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マンドリン悠々(2003年8月27日)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2003年8月27日(水) 雨のち曇り今のところ晴れ
展覧会の絵
展覧会の絵を一気に完成させました。これで展覧会の絵は4回目です。はじめてやったのが青山忠くんの依頼でクリスタルでやったとき。もうずいぶん昔の話しですね。あのころは家族で箱根にこもっていてそこにまで持っていてひたすら編曲してました。なぜか箱根の印象が強いですね。それで、最後のクライマックス。窓からさしてくる陽の光のなかプロムナードがふたたびあらわれるところで、大湧谷にさしかかったロープウェイのように突然地面が消えてぽつんと空中にほうり出されるときのようなそういうしかけで臨むことにしました。やはりマンドリンでやるのですから、どうしてもマンドリン中心になってしまいます。その意味ではもともと下敷きに弦楽合奏がありますから比較的うまくいきました。管楽器の役割はこの場合ソロで舞い上がるというよりはオルガンのようにハーモニーをサポートしてもらうといった感じです。ラベルのスコアは、なるべく観ないようにしました。(でも2ケ所、ラベルを採択したがところがあります。もちろんムソルグスキーの楽譜にはない音です。)参照した楽譜はG. Henle Verlagというところの出版です。これおそらく原典版なんだろうと思います。いろいろ注釈が書いてありますから、これはしっかり読んでおこうと思います。オーボエの須藤さんから念をおされたところはしっかりオーボエのソロになっています。ラフマニノフで出番が少ない感じなのでここはがんばってください。きっとラベルよりたくさん吹かなくっちゃならいかも...そうそう、ラフマニノフってものすごくクラリネットに偏っているよね。いいところは全部クラのメロディ。で、おいしい音はみんなクラが持っていってしまう。よほどクラに好きな人でもいたのでしょうか?このあたりは研究の余地ありですね。弦楽のバージョンは10回のときに一度バージョンアップしました。それを再度修正したのが去年の正月。それでアルスノバという関西のオケで演奏していただきました。短期間にもかかわらず素晴らしい演奏だったと思います。ところで今年は11月に福岡でも演奏していただくことになりました。福岡シンフォニックマンドリンオーケストラというかなり気合いの入った団体で、今年は他にも「カレリア組曲」と「シベリア狂詩曲」を演奏してくれます。福岡には是非応援にいきたいと思っています。
編曲の詳細につきましては追々詳しく書いていこうと思います。今日はとりあえず窓からさしこんでくる光りのことだけ。でも、この曲って結局ここがやりたくてやるような感じがあるんだよね。しかし、あそこのギターは弾けるんだろうか?かなり音が高い気がするんだけど...たしか弾けるはずなんだけど...

みなさん、フンテク版のCDは聴いていますか?あのロシア教会みたいな聖歌隊のコラールのようなイメージでいきたいと思っています。それで、鐘が鳴るんだ!街中の鐘を鳴らせ!大地に轟く鐘!そう、この鐘はなにか工夫したいところ、荒木さんに相談してみよう。なんていうか余韻の長い音が欲しい。弱く叩いてもしっかり響いてくるような音を探そう。
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