2009年8月の映画  戻る


サマーウォーズ
 
 
 
 
 
 
2009年 日本 114分
監督 細田守 
脚本 奥寺佐渡子
作画監督 青山浩行/西田達三/貞本義行
音楽 松本晃彦
美術監督 武重洋二
キャスト 小磯健二/篠原夏希/池沢佳主馬/陣内侘助/佐久間敬
メモ 2009.8.13(水)晴れ 梅田ブルク7
あらすじ
夏休み、高校2年の健二は、3年生の夏希先輩にバイトを持ちかけられ、先輩の田舎長野に向かう。夏希先輩の曾祖母・栄の90歳の誕生日に彼氏と紹介され仰天! 「東大、旧家の出身、アメリカ留学帰り」という「それ誰ですか?」というプロフィール付き。
ぞくぞくと集まる一族が宴会の最中、招かれざる客人が現われる。10年前、勝手に山をうっぱらってアメリカに出奔した侘助(わびすけ)だった。曽祖父の外に出来た子で、どういう事情か養子になり栄が育てた子も41歳になっていた。どうやら夏希の初恋の相手らしい。
その夜、健二に正体不明のメールが届き、数学オタクの血が騒ぎ夢中になって解いてしまう。夢うつつで回答を送り、翌朝TVニュースを見ると指名手配されていた・・・・・・。仮想空間のOZを大混乱に陥れた犯人にされていたのだ。OZの混乱は、日本のライフラインをも狂わせて行く。
感想
実に荒唐無稽なお話だった。
「時をかける少女」の細田守監督作品。「時をかける少女」のように、せつないお話ではなく、痛快作。
一族郎党がゲーム機やケータイを手に、コイコイの掛け声で勝負を挑むシーンがいい。
失われた大家族主義(いいことばかりではなかったと思うけど)に、胸が少しチクリとするが(ジジババもいなかったし、田舎もなかったしな)、何も考えずに元気になれる作品。
お薦め度★★★★戻る