東京都 浅草 (1999年7月10日)
夏の風物詩といえば、「ほおづき市」と「朝顔市」ですよね。
朝顔市は朝の早い時間に咲くお花を扱うから、午前中の早い時間に出かけるのがお約束ですけれど、
「ほおづき市」は気ままな時間にブラブラできるので嬉しいです。
というわけで、出かけたのはお昼頃。
折角なのでお昼を浅草寺付近でいただこうかな〜と思っていたからです。
実は祖母の家が浅草にあり、一時期祖母の家から学校に通っていたりした事もあるので、浅草付近は、割と詳しいのです。
下町 浅草ならではの安くて庶民的な食べ物屋さんが裏路地などにひっそりと隠れていたりするのですよ。
で、今回のお昼は浅草寺付近でも穴場的な和食のお店。
普通は土曜日のお昼とかでもほとんど待たされる事がないのですが、今回はさすがに「ほおづき市」のためか、約10分ほど待ちました。
でも、地上へあがる地下鉄通路の混雑ぶりや付近の飲食店の行列を考えれば空いている方だと思います。
お店の名前は「美鈴壽 〜みすず〜」。会席料理 美鈴壽 〜みすず〜
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浅草公会堂の脇の道を入ってすぐの、マルベル堂ビルの3Fです。
看板がでいるのですが、ちょっとわかりづらいかな…。
お昼はセットメニューがお得。日替わりで変わるお弁当が人気のようです。
営業日は、日曜・祭日。ランチタイムは11:20〜3:00までなのでゆっくりできますよ。
夜は5000円くらいからお料理のコースがあります。
お値段は、3色弁当 1300円(写真参照)
会席料理 美鈴壽 3色弁当 1300円 和風ステーキ定食/刺身定食/天麩羅定食 各1500円 、 納涼会席 3,800円
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最後に、デザートとしてアイスクリームかシャーベットどちらかが付きます。
お昼を食べてお腹がいっぱいになったところで、さあ!ほおづき市へ!!
本当はここからだと裏道をぬければすぐに浅草寺の境内に入れるのですが、浅草寺の裏はJRAがあって、
ちょっと異様な雰囲気なのです。なんか戦後まもなくっていう感じなのです。(←あくまで私見です。(笑))
他のJRA近辺もそうですが、競馬に興味がない私には、近寄りたくないところ。
それにお参りは、やっぱり正門から入らないとね!
オレンジストリートをテシテシ正門に向かって歩いていくと、
道端の額屋さんの軒先に「うめ吉」の生みの親「中島潔」先生のポストカードなどが額に入れられ、たくさん売っておりました。
おお!うめ吉もメジャーになったものだ。いわさきちひろ先生と同等の扱いじゃないか!!
そしてなんとその隣のお店、おもちゃ屋さん「トイス館」ではショーウインドーにうめ吉のジグソーパズルコーナーまで設けられていたのです。
おもちゃ屋さん「トイス館」 ショーウインドー
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ここの店主、うめ吉ファンとみた!(笑)
でも、おもちゃ屋さんという看板がかかっていた割には普通のおもちゃはほとんどなく、ジグソーパズルばかりで、
なんといっても ぬいぐるみの「うめ吉」は2〜3匹ガラスケースの中にいるだけでしたので、ちょっと期待はずれ!
まあ、うめ吉ジグソーパズルコーナーを作ってもらえているのですから、よしとしましょう。
(舟和の芋ようかん屋さん、並びですよ。)
おもいがけないところで、うめ吉を発見したふくさちは、「浅草、なかなか頑張っているようじゃないか!」とつぶやきつつ、今回のメイン浅草寺へ。
ほおづき市は、浅草寺の境内で行われています。
(浅草寺は5時で門が閉まってしまうので、おでかけの際にはご注意を!)
浅草寺の参道、新仲店は、すっごい人でした。
浅草寺の参道
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人形焼きや手焼き煎餅を買うために並んでいる人、かんざしや和装小物、あやしげな観光地特有の土産を冷やかす人などで、
ごった返しです。 さすが国際観光地、浅草。浴衣姿に「必●勝」のはちまきをつけたマネキンなぞ、ここにしかないでしょうね。
ほおづき市の出店は境内の正面右方向からぐるりと境内裏まで続いています。
流して歩いていると、イキのいいお兄さん、おねえさんがほおづきを薦める声があちこちからかかります。値段は、一鉢2.500円。
ほおずき市
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選ぶこつは、茎が太く葉がいっぱい茂っていて、実がたくさん付いているものを選びます。
実はオレンジ色ばかりのものよりも、少々緑色のものが残っている方がよいようです。
色が変わって行くのを楽しめるからなのだそうです。
出店はたくさんありますから、いろいろとひやかしながら「ほおづき」を選んでみて下さいね。
ほおづきのペーパフラワーや実のたくさん付いた枝のほおづきも売っていますから、飾りように購入しても楽しいと思います。
特に枝のほおづきは、ドライフラワーにして、中に電球をしこんでお部屋のインテリアにしても素敵だと思います。
(ああ、ミッフィの雑貨大好き!の連載はいつ、始められるのだろう…。本当は一番好きな分野なのになあ…。)