
2026.5藤咲整形外科医院だより
五月雨が地を潤し柑橘が初夏を知らせる開花をもたらし、柿の葉は浅葱色から始まって艶やかな萌黄色に湧き立つ季節となりました。芽吹けば開花を、開けば結実と熟成を、季節は移ろいの期待に満ちています。
草草も賑々しくその勢いを発揮し、開院二十有余年を耕さずの草畑に蔓延り、耕した一部には一層の熱意で旺盛に育っています。耕したところは食べられる植物を栽培したいからの地面です。当方の思惑は除草、彼方の生きる方策は生える、抜く刈ると伸びる育つの鬩ぎ合い、どちらにも言い分はあり理があります。せめてもの労いに、刈った草はたい肥になれと積み上げておきます。年ごとの写真を見ると、積み上げた草の山は年々大きくなっており、成したことの累積とは、見えないようでも現実にはあるものだと、日々の暮らしの糧になりそうなことを思ったりもします。
「努力したことがすべて報われるとは限らん、だが報われるものはすべて努力しておる」ボクシングの名伯楽が目をかけ手塩にかけた選手に激励の言葉です。導くものが努力し、育とうとするものが努力する、これが?啄同時(そったくどうじ)の心意気です。慈雨は潤し、種が芽吹きます。促せばいいかというと、転じて、何事も過ぎたるは及ばずがごとしです。助長といいます。大きくなれと念じつつ、苗を引き延ばせば、根付く前に枯れてしまう道理です。
刻苦勉励望むところと意気込むあまり、数時間歩いて数日寝込むならば、それは無理が祟ったというものです。ウォーキングは体の総体で成立します。右足が左足を助け、左足は右足をいたわり、頭と体を協調させて、気持ちよく歩いていきましょう。
皆様お体大切に
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2026.5藤咲整形外科医院院長 藤咲 裕