ウィ・アー・オール・アローン。これも70年代の、ボズ・スキャッグスのヒット曲だ。
我々はみな孤独である・・・・・・という意味ではなく、僕らは二人っきりだよ、という甘い響きのバラードだった。
バカミス、とんでも展開にならないよう苦心はされていると思う。
でも、
「罪人の選択」 「擁壁の町」 「ミステリークロック」の様に
作家自身の書くことの苦しみは感じられなかったな。茶畑徹朗は絶体絶命のユーモアすらあるし。
東日本大震災の哀しみに寄り添うというか、、、、諸星大二郎の
「暗黒神話」を思い出すような話だった。