最近暑いですね。ほんとうに今年はいったいどうしたっていうんでしょう？でも夏は暑い方がいいのかもしれません。おかげさまでビールも美味しいし、鰻でも食べてせいぜいスタミナをつけましょう。ここまで凄い暑さですと、もう、いっそのこと記録的な暑さになって、乗り越えたっていう達成感みたいなものもひとしおと感じられるくらいになってもらいたいと、相変わらずわけのわからないことを考えながら、汗びっしょりになって通勤しています。

さて、このたび、７月１９日（海の日）に、再び、池袋の教会で音楽会を催すことになりました。今回も松川由美さんが素敵な歌で参加してくれます。松川さんは「あめむぼ」のレギュラーメンバーみたいになってきました。「あめむぼ」発足当初の初心に返り、音の響きにこだわることにしました。それに、「揺らぎ」のようなことが出来たら、これは、素晴らしいことになるに違いないと確信しています。（でも、これが、なかなか難しいところでもあります。）

今回の演目についてひとこと。前半は、マンドリンのオリジナル曲を中心の選曲です。冒頭の「サンギュス寺院の鐘」は、とても懐かしい曲で、各パートで交互に鐘を模倣した音が綴られる、にぎやかな曲です。ずっと弾きつづけている「あ・め・む・ぼ」は、今回は作曲者の安藤さんにも参加いただき（マンドロンチェロ）新たに６重奏バージョンで演奏します。１部の終曲はバウマンの「コンチェルトカプリチョーザ」。新 鮮な和音の響きと小気味いいリズムが特徴の作品です。「あめむぼ」で取り組む新たな領域ということになりましょうか？桜井くんのソロが光る逸品です。ご期待ください。

２部は「うたとマンドリン」ということで、特段のテーマもありませんが、いろいろ並べてみたら、今回はミュージカル風な作品が多くなりました。チャップリンの傑作「モダンタイムズ」のテーマ「スマイル」。どんなに辛いことがあっても、くよくよしないで笑っちゃおう！そんな感じでしょうか。「All I ask of you」は「オペラ座の怪人」から、ディズニーの「Whole new world」もそうですが、もともとテナーとの２重唱ですから、うたとマンドリンのコラボレーションみたいになっています。「オズの魔法使い」これも懐かしい映画ですね。「虹の彼方に」は前奏が長くなりましたが、ちょっとジャジーな和声でおめかしして、不思議な国の乙女みたいなメルヘンな世界にお誘いしようなどと企てております。

急なご案内になりましたが、ご都合がつくようでしたら、是非いらしてください。
チケットご要望の際には、直接ご連絡いただくか、あるいは「イケガク」03-5952-1391 にお尋ねください。

記録的な猛暑になりそうです、どうかお元気でお過ごしください。

では、音楽会でお目にかかれますように！

ごきげんよう！

【マンドリンアンサンブルの夕べ】

ソプラノ　松川　由美
Amembo Quintet
桜井　至誠（マンドリン）、　望月　豪（マンドリン）、染谷光一郎（マンドラ）、
小穴　雄一（マンドセロ）、進藤　美紀（ギター）
特別出演：　安藤真裕子（マンドセロ）

曲目（予定）
サンギュスト寺院の鐘（ビルリ）、
あめむぼ（安藤真裕子）、カプリチォーザ（バウマン）
オール・アイ・アスク・オブ・ユー、虹の彼方に、スマイル、ホールニューワールド他

平成１６年７月１９日（海の日）
１５：００（開場）１５：３０（開演）
シャロン・ゴスペル・チャーチ　コンサートホール
豊島区西池袋５―２―１　電話：０３―３９８０―７９３０
池袋駅西口C―３出口を出て立教通り右手
料金　１、５００円