2002年 植物日誌

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2002.9.28(土)

冷蔵庫に入れておいたホウレンソウのタネにだいぶ芽が出始めたので、雨が上がった午後2時すぎにA畝にタネまきをした。昨年までは1畝にホウレンソウと春菊とまいていたが、今年は全面ホウレンソウ。
まだ小松菜のタネをどこにもまいていなくて、どうしようかと思っていたが、先日庭の大掃除をしてリビングの掃き出し窓の前に少しスペースが空いたので、そこを軽く耕し、貝化石石灰&生ゴミ肥料を入れておいた。家の土台もあるため、そんなに深くスコップを入れられなかったので、深く根を張るようなものでは不安があるが、小松菜はどこでも育つような丈夫な野菜だから、大丈夫だろう。
フェイジョアの実も少しずつ大きくなってきている様子。それに少し緑色が濃くなってきている気がする。
1ヶ月ぶりにマグニフィカの実を定規で計ってみたら、大きいものは長さ4cm、幅2.7cmくらいあった。大きさはだいぶバラつきがあって、小さいものはまだ長さ3cm、幅2.4cmくらい。
温州みかんの実も計ってみたら、縦6cm、幅7cmくらいになっていた。みかんは着実に売っているくらいの大きさになってきているようだ。秋の実り、収穫が楽しみ!

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2002.9.23(月)

秋のお彼岸に入ったらヒガンバナの花が咲き始めた。秋分の日のきょうはなんか外がとても静か。
午後になって、B畝にニンニクの種球を植え付けた。雨がたくさん降って表面が少しかたくなっていたので、シャベルで軽くかき混ぜ、5列(条間20cmくらい)株間15cm間隔で3cmの覆土で植え付けた。1列13株植え付けて、B畝は合計65株。種球は少し余ったので、ミナミさんの株元に2株と、2階ベランダの発泡スチロールプランター2個に9株ずつ植え付けて、合計85株でおしまい。収穫は来年6月。香り高いニンニクがたくさん食べれますように。
G畝のキャベツ類はだいぶ青虫被害に合っていて、きょうもだいぶ捕殺した。糸を出してぶら下がっている小さな虫もたくさんいたから、これはヨトウムシだ。農薬はやはり使いたくないので、こうやって捕殺していくしかない。
ホウレンソウのタネを芽出しまきしようと、1日水につけておき、夜キッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れた。

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2002.9.19(木)

庭のあちこちにヒガンバナの花が出始めた。まだ花は咲いておらず、ツボミ状態。モグラ除けにとたくさん植えたけれど、やはりこうゆうのは決定的な効果があるわけではないようだ。
A畝の黒ごまの下のほうの実が裂けはじめたので、このままにしておくと全部タネがはじけてこぼれてしまうので、収穫した。E畝とF畝の一部に少しある黒ごまの株はまだ葉も落ちていないので、そのままにしている。とにかくA畝は次作ホウレンソウを作りたかったので、早速耕して枯れ草堆肥を入れておいた。B畝も下旬にはニンニクの種球を植え付ける予定。レーキで表面をならしておいた。
温州みかんの実はもうふつうの売ってるみかんくらい大きくなった。今このくらいってことはやはり早生かしら?
フェイジョアの実は少し大きくなってきているという実と、まだあまり大きさが変わらないなぁというものとある。

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2002.9.13(金)

G畝のキャベツ類に追肥(JTの有機質肥料)を施す。20日おきに追肥をしようとカレンダーに印をつけているが、本当は明日の予定だったけど、明日は雨が降りそうなのできょうにした。
ここ2年ほどは手抜きもあったか?キャベツはあまりよく出来なかったので、今年は力が入っている。
E畝の春菊もようやく芽が出てきた。D畝のコカブ&大根は本葉が出てきて、C畝の人参とともに毎日のように間引きを行っている。

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2002.9.9(月)

朝、庭を見回っていたら、温州みかんの実が1つ割れているのを見つけた。いわゆる裂果ってやつかなぁ。栽培書を見てみたが、それらしきものは載っていなかった。そのままにしておいてもしょうがないので、もいで1粒食べてみたら皮が少しかたく、まだまだ酸っぱかった。
とりあえず他の実はだいじょうぶ。一番大きそうな実を計ってみたら、直径6cmの高さ5cmくらいだった。やはり確実に大きくなっている。
家の前の空き地のススキの茎葉を刈って乾かしておいたものがだいぶたまったので、フェイジョアと温州みかんの株元に敷いてみた。
ほら、しっかり立派なワラでしょ。使い出すと早くなくなってしまいそうなので、また刈っておこう。
H畝のアスパラに自家製生ゴミ肥料を施す。昨年植えた株は勢い良く茎が伸びているが、今年ホームセンターで買って植えた株は最初は茎が伸びたように見えたのに、今はまったく見当たらなくなってしまった。ホームセンターの苗(根だけだった)はよくないのかなぁ。

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2002.9.8(日)

温州みかんの実が少しずつ大きくなっているような気がする。
フェイジョア/セロウイアナのとり木していたものはいつまでたっても根が出てきてくれず、失敗っぽい。ブルーベリーや月桂樹はしっかり根が出たのに、フェイジョアはクーリッジも風で折れてしまってだめになってしまったし、やはり繁殖作業はむずかしい。
剪定した月桂樹の葉を洗ってザルにあけておいたものをやっと整理し終わった。きれいな葉は食用に40枚を束にして15束できた。汚れた葉や虫食いのある葉はお茶のパックに詰めて防虫剤に。こちらは13個できた。防虫剤は昨年よりもたくさんできた。昨年の防虫剤のタンスに入れてあるものもまだ香りは続いている。
食用束を今週はご近所に配りまくろう。

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2002.9.7(土)

G畝にキャベツ類を植え付け。西側にキャベツと芽キャベツを3株ずつ並べて植え、畝の一番東側にブロッコリーを2株植えた。この畝はけっこう広く、北側と東側に少し余裕があるので、もう少ししたら大根やコカブのタネをまいてみてもいいなぁと思った。
E畝に長い間植えていたイチゴの子株を15株ポリポットに移し、あとの株はすべて抜いた。イチゴの子株はもうとっくに根が出ていたが、不精して放っておいたから、もうボウボウの状態になっていた。イチゴは今年ダンゴ虫にだいぶ食われたせいもあり、あまり収穫できなかったのでどうしようかと思ったのだけれど、やはり栽培を続けてみることに。
根を掘って土を入れたポリポットに植えて…という作業はちゃんと根付くかどうか不安もあり少し多めに用意したつもり。もしも失敗したら、G畝の北側にある義父の畑のを少しもらってくればいいかな、と。
E畝の後作はすぐにでもタネをまきたかったせいもあり、イチゴの根を片付けた後シャベルで表面を少しならしただけ。株間に自家製生ゴミ肥料を埋めて『待ち肥』にして、春菊のタネをまく。春菊は春先にツボミができるまで摘み取りながら収穫できる。でも寒くなったら生育が落ちるので、ビニールトンネルで保温して栽培する予定なので、東側に少し余裕をもってタネまきした。
たくさん出たイチゴの残さは剪定したローズマリーといっしょに通路に並べて置いた。こうやっておけば踏み付けることによってペチャンコになって、そのうち土に還るだろう。通路が一面緑色に染まった。
その後、C畝の人参とD畝の大根とカブの間引きも少ししていたら、雨が降り出した。タネまき後の雨はけっこう嬉しい。

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2002.9.6(金)

雨がやんでいたとき畑に行ってみたら、D畝の大根とカブの芽が出始めていた。A畝の黒ごまは葉枯れがあるものの、まだ青果が割れてこない。割れはじめたら収穫して、次作はホウレンソウ予定。
鉢植えのレモン、小さい実が2つばかりついていたのに、ポロッと落果してしまった。前年までの温州みかんと同じ。期待していたのにー。
きのうときょう2日がかりで家のまわりと、家の前の空き地(もと農地)に生えている雑草を刈ってきて、土をサンドウィッチにしない方法の堆肥を仕込んだ。カリウムが豊富というタンジーも果樹の下に生えていたものをたくさん刈って入れた。その他ローズマリーも入れたから、ハーブ雑草堆肥だな。仕込んだのは南庭のコンポスト(2個あるうちの1つ)と、北側に移した3段式の底なしの容器(2001.11.21の写真の右のもの)の2つ。生の草もだいぶ入れたので、仕上がり途中でだいぶカサが減るだろうから、そのうち1つにまとめられると思う。最後に3段式の底なし容器に仕込み終わって、ふと、きのう草を入れた下のほうを見たら、側面に開けてある穴にもうダンゴ虫が入り込んでいた。
今度から庭に生えてくる雑草は穂のないものは畑の隅に積んでおくようにしよう。改めて作ろうとすると、草刈りだけでもけっこう重労働だ。

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2002.9.4(水)

ホームセンターで買ってきたJTの有機質肥料をC畝とF畝の人参に施した。タネまき前にちゃんと堆肥は入れてあるけれど、人参はどうも肥料食いらしく、ちゃんと追肥をあげないといつまでも根が太らない気がする。C畝の最初のタネまきのときに芽が出なかったところに後から蒔いて発芽した芽を少し間引いた。
きのう作りかけだった堆肥を畑に入れてしまったので、2日の日記に書いた土をサンドウィッチにしない方法の肥料づくりをコンポストではじめてみた。まだ積み込みは半分くらいだが、材料はローズマリーやピラカンサスや月桂樹などの庭木の剪定くずやイネ科の雑草など。既に乾かしてあるものと、まだ生のものを混ぜて、なるべく細かく切り(小枝はとくに細かくカット)、ある程度積み込んだら米糠と鶏糞を入れて(きょうは生ゴミも入れた)、また草を入れるという方法。本やNETでいろいろ見ていると、所によっては1年くらい寝かせるというのもあるが、細かくしてあるのでもう少し早めにできるかなぁという期待有り。9月中に仕込み終われば、3月ころの春まきの時期まで半年の期間がある。
イネ科の草は家のまわりにたくさん生えていていくらでも集められるし、繊維質が多そうなので良い材料だと思うけれど、穂が入らないようにするのが少しめんどくさい。草を刈った日は、事前に竹酢液の500倍に薄めたものを鼻の中にスプレーしておかないと、夜になってからくしゃみが止まらなくなるので注意。

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2002.9.3(火)

午前中フェイジョアの実を摘果した。栽培書コピーの9月の項に『結実過多の木は、全体の果重が20g前後の小果になるので、上旬に間引く。』と書いてあったので、今年はでかい実を食べたいためにはと決意。
人指し指受粉(6月3日の日記参照)がうまくいったのか、マグニフィカはものすごい数の実がついていて、小果になるのが恐かった。2つに1つは茎のところをハサミで切り、数えていたら合計50個余りの実を摘果した。摘果した実はとりあえず株元に並べてみた。
思えばすごい数。となるとたぶん100個くらい実がなっていたんだ。収穫まであと約2ヶ月。今年は大きな実を収穫したい。
きのう耕したB畝に作りかけの枯れ草堆肥を施す。土をかき混ぜていたら、ミミズがいて、またまた2階ベランダのプランターに移した。ミミズだって、モグラに追っかけ回されるよりもいいだろう。
G畝のキャベツ類予定地にも合計6株ぶんの穴を掘り、肥料を入れておいた。これでもう少ししたらキャベツ類の定植だ。

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2002.9.2(月)

きのう終わったB畝のトマトの茎葉を早速片付ける。すべて抜いて、畑の隅に山積みにしておいた。そのうちこれも肥料の材料にしようかな。今度雑草なども土をサンドウィッチにしない方法の肥料づくりを実践してみたいと思っているので。時間はかかりそうだが、草や茎が純粋に土になる姿を見てみたい。
B畝のそばのピラカンサスも伸び放題になっていたので剪定。トゲがあるので、秋にミナミさんに有機質の落ち葉などを埋めるときにいっしょに土に埋めようと思う。義父の大きな柿の樹の下にはあじさいがあって、咲き終わった株は汚いので、ついでにだいぶ剪定させてもらった。この柿の樹はほとんど手入れをしていないので、実もあまり美味しくなくて、最近はまったくいただいていない。
きょうも暑く、昨年のように熱中症になると嫌なので、休み休みの作業。とりあえずB畝は雑草を取り除きながら、スコップで耕しておいた。
D畝の縦半分に大根のタネを蒔く。ホームセンターで買ってきたサカタのタネの『天成青首大根』という品種。株間30cmで1ケ所4粒ずつ、6株点まきした。
あとの半分はタキイの通販で買った『耐病ひかり』という小カブ〜中カブの品種をまく。こちらは15cm間隔すじまきにした。



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