Ruby on Rails
チュートリアルステップ2

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Rails Webアプリケーションのセットアップ

railsのインストール後、‘rails’スクリプトを実行してWebアプリケーションのスケルトンを生成してください:

rails </path/to/your/webapp>

webappディレクトリがWebサーバのドキュメントルート配下にあることを確認してください。このケースではfriendsというwebappの一部を設置していきます。

データベース設定の構築

データベースの設定に合わせてconfig/database.ymlを編集してください。特定のアダプタのサンプルを以下に示します。

注意: database.yml中でタブ文字は使用できません。空白文字だけが使われているか確認してください。

MySQL

MySQLを利用する場合、セットアップは以下のようになります:

development:
  adapter: mysql
  database: rails_development
  host: localhost
  username: root
  password: 

# Warning: The database defined as 'test' will be erased and
# re-generated from your development database when you run 'rake'.
# Do not set this db to the same as development or production.
test:
  adapter: mysql
  database: rails_test
  host: localhost
  username: root
  password: 

production:
  adapter: mysql
  database: rails_production
  host: localhost
  username: root
  password: 

現在のところ、データベースは2つだけしかないことに注意してください。

開発しているので、Railsを開発モードで実行します。実際に製品のセッティングは必要としないのですが、完全性の目的のためにすべての項目をうめる必要があります。

rails_productionは、ちょうど作成したデータベースの実際の名前です。これは何でもよく、_production部分はrailsを製品モードに変えます。

この節に関する質問:

railsはサポートしていると考えています。必要になったら使ってください。

作成されたデータベース設定に変更するときはいつでもWEBrickを再起動する必要があると思います。

SQLite

SQLiteを利用する場合、セットアップは以下の例に多少似たものになるでしょう:

production:
  adapter: sqlite       # Use sqlite3 for 3.x
  dbfile: db/rails-production.db

test:
  adapter: sqlite       # Use sqlite3 for 3.x
  dbfile: db/rails-test.db

development:
  adapter: sqlite       # Use sqlite3 for 3.x
  dbfile: db/rails-development.db

SQLiteアダプタを利用可能にする前に、sqlite.dllをパス上(win32の中)に置いて適切なgemをインストールする必要があることに注意してください:

gem install sqlite3-ruby # for SQLite3
or
gem install sqlite-ruby # for an earlier 2.x release

PostgreSQL

PostgreSQLを利用する場合、セットアップは以下の例に多少似たものになるでしょう:

production:
  adapter: postgresql
  database: rails_production
  username: postgres
  password:

test:
  adapter: postgresql
  database: rails_test
  username: postgres
  password: 

development:
  adapter: postgresql
  database: rails_development
  username: postgres
  password: 

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カテゴリ:チュートリアル

注意: このページは新たに2004年11月18日 08:32にintinigによって改訂されました


コメント:
“rails_development/test/production”と言ったとき、これは「不思議な」ruby-railsの名前ではありません。それは文字通りこのチュートリアルの例で用いるデータベースの名前です。

したがって、mysqlを使っていて、このチュートリアル用のテストデータを含むテーブルをデフォルトのmysqlデータベース内に作成(このチュートリアルの他の場所で示されます)した場合、 このファイルを次のように変更してください: database: mysql”. とは言うものの、実際にはデフォルトのmysqlデータベース内にテストや他のテーブルが作成されることは望まないでしょう。

PostgreSQLのdatabase.ymlについてのコメント
database.ymlのセットアップは、ひとつのデータベース中で複数のスキーマを扱う人にとって便利なschema_orderパラメータが含まれると思います。

development:
  adapter: postgresql
  database: rails_development
  host: localhost
  username: username
  password: password
  schema_order: test

2006-April-11 19:00 AST by macgillivary

friendsをアプリケーションの名前として使っていることを示唆していながら、database.ymlでデータベース名をfriends_developmentと言うべきところでrails_developmentを使っていることは、初心者を少し混乱させているのではないでしょうか。