
2026.3藤咲整形外科医院だより
空に雲雀(ひばり)鳴き、地に梅、桜開き、春は素晴らしい速さで世界に季節の移ろいを具現させます。冬の間、自動運転していたエアコンが、日中突然、暖房運転から冷房運転に切り替わり、なんだどうしたと狼狽えるころでもあります。
雲雀は声を聴いても空のいずこかしれません。感覚を便りに探れば、空の一点にとどまる姿を見つけることもあります。彼の鳥はあの高度と滞空時間を、どのようにして、なぜ、連綿と種の特性として保つことで、あの名跡を保っているのでしょうか。
同じ滞空であっても、鳶のそれは一味変わります。北関東の銘川、那珂川はひたちなか市においても重要な水源、そして、川の周囲は鳶の好んで周遊するところです。広く大きな翼を操り、悠々と、空に浮かんでいるがごとく周回する姿は、小さい一点が存在することで、空の大きさを気付かされます。
鳶と雲雀、姿と方法は違っても、その生活において行う、滞空という行為は共通するところです。片や小さな翼を打ち振るい、あるは悠然と滑空します。種の命ずるところ、個体の持つ本能、または興味で、鳥は空に浮くのでしょう。
ウォーキングはどうでしょうか。歩くという行為は、足を使って移動することです。同じ移動でも、早さ、距離、いろいろあります。人に強いられてもしない、できないことですが、どれ歩いてみるかと一歩を踏み出せば、気温が違う、花が咲く、体調を感じる、そして季節が待っています。本能に導かれ種の定めにしたがい、また、始まりの一歩です。動くことの尊さは休息のありがたみ、一時休めば、新生活の始まりです。
皆様お体大切に
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2026.3藤咲整形外科医院院長 藤咲 裕