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マンドリン悠々(2004年2月13日)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2004年2月13日(金) 晴れ
ロミオとジュリエット
最近、おかげさまで眼の裏のストレスがすっかり消えました。
部屋も片付いたし、なんだか雲のうえにいるみたいです。
きのう、枕のなかのものが溢れて、それで布団のうえが大鋸屑、といっても中身はニセモノでした。ストローのみじん切りみたいのがざくざくでてきて、こりゃ大変じゃ!なんだか砂金をあてたみたいに驚いたのでありました。
掃除機を使わずに拾い集めたのでした。

近況報告など、書きましょう....

最近は、プロコフィェフを聴いています。「ロミオとジュリエット」という曲。長いですよ。なんていうか、すごく取っ付きにくい曲です。どうしてこの曲が人気があるのでしょうか?喰わずきらいみたいにならないようにと、繰り返し聴き始めました。

そうしたら、どうしたことでしょう、だんだん麻薬みたいになってきました。なんともいえない感じです。不協和音が連なって、解決されないまま、ずっとお預け状態、それがだんだん快感に感じられるようになってきました。退廃的。脱力感。リズムがやたらはさしゃぎまわって、すっかり空転しています。なんだか、すごく虚しい気分。田舎のサーカス小屋に紛れ込んだよう。入口はたしかにあったはずなのに、出口がみつからないノそうか、入口が出口だったのだノ、それですっかり迷子になっていると、ピエロにばったり出くわしたりして、世の中捨てたものではない。いろいろなモチーフが絡み合って、それでなんとも渾沌とした世界を描いています。それでプロコフィエフはぜんぜん深刻になりませんね。どこかあっけらかんとしている。さまざまなからくりが満載です。つかまえようと追掛けても、それは無駄でしょう。なんだか鏡のなかにすり抜けてしまうような巧妙さ。白痴のようで、じつは計算高いところもあり、かならず割り切れない難問の連続であります。ヘッドフォンで聴いていると頭のなかが知恵の輪のようになってきて、絡まった毛糸のようになってしまいます。(実際ぼくのヘッドフォンは絡まってる!)

ジュリエットのテーマがいい。すごくメルヘンしていて、怪しいノ狼の影が追掛けてくるようで、異次元の空間を飛んでいる...

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