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マンドリン悠々(2004年3月8日)
指揮者兼アレンジャーの呟き
2004年3月8日(月) 晴
ハムステッドの思い出。
この話、どこかでしたかな?ぼくは幼少のころロンドンの郊外のハムステッドという街に住んでいたことがあります。アパートは最上階といえば聞こえはいいかもしれないけど、屋根裏部屋のようなところでした。ぼくたち子供部屋の天井には窓がありました。当時は冬のスモッグがまだすごいときで、ほんとうにひどいときなんか1メートルくらい先も霧に包まれてしまいます。思い出といったら、このスモッグのことと、あとは小学校のことくらいです。公立の学校に通っていました。歩いていけるところで、いまでもしっかり通えると思います。チャーチローという暗い教会がありました。
その先によくプラモデルを買ったおもちゃ屋さんがありました。ドイツ空軍の3つプロペラのついた軍用機のがお気に入りで、風邪をひいたときに医者の帰りにそれを買ってもらったときのことをいまでもしっかり覚えています。おもちゃといえば、当時コリにこっていたのがHRゲージの機関車。ぼくたちは最上階でしたが、その同じアパートの1階(庭付き)の家にぼくの親父の上司が住んでいて、そのうちのお兄ちゃんとレールをつなげて家じゅう敷き詰めたのは愉しかったですね。もうひとつ、完全に虜になっていたのが兵隊さんの人形。大きさは1センチくらいの人形でしたが、これがよくできていて、いろいろな軍隊の兵隊が箱にぎっしり詰まっていました。学校の校庭にはおおきな樫の木が植わっていて秋になるとその硬い実が校庭に落ちていました。それにヒモを通してお互いにぶつけあって遊んでいました。割れたほうが負けっていう単純明解なルールでした。学校の机はななめに傾斜していて、蓋のようになっていて、それを持ち上げて開けると、そこに教材などを放り込めるようになっていました。
当時のお気に入りテレビ番組はスティングレィ。敵が襲ってくるとトントコトントコトントコっていう音楽が鳴り渡り、警戒体制になって全てのビルを地下の潜ってしまうっていうやつです。その敵というのが、魚のおばけみたいなやつで、これが結構まぬけで痛快!かならスティングレイという潜水艦の魚雷が命中して口をパクパクさせながら沈んでいくっていうやつです。あれはかっこよかったですね。じつはスティングレイの前にファイヤーボールっていうのがあって、これも人形芝居なんですけどいまから思えばスターウォーズの先取りみたいなのです。そこで出てくるロボットが画期的でした。スティングレイの後がサンダーバードでした。これにはまいりましたね。当時は少年誌にも掲載されていて、キオスクみたいな新聞を山積みになった新聞紙にも、かならず目を通しているようでした
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