国中がガーデニングの庭のようなニュージーランド。きれいなお花が咲き乱れていたんだよ♪ 様々な色の花が季節に応じて咲き乱れていますが、これはほとんど人間が外から持ち込んだものだと知っていましたか? NZ原産の花は、もともと白と黄色の花を咲かせるものしかないそうです。 長い間ニュージーランドにほ乳類がいなかったというお話は、以前にもしましたよね。 人間が上陸する以前のニュージーランドは、鳥と昆虫の天国でした。 昆虫に花粉を運んでもらう花達は、少しでも多く自分たちの花粉を運んでもらうため、昆虫達に見つけてもらいやすい色に進化していったそうなのです。 花粉を運んでくれる昆虫ですが、NZは蝶ではなく蛾が多く生息しています。 蛾は蝶と違って、夜に活発に活動します。 そこで花達は、暗い中でも蛾に見つけてもらえるように、白と黄色の花でをつけるようになっていったのでした。。 NZの国花は黄色いエニシダのような花です。 毒がある木なので、幼児が間違って口にしないように、公園などに生えている木は幹が白く塗られています。
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花が咲いても目立たない木なので、「これがそうだよ」と言われないと解らないかもしれません。
イギリス人が入植したとき、さまざまな花を持ち込み、NZ原産の花々の生存が危ぶまれてしまいました。 だから今では大切に固有種を管理しているそうです。 公園などでは、外来種の花はもちろん、固有種の花も共存しています。 ちょっと目線を変えて、お花を眺めてみるのもたのしいですよ。
ニュージーランドとオーストラリア。 空路でも3時間程度ですし、同じイギリス連邦の国どおしなので、ひとくくりにしてしまいがちですが、生態系は全くちがうのです。 学生時代にならった大陸移動説。覚えていますか? ニュージーランドとオーストラリアは独自の進化を遂げた島なのです。 故に生存する動植物も全く違います。 ニュージーランドには、コアラやカンガルーなど全くいません。 昔も今もです。ちょっと不思議でしょう? 日本の動物園には「コアラ」も「カンガルー」もいるのに、オーストラリアのお隣の国、ニュージーランドの動物園にはいないのですから。 NZの国鳥「キウィ」が日本にいるのかは謎ですが、間違いなくオーストラリアの動物園にはいません。 なぜだかお隣同士だというのに、双方の固有種(動物)をやりとりしていないのですね。 なぜなのでしょう? 不思議です。 きっとコアラが見たかったら、「オーストラリアに出かけてね」という事なのかな?(笑) 国が近いからこそ、自国の固有種を外にださないのかもしれませんね。
ぽや毛たちがみている「エア・ニュージーランド」の垂直尾翼のマーク、なんだと思いますか? 私は矢尻なのかと思っていましたが、これってマオリの人たちの伝統的マークで、平和をあらわすマークなのだそうです。なるほど! 垂直尾翼にふさわしいマークですね。
マークにもちゃんと意味があるんだね。ちょっと勉強になったね♪
NZでは週に1回しかゴミの収集がないそうです。 日本の様にゴミ出し場があるわけではなく、自宅の家の前、つまり道路にゴミ袋を並べておきます。 そのゴミ袋は、とても小さいのですよ。 ふくさち宅の2日分のごみより小さい!! 大きさでいうと、スーパーの大きなビニール袋くらいの大きさです。 なんでこんなに少しなんだろう…とお話を伺ってみると、野菜クズや食べ残しなどはみなガーデニング用の土にするために、お庭に埋めているのだそうです。
もともとイギリスからの移民が大多数をしめる住民の方は、物を大切に使い、何度も修理して使うし、不要になったものはガレージセールなどで売りさばくため、本当にゴミがでないとか。
う〜〜。ふくさち少し反省…。