2021年9月の映画  戻る
先生、私の隣に座っていただけませんか? 
2021年  139分 日本
監督・脚本 堀江貴大(ほりえたかひろ)
漫画 アラタアキ/鳥飼茜
出演 柄本佑(えもとたすく・トシオ)/黒木華(サワコ)/奈緒(編集者・チカ)/金子大地(教習所の教官・シンタニ)/風吹ジュン(サワコの母)
メモ 2021.9.25(土)なんばパークスシネマ
感想
予備知識なく見るのをお薦めします。
 
お話は、漫画家夫婦のスリラー
夫は4年越しのスランプ中。妻のアシスタントをして日々を過ごしている。
ところが、おっとりした口数の少ない妻だとちょっと下にみていた女性が、、、どうしたん。妻は混乱しているのか? 夫はショックを受けビビリ始める。。。
★★★1/2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
思わせぶりで騙しの数々。見ている方を裏切る展開。あざとい。この関係で「トシオクン」と呼ぶ?。これもフック。
なんとはなしに映画私家版を思いだす。
映画を見始めて初めに感じる謎。映画名の「先生、」って誰のことなん?
後半、「ありていに白状しやがれ」と夫は二択を迫られる。虎か女か。地雷はどっち? しらを切り通せ、と思うさぼてん。
最後は聖女の救済なのか復讐の女神なのか。
終身刑に処せられたのか。
横並びになり、そして追い越した ということだと思う。
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白頭山大噴火 ASHFALL ペクトサン
2019年  128分 韓国
監督・脚本 イ・ヘジュン/キム・ビョンソ
キャスト ハ・ジョンウ(爆発物処理班のチョ・インチャン大尉)/イ・ビョンホン(工作員)/マ・ドンソク(カン教授)
メモ 2021.9.16(木)大阪ステーションシティシネマ
あらすじと感想
北朝鮮と中国の国境にある白頭山(ペクトサン)が噴火する。(白頭山は活火山やったらしい)
マグマ溜りが地下にまだまだあり、圧力を外に逃がさないと大噴火が起こる。
韓国を見限っていたカン教授はそれでもバックオフィス(後方支援)で頑張り、北朝鮮に侵入して白頭山に向かう大尉は本意ではない最前線にいる。
このとぼけた大尉のデコボコチームが「エクストリーム・ジョブ」みたいで面白い。
★★★1/2
 
 
 
(以下、どこからがネタバレなのかわかりません)
大尉のチームはブラボーやったかチャーリーやったかで、控えというか二軍というか、北朝鮮の核弾頭を盗むだけ
がミッションのはずやったのに。。
核やったらアメリカ軍が持っていると思うねんけど、アメリカには秘密の隠密作戦。中国国境で核爆発させるなんてとても言えない。
 
最初のソウルの地震シーンが迫力満点。
 
火山学者のカン教授と爆発処理班の大尉とに分かれてお話は進む。動だけではなく、工作員が囚われている姿は静。イ・ビョンホンは二枚目。
 
30年ほど前には、南北協議でどちら側も机をたたいて「民族の敵!」って怒鳴りあってはったのに。
金王朝はどうなったかわかりませんが、この映画ではかなり宥和しているというか、もしかしたら統一するかも の状況みたい。
そしてそして韓国は米軍の目をかいくぐり、朝鮮半島の危機に独自の作戦行動にでる。理想の世界なのかもしれない。