6月23日...ビッグニュース!船越で日本一のチヌあがる!
 
久し振りの更新です。
しかも、恐らく私のホームページでは最初にして最後、そして間違いなく最大のニュースを発信させていただこうと思います。
 
いきなりですが、皆さんはチヌの最大寸の日本記録というものをご存知でしょうか?
今から24年前に三重県で釣れた拓寸69.5cmというものがそれです。
実は今月になってから、その日本記録が更新されたかもしれない(!)というニュースが私のところに飛び込んできました。
 
私にそのニュースを届けてくれたのは週刊釣りサンデーの編集部の方でした。
週刊釣りサンデーは近畿地方で発行されている釣り雑誌で、釣魚の日本記録を管理しています。
その編集部からこのHPを通して私に1通の電子メールが届いたのです。
 
メールには次のようなことが書いてありました。HPの表紙も飾っている漁港(子供が2人漁港でつっ立っている写真です)、私がホームグラウンドとして通ってきた船越の波止で今月の1日に超巨大なチヌが釣れたというのです。
実寸68cm、拓寸71cm、優に5kgを超えた化け物チヌです。
事実であれば間違いなく日本記録更新サイズ。
まだ釣った本人と連絡が取れていないけれど、スクープ記事として掲載したいので「あらかぶ亭さん、船越漁港に関する原稿をお願いします」という内容でした。
 
船越漁港などという地元でもマイナーな釣り場を取り上げているHPなんて私のこの”ちくぜんまえばる釣り日記”くらいしか検索できなかったのでしょう。
だからこそのご指名のようでした。
大阪の釣り雑誌ですから、九州の土地鑑も情報網も不足していたのだと思います。
翌々日の日曜日、釣りサンデー編集部の依頼を受けて、にわか記者になった私は早速デジカメを携えて通い慣れた船越へ向かいました。
 
その日本新記録(?)の巨大チヌは久家波止中間部の外海側のイケス付近であがったという情報です。
なんだかドキドキしながら車を波止の付け根の駐車スペースに回しました。
午前10時頃でしたが、すでに波止にはそこそこの釣り人が来ています。
ひと通り見て回りましたが、ほとんどの人達がサビキ釣りをしていました。
10cm前後の豆アジがポツポツ釣れているようです。家族連れが多くて、皆さん実にのんびり釣りを楽しんでいるようでした。
そうですそうです、これが私の知っている船越の姿なのです。
ここで日本新記録の巨チヌなんて・・・
<ここで日本記録の巨チヌが!?>
 
波止にいた漁師さんや、数少ないながらもイケス周りを浮きで流していたベテラン風の釣り人に話を伺うことができました。
皆さん、その時点ですでに1週間ほど前にここで起こった事件のことをよくご存知でした。
ベテラン風の釣り人さんはその話を聞いて今日は船越にやって来たんだとおっしゃっています。
さすがに今回の件は地元でも有名な話になってきているようでした。
 
しかし、それにしてもこの船越の波止で日本記録更新の巨チヌが釣れるとは驚きです。
今さらながら海はつながってるんだなーという思いを強くしてしまいました。
カタクチイワシの泳がせ釣りだったようですが、「その辺ではみんなそうやってチヌを狙うんですか?」と釣りサンデーの編集部の方にも聞かれました。
そんなことはありません。そんなチヌの釣り方なんて聞いたこともありません。
 
先週6月19日に発売された6月30日号の釣りサンデーには速報程度の記事が掲載されていました(私が可也山の頂上から撮った船越漁港の遠景写真も載ってます!)。
この号の締め切り時点ではまだ釣った張本人との連絡が取れていなかったのです。
しかし、すでにその本人確認も済み、魚拓も入手して日本新記録も間違いないということのようですから、今週6月26日発売の7月7日号では詳報が掲載されることでしょう。
私の原稿も載ってるかもしれませんよ!
 
「釣り日記・特別編」釣りサンデー掲載原稿 へ
「釣り場紹介」船越漁港 へ
「海の雑文集」私と船越漁港 へ
一覧に戻る    home    next独り言