ナンシーでの宿泊先は世界遺産!


さあ、今回の旅の目的。アルザス地方の観光にいよいよ出発です。

前回もアルザス・ワイン街道をストラスブールから車で回っていますが、今回は逆回りの見学で、

前回訪れられなかった小さな街(村)の見学をする予定です。

パリ北駅からSAP夫妻と桃実(仮名)、4人で電車に乗り約2時間半。「ナンシー」で下車をします。

約3時間ほどで到着したナンシーは歴史ある大きな街で、ここからアルザス地方の旅がいよいよ開始です。

   まだかな。ナンシー。うめお腹すいちゃった。駅弁売りのおじさんいないのかな??

 ナンシーについて、ちょっとウンチクをお話いたしますと・・・

 ナンシーは15世紀以来、ロレーヌ公国の首都として栄えてきた歴史ある街で、今日見られるような街並が築かれたのは、

ルイ15世の義父であるスタニスラス・レスチンスキーがロレーヌ公国の王位に就いてからの18世紀中頃のこと。

スタニスラス王はこの地を統治しながら建築をはじめとする芸術活動に情熱を傾け、ナンシーにロココ建築の大輪の花を咲か

せます。             

 ロココとは、18世紀のヨーロッパを席捲した美術様式で、建築だけでなく絵画、彫刻、工芸にも及び、

先行するバロック様式と同じように絢爛豪華な装飾を特徴としています。

 スタニスラス王がエマニュエル・エレに命じて造らせたスタニスラス広場も、フランスの優れたロココ建築のひとつで、

王の像が建つスタニスラス広場につづくカリエール広場、アリアンス広場、そしてロレーヌ地方博物館 Musee Lorrainが利用しており、

ロレーヌ公の館が、現在のナンシー市の中心部を占めているのです。

    ちょっとキンキラしていますが、日差しに映えてちょっと荘厳な感じの広場です

 なかでも、とくに見事なロココ建築が、スタニスラス広場を飾るネプトゥヌスの門。   

壮麗な鉄骨細工に施された金と黒の色彩対比は、昼間もさることながら、人工照明に照らし出される夜になるといっそうの輝きを増し、

これを造営した王を“絢爛たるスタニスラス”と呼ぶゆえんだとか。                           

 スタニスラス広場は、隣り合うカリエール広場、アリアンス広場とともに1983年ユネスコの世界遺産に登録されています。

(TBS「世界遺産」@緒方直人調に読んでね。by S×NY Presentsとナレーションが入れば完璧!!)

 

ナンシーでは、なんとこの世界遺産の一角にある豪華なホテルでの宿泊となりました。

値段はちょっと張りましたが、お台場のホテルや恵比寿にあるホテルの値段と比較したら、とってもリーズナブル!

ちょっとだけリッチな気分〜♪♪♪うふふふ。

浮かれ気分の私達ですが、このあとナンシーの観光ではとんでもないことが待ち受けていたのですよ。

 

すごいお部屋だね。うめ達こんな立派なお部屋に泊めてもらっていいのかな?綺麗すぎて汚さないか心配だよ〜〜


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