ニュージーランドといえば、黒いジャージに銀のシダを胸につけた「オールブラックス」を思い浮かべる人、多いのではないのでしょうか?
なんでもNZのお子ちゃまは5歳になるとラクビーを始めるのだそうです。
男の子だけでなく、女の子までもがプレーをするとは!!
オールブラックスは全国のチームから選ばれた優秀なプレーヤー達のチームで、オールブラックスの下には「スーパー12」
というNZの5つの大きな地方のチームから選ばれたプレーヤーと、オーストラリア南アフリカから選ばれた7つのチームの
プレーヤーとで構成されています。
5つの大きな地方のチーム名は…
さらに「スーパー12」の下には、3つのディビションがあります。 さすが、選手層が厚い!!1)オークランド・ブルーズ
2)ワイカト・チーフス
3)ウェリントン・ハリケーンズ
4)カンタベリー・クルセーダーズ
5)オタゴ・ハイランダーズオールブラックス だよ。 とっても強いんだって!!
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今回ふくさち、NZではじめてラグビーの試合をTVできちんと見ました。
すごいスポーツですよね。ラグビーって。初めて実感しました。
あれは格闘技ですよ。ラグビーに比べたら、野球やサッカーなんて比較にもなりません。
だって走っている人にタックルしたり、シャツをつかんで引き倒したりしても、反則にならないのですよ!
しかも1対1じゃなくて、ポールを持っている人に複数人で襲いかかってもOKなんて!!
ラグビーやっている人ってすごいよなあ。
襲いかかられても振り切ってしまったり、味方のピンチに反撃のタックルを食らわしたりと、
下手な格闘技より肉弾戦で見ていて熱くなりますよ。
男のスポーツだあ、かっこいいぜ!とふくさち、すっかりラグビーのファンになってしまいました。(単純)
NZのテレビ番組では、ラグビーの「珍プレー好プレー」みたいなのが放映されていたりして、これまた楽しんで見られました。
ラグビーの素人でも凄いプレーは見ていて分かるのですよね。
さてさて、日本ではあまり騒がれていませんが、今年(1999年)はラクビー・ワールドカップの年です。
10月初旬から本選が始まっているのですよ。知ってました?
(サッカーなんかオリンピック出場の為の予選をTV放映しているのに、何でラグビーは本選なのに放映しないのだろう。不公平だわ。)日本代表はもちろん、ワールドカップに参加しています。
日本代表の監督には、あの神戸製鋼の平尾誠二(ひらお・せいじ)さんです。
日本は過去3回のワールドカップ(W杯)全てに出場していますが、日本の戦績は1勝8敗で、残念ながらいずれも予選リーグ敗退に終わっています。
唯一の勝利は、第2回大会でのジンバブエ戦だけ。
南アフリカで行われた前回の第3回大会(1995年)では、ニュージーランドに17−145という歴史的大敗を喫し、無気力とも見えるふがいなさに、現地関係者から「日本のラグビーはタックルをしないのか」とブラック・ジョークまで出るほどだったそうです。
「なんとかしなくっちゃ!」と低迷建て直しの「切り札」として新監督に就任したのが、平尾さんなのだそうです。
期待が大きくて、大変だろうなあ。
すでにサモア戦、ウェールズ戦には負けてしまっていますが、優勝は無理としてもせめて1勝なりして日本人の意地を見せて欲しいものです。(打倒! アルゼンチン。 でも、無理だろうな〜)
頑張れ日本!!平尾JAPAN!
(しかしサモア戦はパスがうまくつながっていなかった!あれじゃダメっすよ。…とエラそうに言う。)
う〜。ここで残念なお知らせ。
今朝ニッカンスポーツのHPを見たら、日本は3連敗の最下位で予選敗退という記事が出ておりました。
引用:http://www.nikkansports.com/news/sports/rugby99/w-cup/w-cup_main.html
ラグビー W杯 ◇16日(日本時間17日)◇英カーディフ
予選リーグD組の日本は、アルゼンチンとの最終戦で12−33のノートライ敗戦を喫し、
3連敗での予選リーグ敗退が決定した。アルゼンチンは2勝1敗。D組は上位3チームが同
じ勝ち星で並んだが、総得点でウェールズ、サモア、アルゼンチンの順になった。ウェール
ズは準々決勝へ。サモアと各組の3位の中で最高成績となったアルゼンチンが準々決勝進出
プレーオフに出場する。
日本は3−6で迎えた前半27分、アルゼンチンにトライを許し3−11と突き放される。
その後はアルゼンチンSOケサダと日本SO広瀬が交互にPGを入れる展開となった。
日本は相手陣深く攻め込むチャンスも作ったが、味方ボールのラインアウトでノットストレート
のミスが何度も出るなどで得点につなげることが出来なかった。逆にアルゼンチンには24分に
PG、ロスタイムにもトライを許して点差を広げられた。
日本・マコーミック主将「桜の誇りを持って試合にのぞんだ。チャンスを作ったが最後の最後で
基本プレーでミスが出た。日本のラグビーにとっていい経験になった」
残念、残念だよお!!せめて1勝して欲しかったよ〜〜〜
ラグビー・ワールドカップについて詳しく知りたい方は日本ラグビー協会のHPにアクセスしてみてくださいね。