2022年12月の映画  戻る
ケイコ 目を澄ませて 
2022年 日本 99分
メモ 2022.12.26(月)シネ・リーブル梅田
監督 三宅唱
原案 小笠原恵子『負けないで!』(創出版)3勝したプロボクサー
出演 岸井ゆきの(小河ケイコ)/佐藤緋美(さとうひみ・弟・小河聖司)
感想
いきなり、東京荒川の下町でトレーニングしている主人公ケイコがプロボクサー2年目、29歳というのに驚く。
20歳くらいの女の子の映画と思っていた。
聴覚障がいがあり、前のジムでは試合もさせてもらえなかったらしい。
試合中はセコンドの指示もレフェリーの声もゴングも聞こえない。ケイコはひとりで戦っている。自分のために戦う
殴られるのは怖い、でも殴るのは気持ちがいい。社会的弱者やないねん。
ジムの会長が「背は低いし、リーチは短いし、耳は聞こえない。でも目がいいんだ」と言う。
 
ケイコには聞こえない自動車の音、電車の音、水の音がBGMになっていた。雨の音がいいな。
16ミリフィルムでの撮影だそうです。ざらっとして昭和を感じさせながら、しっとりとした光もきれい。
 
はずかしながらこの2カ月稽古してもさっぱり上達しない↓べたな書(だいたいうまい書がなんやらさっぱりわからない)を蛇足します
 
 
 
 
 
 
 
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター AVATAR: THE WAY OF WATER 水の道
2022年 米国 192分
メモ 2022.12.17(土)なんばパークスシネマ
監督 ジェームズ・キャメロン
キャスト サム・ワーシントン(ジェイク・サリー)/ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)/シガーニー・ウィーヴァー(キリ)/スティーヴン・ラング (マイルズ)/ケイト・ウィンスレット(ロナル)/CCH・パウンダー(ばあちゃん)
感想
3Dで観る。「アバター」の続編で5部作の予定だそうです。
トビウオだかイルカだかの疾走シーンは馬に見える。家族の強い絆をうったえるのは大草原の開拓者みたい、これはまぎれもなくアメリカ映画。
捕鯨もどきの場面で「”鯨油だけ”を採ってたんはアメリカちゃうの」と思い、某王子の”スペア”の様なひがみ悩みは食傷気味と、もう物語はどうでもええわと映像を楽しむことにする。
 
なめらかですごいわ。水中での俳優の動きをデータ化しデジタルで作りこんであるらしい。
「映画は変わった」と感じたのは「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977)」で、次に来たのは「アバター」だった。
自分で思っている以上にSF映画好きみたい。
14才の養女キリは、70才を越えたシガーニー・ウィーヴァーが演じているそうです。
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