまで住むんだい!(笑)

実際問題、計画道路がどうなっているかなんてわからないし・・・・。どうしよう!!

う〜ん・・・どうしよう・・・そうだ!!こういうときには、役所に直接聞くしかない!!

 

というわけで、出かけてまいりました。市役所へ。会社をお休みして。(笑)

電話なら長くは対応してもらえないかもしれませんが、直接押しかけちゃえばイヤでも対応してくれるだろうという腹づもりでした。

でも、出かけて正解です。

いや〜道路(または国・県の建造物)の建設計画って、たくさんあるのですね・・・。しみじみ。

特に道路。今は一部開通になっていますが、まだまだ先が長いのね、とか、元の計画では環状線なのね。というのがたくさんありました。

役所の人の話では、土地の買収が進んでいるところは、ある時一気に「どど〜ん」と道路を作って一部開通させる

見込みが高いそうなので、要注意!と教えていただきました。

住宅地図に計画道路の線が引いてある物まであったので、しっかりと写させてもらいました。

本当ならコピーをしたい所ですが、なにせ原本は持ち出し禁止で、お金を支払うコピー機がないので写すのが手っ取り早かったのです。

あくまでも計画ですが、この写しはとってもお役立ち!!

 

以前、不動産屋さんが「計画道路の心配はないですよ!」といっていた物件は、

なんと高速道路の2つのジャンクションにはさまれる計画だったことを写しで知りました。

いくら計画道路に引っかかっていなくても、ジャンクションの間なんてイヤじゃ〜〜。(笑)

 

物件めぐりをしていると、だんだんと自分が住みたいと思う地域の範囲が決まってくると思います。

範囲がある程度きまったら、ぜひ計画道路などチェックしてみることをお勧めします。

それにプラスして、その土地が以前どのような場所だったのかを地元の図書館の古い地図で見てみると良いでしょう。

前は田んぼや沼地だったり、ヒドイ時には産業処理廃棄物場の跡だったりする場合がありますから、注意が必要です。

なんにでもリサーチが必要ですね。

生涯で一番高い買い物をするわけですから、少しの手間を惜しまないようにしたいものです。


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