STUDY NOTE
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    Statlib2.wmf (7856 バイト)

 

 

作者 松本 光正
所属:








埼玉県中学校英語教育
研究会広報部

 

更新日:99/02/14

 

私の勤務する中学校で、今年度(平成11年度)より英語科でStudy-Note/Timeという学校教育用Systemを導入した。

【スタディノートの概要】
1.システムの基本コンセプト
 スタディノートは、「子供達のためのネットワーク仕掛けのノートブック」を基本コンセプトとする学校
用グループウェアである。
 子供達が使っている(紙の)ノートは、情報を記録するだけでなく、自分の知識を外化し、形あるものに
することにも役立てられるはずである。しかし、そのような活かされ方をしている例は少ない。
 ノートは、一般に私的なものであり、他の人に見てもらったり、役立ててもらうものでない。そのた
め、書く行為がモノログ(独白)的になりがちで、書いた内容を他者の視点で吟味し、精緻化・再構成する
ことが行われにくいからである。
 ノートを書くとき、それを読んでくれたり、役立ててくれるであろう他者の存在を強く意識させる。そ
うすれば、書く行為をダイアログ(対話)的なものに変えることができ、子供達の学習活動をより豊かなも
のに変えられるはずである。
 ノートを情報ネットワークにつなぐことで、それを行おうと考えた。そして、ノートに情報
が書かれると、その内容が様々な方法で友達の目にも触れ、友達の学習へも活かされる環境の構築を考え
た。
 スタディノートは、協調的学習活動の中で、子ども達が自分の知識を外化し、吟味・再構成したり、そ
れを社会的に共有していく過程を支援する学校用グループウェアである。
        
図1  < 書く行為をモノログ的なものからダイアログ的なものへ >        
chart.gif (9880 バイト)
      
2.システム構成
 スタディノートは、次の二つのプログラム群で構成され、図2に示すネットワーク環境で動作する。
@スタディノート・クライアント
 子供用コンピュータで動作し、子供が学習時に使用する。
Aスタディノート・サーバー
 サーバー用コンピュータで動作し、スタディノート・クライアントで作成きれた情報の共有・蓄積・検
索などを支援する。
      
図2     
chart2.jpg (9553 バイト)     
    

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【個人研究内容】
- 平成8年4月より -
グローバル英語教育の導入〜異文化理解教育からのアプローチ〜
@メディアの活用A相互依存B参加型協同学習C国際交流・体験学習D英語・実践的コミュニケーションの必要性

Bcity1.wmf (1404 バイト)
上記詳細は mail にて: mitsumasa@saitama.email.ne.jp