もう年だから色恋ざたは打ち止めと思っていた男と、そんなことが自分の身に起こるとは青天の霹靂の女のゆっくり近づいたり離れたりの恋。
そこはかとないユーモアがあり、特にマーリアが調味料入れやレゴで「あーゆうたらよかったのかな」と
お芝居をするシーンが楽しい。男はドン・キホーテみたいなおいぼれなんか。
ハンガリーの映画は初めてかも。だいたいハンガリーについては東欧の国としか知らない。
有名な豚さんいてたな。
舞台が食肉工場なのは食欲という動物のサガと性欲というもうひとつのサガを現し
それから逃れられず、またそれが幸せと不幸の種ということなのかもしれない。
中年の恋の話かと思っていたら、女の人は若く色白で金髪のきれいな人やった。。。