保古の湖の公式ホームページで、前日の１２月７日にニジマス・ブラウントラウト・イトウの放流があり、その放流魚を狙った方は６５尾の爆釣状態と書かれていました。
これは釣りに行くしかないと思い、後輩の小川君を誘って朝９時に現地に入りました。

今年は早くから寒波が到来し、湖の周囲は数ｃｍの積雪があります。（道路は除雪されていますが、スタッドレスは必須です。）

４月２８日にもヘッドエリアで放流直後の魚を狙いましたが、その時のヒット・ルアーを中心に攻めることにしました。
朝のうちは水温が低いためか、魚の反応は皆無でした。
しかし、午前１０時くらいからは、赤金ミノー６ｃｍで水深１ｍくらいをジグザクに攻めると、主にブラウンが浅瀬の底からルアーを食い上げてきます。

赤金ミノーをブラウンが３〜４尾で追ってきて、下から食いつく様子は圧巻です。
ただ、放流直後で尾びれがボロボロなのは残念です。当然ながら、引きも本来の勢いはありません。

スプーンやバイブレーション等も試しましたが、放流魚たちには効果はありませんでした。
ミノーも、中層や下層をトレースする物には反応は無かったです。
これは４月２８日の放流時も同様でした。

ミノーを棒引きすると、この日は１尾だけだったニジマスが釣れました。

ブラウントラウトは放流地点に固まっており、下のプールにはかなりの数が溜まっていました。

さすがにトップ・ウォーターではバイトしませんが、このプールの水深１ｍくらいを赤金ミノーでジグザク引きすると、面白いようにブラウンが追ってきます。

しかし、僕の持つルアーでは、赤金ミノーと赤クランクベイトの２個しか反応が無く、２種類だけだと魚に見切られるようになってしましました。
午後からは散発的にしかアタリがとれませんでした。

午後から来たルアーマンは、ダンシングマジック（２８ｇのジグ）やシャッド等をローテンションして、短時間で１６尾を釣ったそうです。（昨日６５尾釣った人です。）

同じパターンのルアーばかり使っていると、やはり魚に覚えられてしまうので、良い結果にはなりませんね。

午後２時くらいに、浅瀬で巨大なイトウをヒットさせましたが、ヒット直後に水面で首振りをされ、フックが外れてしましました。掛かりが浅かったようです。
僕は普段はスプーンしか使わないので、イトウをヒットさせるチャンスはもう無いかもしれません。残念です。

この日のヒット・パターンは放流直後のブラウン対策ですから、保古の湖の居残りマス達には通用しません。
居残りマスたちは、冬季パターンに入っており、現在は各ワンドの水深３ｍ位のタナでヒットしているようです。
底を攻める形のがセオリーですから、この日のヒット・パターンはブラウンの放流直後の例外パターンとして記憶に留めたいと思います。

帰りにテール・エリアの水深３ｍをスプーンで攻めましたが、これはノー・ヒットでした。
個人的には、この居残りマスたちを最近はヒットさせられないので焦っています。

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