ツタヤの「発掘良品 100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」のコーナーに並んでいた。「デビル」後、事故死されたアラン・J・パクラ監督作品。
パララックスという耳慣れぬ言葉は、「視差」だそうです。左目で観た時と右目で観た時とは見えるものが違うと言う事なのかな。この映画の「大統領候補の暗殺」は、調査委員会によると個人の単純な犯行とされ、探りを入れる主人公には大きな陰謀が見えてくる。
セリフの少ない静かな映画やった。映画なんやから、映像でちゃあんとわかるように見せてるねん。カット割りがクールで、少しずつ主人公が追い詰められ、辺りの暗さが増してくる演出が巧みやと思う。静かでスリリングな展開が好み。 怖い映画は静かだと思う。