藤咲整形外科医院
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2026.6藤咲整形外科医院だより

開花後の結実は、目に見えて成長し、日々の時間の移ろいを姿にして示している、成長の季節となりました。ソメイヨシノは花弁から小指の爪の先ほどの果実となって枝を離れ、駐車場の掃除は力加減を花びら用の「風」からサクランボ用の「力」へと変えていきます。仕事を終えた竹箒は柄のところを壊れた竹熊手の柄に流用です。

樹木は私の好むところ、中でもたべられる実がなる葉がつくというのが特別の好みです。植えるときには3年後から5年後を想像しながら、おいしくなれと念じつつ根付くまでの僅かな肥料とふんだんな施水をし、あとは見守ります。3年前に植え置き、今年初めてそれらしい実をつけたのは無花果です。今年無慮12個の果実をつけ、うち8個は自然にしぼんで、残りの4個の内2個は熟していないうちに鳥にとられ、なけなし虎の子の2個がそろそろではないかと問いかけてきます。いつ味わいましょうか。因みに、鳥が食べかけて放置した無花果はコンポートにして食べました。

見守るとはほおっておくに等しく見えることがあります。鉢植えを除けば施水は樹木の自然な成長には過剰な手当てとなります。施水するなら根方から離れたところに僅かな量を、葉の張り、艶を目安に行います。つまり、見守りには、ほおっておくのと違う役割があります。毎日目をかけます。

 見守るとは体にも必要なこと、毎日の変化を見届けていきます。体が重く感じたら、疲労、食べ過ぎ、暑気あたり、病気の兆候、毎日見守ることで気づくことがあります。軽く感じたらなにかいいことがあったのです。良いところも見つかります。大人には大人の成長の仕方も、あるということです。

皆様お体大切に
ホームページURL

https://www.ne.jp/asahi/fuji/clinic/


2026.6藤咲整形外科医院院長  藤咲 裕