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作品『バニたんの想い』を考える

『漫画について』
●この漫画を考え始めたのが震災のあった3月11日から約1ヶ月後になります。 以前漫画家もやっておりましたが、長い間商業誌から離れてグラフィックデザインの世界に入り生きてきました。そのため、時代の流れに沿ってPCとの共同生活が余儀なくされてきました。 頭のどこかには漫画家に戻りたいという気持ちがありましたが、年齢的にも無理があり、長時間の執筆ができるか不安でした。そして無理なくできる4コマ(絵が下手でも、気にしないで思う存分描けばいい)で週に2話なら・・・ということ。 それほど裕福ではない我が家では義捐金もたががしれており、千羽鶴も変だし、ならばWEBを使い不特定多数の人に見てもらい、生きる夢や希望に少し、ほんの少しお手伝いできれば良いかなと思いました。 微々たる力ですが、何もしないよりマシなので、地道な私はこの「バニたんの想い」を目標1000話を掲げ、始めたわけです。 後々、1000話終わる頃、約10年強かかりますが、成し遂げた後、何かしらの形で東北のどこかに寄贈できれば嬉しいと思っています。(その頃私は50歳をすぎていますけどね) もし1001話目以降も描けるようならずっと描き続けます。その都度ある話数になりしだい寄贈をして行ければ嬉しいです。 嬉しいお話しでこの「バニたんの想い」を本にして欲しいという要望もいただきました。ですがまだまだ先は長く私の身に何が起きるかもわかりません。 しかしながら多くの方に見て頂きたいのでバニたん貯金も始めました。先々支援して頂ける方がいらっしゃれば一緒に何かしらの形にしていきたいと思います。 かえってプロの世界から足を引いた私だからできたことなので、これも宿命かと思って残りの人生を使っていきたいと思っています。

●「バニたんの想い」のテーマははっきりしています。「生きる力とは何か」です。 「生きているからできること」なのです。 世の中によく「絶対」は無いといいますが、俗語ですが「愛」だけです。それも「犠牲愛」だと私は思います。町の人びとを助けるために自分の命を捨てて最後まで放送していた女性がいました。 きっと津波が襲ってくることも見えていたのに恐怖よりも助けることに命を最後まで使ったんです。 そのNEWSをTVで見た時感動しながら涙が出ました。 自分以外の命ある者(物でも)のために犠牲になる。こんな輝かしい命は他にありません。 政府を批判はしませんが、何事もゼロに戻っても良いじゃないですか。 経済も大事かもしれませんが、命を救えればまた経済なんてまた戻ってくるんですから。 最低限の昔の生活に少しずつで良い、みんなが、家族が助け合えばできるはずだと思います。 先陣を切る政府の姿が欲しかった・・・。

~最後になりますが、この話しに出てくる犬種(バーニーズマウンテンドッグ)を我が家で飼っていますが、けして犬や猫をファッションとして飼い始めることだけはやめて下さい。 以前流行したハスキー犬やゴールデンレトリバー、Sバーナードなど大型犬から小型犬のダックスやジャックラッセル、を子犬の時は可愛がっていたのが大きくなってから捨てたり、散歩もしないで狭いケージでつなぎっぱなしの家があるのを知っています。中にはノーリードで離して勝手に散歩させて最後には車にひかれたワンコを知っています。命をもっと大切に考えて下さい。お願いします。

                                                             作者 浅見 やすし 2011年8月16日(火)


※漫画画像は「EXA DESIGN」に著作権がありますので断りなく転載や販売目的の譲渡などのご利用はご遠慮ください。
またこの漫画には被災地の救済をする間接的な目的のため描き続けています。