2018年2月の映画  戻る


アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件 ALIBI.COM
2018年 90分 仏
監督 フィリップ・ラショー
キャスト フィリップ・ラショー(グレッグ)/エロディ・フォンタン(フロー、「最高の花婿」)/ジュリアン・アルッティ/タレク・ブダリ/ナタリー・バイ/ディディエ・ブルドン(フローの父ジェラール)
メモ 2018.2.24(土)シネ・リーブル梅田
あらすじ
グレッグの経営する会社「アリバイ・ドット・コム」の業務は、ピンチに陥った人、浮気をしている人のアリバイを作る会社。アイデア作りの才能と息をするように出てくる作り話はおてのもの。起業は幼い頃に父親の浮気、結果離婚によってなめた辛酸だった。バレなきゃ家族は平和なままでいられたのにとの思い。ふらんす人には「元々浮気をしなきゃいいんじゃ?」という発想はないらしい。
感想
「未体験ゾーンの映画たち(2018)」の一作。
しゃれたドタバタコメディで誰もが嘘つきで笑えた。「見ずば知らず」で人助けしていた(つもり)の一行は大ピンチに陥り嘘は嘘を呼び転がっていく。スターウォーズの小ネタが楽しい♪。
おすすめ度★★★1/2戻る

ぼくの名前はズッキーニ MA VIE DE COURGETTE
2017年 66分 スイス/仏
監督 クロード・バラス
原作 ジル・パリス「ぼくの名前はズッキーニ」
キャスト ズッキーニ(本名イカール、9才の少年)/アメッド(恐竜好き)/カミーユ(10才の少女)/ジュジュブ(食べるの大好き)/ベアトリス(難民の女の子)/シモン(面倒見がいい)/アリス(しゃべらない金髪の少女)/レイモン(警官)/パピノー園長先生/ロージー(世話係)/ピエール(先生、ロージーの恋人)/イーダ(カミーユのケバイ叔母さん)/判事さん
メモ 2018.2.11(日)シネ・リーブル梅田
あらすじ
アルコールに溺れている母と二人暮らしだった9歳のイカールは、突然の事故で母を亡くしフォンテーヌ園で暮らすことになる。園にはダメダメな親や問題をかかえた親を持つ5人の子供たちが暮らしていた。イカールが持ってきたのは手作りの凧と母親の記念のビール缶ひとつ。イカールは母がつけた愛称ズッキーニと呼んでほしいと主張する。
感想
いつも血まみれ映画についつい惹かれふらふら見に行っている私が、な・ん・と・ 傑作児童文学のアニメーションを見てまいりました。厳しい環境の子供たちがけなげなん。このおいぼれていくらか穴が空いて少しゆがんだ心が洗われます。
作品はストップモーションアニメ。一コマづつ人形を動かして撮影するという気の遠くなる作業を繰り返すあの手作りアニメ。あの涙や雨はどうなっているんでしょう。夜の雪のシーンが美しい。2回もでてきた。
 
夜の雪山にねっころがってズッキーニが言う。
   あのまま家にいたら、ママとふたりでビールを飲んでいることになってた。
     そうならなくてよかった・・・・。
 
警官のサイモンが言う。
   親を捨てる子供もいるんだよ。
 
本日の気持ちを「晴れ、曇り、雨、嵐」の天気で表わす掲示板のシステムに感心した。まずは自分の気分を知ることが肝心。そこを始めとして自分を知り制御できるようになるんやわ。
おすすめ度★★★★戻る

目撃者 闇の中の瞳
2017年 112分 台湾
監督 チェン・ウェイハオ
キャスト カイザー・チュアン(記者シャオチー)/ シュー・ウェイニン(記者マギー)/ アリス・クー(シュー)/クリストファー・リー(編集長チウ)/メイソン・リー(ウェイ)
メモ 2018.2.3(土)シネマート心斎橋
あらすじ
台湾の新聞記者シャオチーは議員のスキャンダルのスクープでしくじる。クビになり暇になったシャオチーは中古で買った車の過去を探り始める。買ったばかりの車をぶつけて修理に出したところ事故車だったことがわかり頭に来たのだ。