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マンドリン悠々(2004年7月6日)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2004年7月6日(火)
川崎ミューザ
亨くんとこけら落とし公演に行ってきました。素晴らしいホールが誕生しました。

4000円の席で、パイプオルガンの左横。最上階で、あまりいい場所ではなかったかもしれませんが、よく響いていました。音の切れがよく、あらゆる声部がくっきりと聴こえてきました。演目はマーラーの交響曲第8番「千人のシンフォニー」、指揮は秋山和慶さん、オケは東京交響楽団でした。東響はここのフランチャイズオケになるのだそうです。演奏も凄まじいものでした。混成合唱だけでも900人、それに少年少女合唱が入って、ソリストが7人くらいいましたでしょうか。大編成のフルオーケストラ。青山くんがマンドリンを弾いていました。ハープは4台、パイプオルガンにハーモニュームオルガン、チェレスタ、ピアノなど鍵盤楽器も勢揃いでした。ありとあらゆる音が鳴り渡り、オラトリオのような感じでミューザいっぱいに響きわたっていました。お客さんの数より演奏者の方が多かったのでは?オケのテンションも高く、物凄い集中力で空気は張り詰めていました。

じつは、マーラーの8番はまともに聴いたことがありませんでしたので、初体験でした。しかし、凄い曲です。勉強不足で歌詞の内容もわからないままに、ただひたすら音に浸っているという感じでした。その美しいこと!歌詞の中身はわかりませんが、きっと天国に行くような曲なのだということはわかりました。マーラーは初期の交響曲は「子供の角笛」っていうのがいろいろ出てきて、メルヘンな感じでとても牧歌的な音楽ですが、次第に暗くなっていって、しかも長大なので、家で聴くのもなかなか困難でした。しかし、幾多の苦悩を乗り越えてきっと天国に行くのだろうと、そんな風に感じながら聴いていました。それと、マーラーの音楽は結局「鐘」が鍵なように感じました。オケ全体が「ディン、ドン」と高らかな鐘の音のようになっていました。あぁ、これなんだ!結局、これなんだ!それで、2部の中間部で4台のハープに乗ってバイオリンが天井の音楽を奏でたとき、そのあまりの美しさに、うっとりと空に舞い上がってしまいました。ここ、数十年の間に聴いた総べての音楽会のなかで、ベスト1の演奏でした!

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