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The Motive
--ESCUDO購入に至る動機--

 

 

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■Prologue

2008年初夏

そろそろ、SVXの18年目(8回目)の車検が気に成りだした頃だった。
当然ながら、車検を通すつもりで、今回の修理費はどの程度か?と不安がよぎる。
10年目頃から、毎年、年に一回の点検では、何某かの修理が必要で、毎年車検時と変わらない費用がかかるのが難点のSVXであるが、エンジンとミッションには異常は無く、
また、そのスタイルは未だに新鮮さを失っておらず、独身なら乗り続けるに何の問題も無かった。

しかしながら、2007年11月に二人目の子供が出来、一人目が小学生となった今、2ドアクーペはいかにも使い勝手が悪い。
とはいっても、住宅ローンを抱えながら、新車を買うだけのまとまった資金は用意出来ず、仮に、まとまった資金が出来れば 優先順位は繰り上げ返済であり、また、独身時代から使い続けているものが多い"白物家電”の更新であった。
また、国産車にこれといって乗りたい車も無い...
というのが、そのときの状況であった。

そんなとき、、勤務先のグループ会社から7年の個人向け自動車リースが発売された。
これがESCUDOとの出会いの最大のきっかけとなったのは間違いない。
多くのディーラーローンは最長5年(60回)で、金利はそこそこ高く、残価設定ローンでは、5年後の心配をしなければならず、 気にいった車が見つかれば長く乗るつもりであるだけに、そもそも考え方にに合わない。

ところが、この7年リース(いまのりセブン)は、7年間リース料を支払えば、7年後は無償譲渡され、 自分の物になるうえに、残価設定タイプではないだけに、長期分割払いとしても打って付けであった。

グループ社員であることから、リース料も社員価格で安く、これなら、まとまった資金が無くても何とかなるぞ!と感じた。

ちょうど同じ頃、後先は良く覚えていないが、偶然、CARVIEWでESCUDOのビッグマイナーのインプレッションを見かけた。
目に付いたのは、3.2XSというネーミング。

エッ3.2?
ということは、3,200ccのことだろうか?
スズキにそんなにゴツイのがあったのか?
興味を引かれ、インプレッションを読み、フォトインプレッションも一通り眺め終えた頃には、 すっかり、この車を気に入っていた。

久しく、国産車で欲しいと思った車が無かったのだが、まさに、求めていたものがそこに有った。

 

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